午前中の作業でプラサフを吹いた後の内面の気になるところへ盛ったパテへのペーパー掛けから再開します。
320番、600番、1000番と番手をあげて表面を仕上げて、2回目のプラサフを吹きます。
マリナーブルー用の方には下の写真の様に、表面にニキビのようぶつぶつが出来てしまいました。
一方、VR−B様の方には、サフが弾かれたような引けがあります。下の写真ではパテの部分が引けている様に見えますが、パテの上でも問題ない部分もありますし、パテとは関係ない部分にもサーフェイサーが乗っていない部分があります。
同じ素材に同様に脱脂して、同じ様にサフを吹いたのですが、片やぶつぶつな出っ張り、他方は引けによる凹み。仕上がり具合に大きな差があって悩まされます。
VR−B様の方には、引けによる凹み部分が埋まる様にかなり厚めに3回目のプラサフを吹き付けました。ある程度乾燥した頃を見計らって様子を見に行くとあんまりな状態に驚愕しました。プラサフが大幅に引けてしまい、塗膜が裂けています。
あまりのショックにしばらく立ちすくんでしまいました。
サフがきちんと乗らなかった原因を良く考えず、厚く塗って済まそうと手を抜いたのが悪かったと反省です。しかたなく地道に厚く塗りすぎたサフをペーパーで削り落とします。
ところが、厚く塗った所以外も3回目に吹いたサフと、その下地が全く馴染んでおらず、指で擦ると日焼け後の皮膚の様にどんどん剥けてしまいます。
上の白い部分が3回目に吹いたプラサフ。中央の少しグレーがかった部分が1〜2回目に吹いたプラサフ。下のグレーの部分が素材のプラスチックです。
もしかしたら、1〜2回目に吹いた99工房のプラサフと、3回目に吹いたHoltsのプラサフのメーカー(組成)の違いのために馴染まないのだろうか?
これまで全て99工房のプラサフを使用しており、使い切ってしまったのでHoltsに切り替えたところです。もしこれが原因だとすると、今日一日の作業がパーになるだけでなく、全てのプラサフを削り落とさなければならなくなります。
ショックが大きすぎて、思考が停止してしまいました。
何も考える事なく、ひたすら地道にプラサフを削り落として行きます。
ニッタさんの奇襲を受けたのは、このような精神状態の時でした。
お茶も出さず申し訳ありません。
想像を超える悲惨な状態でショックが大きすぎてこの日の記憶が曖昧です。よく思い出せず、ブログを書くのにも苦労しました。
この日の午後の作業時間は約5時間です。
ここまでの総作業時間は約27時間25分です。たぶん。
これで来週はラッププレイとなりそうです。
それでも負けずに、
その8へつづく。
Posted at 2012/09/06 21:44:48 | |
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