
キッチンのワンハンドル混合水栓の根元(スパウト下)からの水漏れ対策でパッキンとカートリッジ交換に2月7日から挑戦しつつ、
失敗の連続で諦めたのが2月14日でした。
交換に挑戦する中で色々弄ったり緩まずに叩いたりした影響か、水漏れがひどくなってしまいました。根元に水が溜まる程度のわずかなものでしたが、ポタポタと連続して水が滴るようになり、数時間で大きな鍋が一杯になる程です。
元々忙しい時期だった上に、2月17日からは別件で心が折れることが続いて水漏れ対策どころではありませんでした。
家族からは「最初からプロにお願いした方が安く済んだのでは?」との言葉が出て、近所の知り合いからは「どうなったの?」との声が家族へかけられ続けたようです。
2月14日から家族への説明も相談もせずに3週間放置した後、久しぶりに休みが取れて私が家で過ごせる3月6日を迎えました。私の不在中にAmazonから荷物が届いていました。
KVKの専用工具です。結局我慢できずに再挑戦することにしました。
次男が「やろうか?」と言ってくれたのでお願いしました。剣道部で握力と腕力があるのでとても助かります。自ら言ってくれたことがとても嬉しいです。
ところが、専用工具を使って次男の力を持ってしても緩みません。専用工具でも力を強くかけると上に逃げてしまいます。
そこで家内が工具が上に抜けないように押さえつけて、次男は緩める方向にトルクをかけることに専念できるようにしましたが、それでも緩みません。
私と次男のコンビでも緩みません。
さらにハンマーで工具の柄の先端を叩いてみましたが、それでも緩みません。
いよいよこれでDIYでの交換は失敗確定か・・・?
私に考えられる最後の手段。片方の工具を柄をそれ以上動かないように壁に当てます。(壁はホーロー素材なので割れや傷を防ぐために布巾を挟んでいます。)
もう一方の工具の柄の先に差し込んで、柄の長さを延長します。(本来はパイプなどを差込みたいところですが、適度なパイプがないためメガネレンチで代用。どちらも正しい工具の使い方ではありませんので、実行は自己責任で。)
この方法で本体のネジが緩んでくれて、全体をばらすことができました。緩んだ瞬間は最高に嬉しくて歓声を上げました。
バラしてから部品を持ってホームセンターへ。2月にホームセンターの水回りコーナーで相談した時には、「バラして部品を持って来なければどの補修部品が合うかわからない」と言われました。今回バラした部品を持っていくと、「部品を持ってこられてもわからない。本体の型番を調べて来るように」と言われました。ホームセンターはたくさんの種類のものを扱っているので、すべての店員さんが正しく理解、説明できないのは仕方ありませんね。
家に連絡して長男に型番を調べてもらい、カートリッジとスパウト上下のパッキンの交換部品を購入しました。
本体の上下に入っているOリング(下の写真の手前側2つのOリング)も交換したかったのですが、これらは入手できず再利用します。
バラした各種パーツを家内が洗ってくれました。
家内が洗ってくれましたが、まだちょっと気になる汚れも残っていたので、
私も追加で洗います。
完璧ではありませんが、だいぶ綺麗になりました。
さらにキッチンの奥側と壁のコーキングに隙間が空いてきていて、家内が気になっていました。
カッターで古いコーキングを外して、
シリコンシーラーで新たにコーキングします。
これにて完成。水漏れもなくなり、ハンドルも蛇口も綺麗になりました。プロにお願いした方が安く済んだかもしれませんが、ここまで部品を綺麗に洗ってもらえない(自分でも洗えない)ことでしょう。これも自分でやる良さの一つです。
無事に完了したことを祝って家族で3時のおやつを楽しみました。
DIYは大変ですが、うまく行った時に嬉しさは格別です。
(うまくいかないこともあるので注意が必要ですね。)
見守ってくれ、手伝ってくれた家族に感謝しています。
Posted at 2016/03/11 15:46:13 | |
トラックバック(0) |
その他 | 日記