
トークショーを見に行ったディーラーには展示車も試乗車も豊富にありました。
その中にデビューしたばかりの気になるMX-30も
じきに電気自動車が出るという事もありますが、今までのSUVとは異なる毛色というか気風を感じます。
SUVと言えば、オフロード四駆っぽい大きなタイヤと高い車高、そしてリアウィンドゥがオフロード車よりも寝ているスポーティーな感じが共通する雰囲気だと思います。
それに対し、MX-30は違う雰囲気が漂います。
一つは観音開きドアにより、後ろのドアが短く存在感が薄いため、3ドアのように見える事。
もう一つは既存のSUVよりもリアウィンドゥが寝ていると言うか、ルーフが早い段階から下降していき、同じハッチバックと言ってもスターレットやマーチの様な立ち気味なリアウィンドゥとは異なるAE86や180SXの様なスラントしたリアゲートによるスポーティーなシルエットの為でしょうか?
さらに面白い事には、ボディーカラーによって全く異なる印象に見えます。次男が100周年特別記念車のロードスターの正式契約に
ディーラーを訪れた時に見たMX-30はブラックボディーでした。
ブラックボディーではこれまでのマツダのデザインとは異なるながらも、大きな枠では普通のSUVに見えました。ところが今回の色は上記の様に印象が大きく異なります。
MX-30はこの色や100周年特別記念車のような2トーン(3トーン?)が本来のデザインを引き出しているかも知れません。
長男も詳しく見ています。低く見える割にはラゲージスペースは十分にありそう。
(普段ロードスターに乗っている人間が言っても説得力無いですね。)
リアにチャイルドシートがセットしてあるとは、さすが!
確かに小さな子供がいるファミリーには通常のSUVよりもスライドドアに使い勝手が似ていて便利そう!!
長男の運転で試乗に出発!
あちらこちらに様々な表示があるも、切り替えが分からなくて・・・
便利そうで戸惑う。 営業さん、頑張れ!!
MX-30、エクステリアデザインというか、パッケージは新しいジャンルと言っても良いかも知れません。
現在のSUVブームの前の、ミニバンブームよりも前にあった、ステーションワゴンブーム。そのブームを切り拓いたのはレガシーツーリングワゴンと言われることが多いようですが、

レガシーツーリングワゴン(
Wikipedia「スバル・レガシィ」より)
私の感覚ではその前のレオーネツーリングワゴンが先駆けと言うべきではないかと思いつつ、

レオーネツーリングワゴン(
Wikipedia「スバル・レオーネ」より)
レオーネは車高が低いライトバンベースの本格四駆(プロの仕事道具)と言う意味合いが強く、
スタイリッシュかつ利便性が高いRV(リクリエーショナルビークル=余暇車)としてのツーリングワゴンはカペラカーゴが引き金ではないかと思っています。(個人的見解)

カペラカーゴ(
Wikipedia「マツダ・カペラ」より)
MX-30も写真で見たイメージと実際に見て受ける感覚の違い、さらには色による印象の違いが非常に(想像以上に)大きい車です。是非とも気になる色は実車を見にいくことを強くお勧めいたします!
MX-30が従来の「SUV」とは違ったカテゴリーを創出して新たなブームのリーダーとしてたくさん売れるのか、かつてのスカイライン5ドアの様に静かに消えていくのか?

スカイライン5ドア(
みんカラGris Borealさんのブログより)
前者であって欲しいと思います・・・・
皆さんはどう感じますでしょうか?
Posted at 2020/11/17 21:11:02 | |
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