今朝は全国的に冷え込んだようで、大阪府の自宅付近も氷点下でした。
車とは関係がないですし、内容がデリケートですので、真意とは異なって伝わるリスクの高いブログ環境で話題に上げるべきなのか悩みました。
ですが、一般的な感覚の皆さん(車に関しては一般的な範疇を超えている方が少なくありませんが)の考えも知りたくてアップすることにしました。
話がおかしな方向に行きそうになったらブログを消してしまうかもしれません。それでもよければお付き合いください。
氷点下の寒い朝、とても不自然な子どもが駅に一人でいました。
・小学校の3~4年生くらい。
・手袋をしているが、長袖ジャージの部屋着風で薄着。
・かばんなどの荷物を持っていない。
普通の親ならば氷点下の朝に外出させる服装ではありません。
さらに上手く表現できませんが不自然です。頻繁に自宅と祖父母宅の移動をしているなどの行き来に慣れた行動の様には見えず、動きに迷いと戸惑いが感じられます。
これだけで十分心配です。
余計な事かもしれないと思い、かなり悩みましたが声をかけました。
今から自宅に帰るとの事でしたが、当然ながらあまり話してくれません。
更に先に出た下り電車だけでなく上り電車も乗らずに見送るようです。
混んでいるから乗車を見送るのだそうです。
隣の人と肩が当るか当らないかという 朝の通勤時間帯にしては混雑は緩やかな方であり、混雑を理由に乗らないのであれば当分乗ることが出来ないことが予想されます。
通勤時間が過ぎるまで冷たい風が吹く氷点下のホームで待つのは問題です。
暖かい駅員室で休むように促しますが、動こうとしません。
私一人で改札口に向かい、駅員に保護してもらうように頼みました。
駅員はその子どものことは覚えていたようですが、すぐには動いてくれませんでした。
薄着である事と電車に乗らなかった事を伝えるとやっと行ってくれることになりました。
どうやらこの時間帯は一人で勤務しているようで、自動改札機の読み取りエラーや定期券の更新などの対応ができなくなってしまうため、簡単には持ち場を離れられないようです。
子どもは駅員に言われても初めは嫌がっていましたが、なんとか暖かい駅員室へ行く事になりました。
プライバシー保護のため人物にモザイクをかけています。
言葉で伝えられない状況やリアリティを補うために写真を撮り、掲載しました。
しかしながら私自身が最初から迷っていたように余計なお世話の可能性もあります。余計なお世話で済めばまだ良いのですが、一歩間違えれば私が犯罪者になってしまいます。
現在大阪府では子どもへの声をかけを禁止することを検討しているようです。主旨は分かります。しかし警察と検察の主観だけで犯罪者にされてしまう事になります。
親切な声かけか、悪意がある声かけかは状況で明確だから心配ないと考える人がいるかもしれませんが、それは大きな間違えです。
警察や検察に正義の心はありません。それは裁判所の仕事であって、警察や検察は各案件の「犯人」を上げることが仕事だと考えています。
そのため何かの間違いであったとしても、いったん事件となったからには有罪となるように全力で仕事をします。
たとえ親切な気持ちから声をかけたのであっても、声をかけられた人がどう感じるかは分かりません。 「不安だったでしょ?」 と聞かれれば、知らない人に声をかけられた子どもとしては 「不安だった」 と答えるでしょう。これだけで 「子どもに不安を与える行為」 だと言われれば警察や検察側が責められる事はなくなります。
中国で転倒など事故にあった人を助けたら、助けた人が犯人扱いされる事件が頻発しました。
それを受けて車にひかれた子どもがいても、ほとんどの人が助けないという事件も起きました。
日本も(大阪も)そのような国に(地域に)なるかもしれません。
もしこのような法律が成立したら今朝の状況でも私は声をかけなかったと思います。
ましてや時間帯が夜で子どもがもう少し大きな女の子だったりしたら、こちらが怖くて近寄ることすら出来ません。
みなさん、この法律についてどう思いますでしょうか?
心配から知らない子どもに声をかける事をどう考えますでしょうか?
氷点下の朝に考え、悩んでしまった話でした。
でもやっぱり声をかけてしまうかな?
Posted at 2011/12/27 12:31:28 | |
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