
久しぶりのブログになります。
昨年の春から原因不明の体調不良に悩まされながらも、気合いで頑張っておりました。
しかし年明けには気合いも枯れぎみになり、本業の日常業務でさえ手を抜かなければ立ち行かない状態になっていました。
仕事も家族も車遊びも、自分の体調を探りつつの綱渡りでした。
まだまだ以前の状態には戻っていませんが、だいぶ落ち着いてきたので2ヶ月前のブログでもアップしてみようと思います。
2月1日、夜中の1時すぎにミニバスでスキーに出発。
早くも草津JCTから冒頭の写真のとおり雪に振られ始め、30分も走ると路面に積雪が見え始めました。
ミニバスで遠出するときは、おおよそ1〜2時間に10分の休憩を取り、車を休ませるようにしていました。
ただこの日は、子供が寝ていたこと、雪で平均速度が遅かったこと、そしてドジなことに一宮JCTと間違えて手前の大垣西ICで一度高速を降りてしまったことから、途中の給油と3分程度のトイレ休憩以外はミニバスを休ませることなく走り続けました。
雪が降る寒さの中なのでオーバーヒートにはならないだろうと考えていた事もあります。
ところが、5時ちょうどに高鷲ICのETCゲートを抜ける最中にミニバスがエンストしてしまいました。
ETCゲートを抜ける前からエンストに気づいたので、そのままETCゲート先の駐車場(チェーン脱着場?)脇まで惰性(慣性)で進んで安全に止まることができました。
以前からエンジンの調子が悪かったこと。その対策整備を終えてから、まだ少ししか走っていなかったことから、ある程度は想定の範囲内で慌てることはありませんでした。
ただ、ちょっと嫌な予感はしました。
イグニッションキーを回すと直ぐにエンジンが始動してくれました。この時は「嫌な予感は杞憂で済んでくれた」と思いました。
ところが、PからDレンジに入れて発進しようとすると「プスン」とエンジンが止まってしまいます。2〜3回やっても同じでした。
今までにない症状です。
水温計も正常でオーバーヒートではありません。
(水温計は走行中も度々チェックしていてずっと正常でした。)
ここで慌てないように自分に言い聞かせます。
まずは停車している場所の安全確認をもう一度。
自分が落ち着いたら、数分待って車も落ち着かせます。
そのうえで再度試すと今度は発進してくれました。
ほっとできないまま進むと、次の赤信号での減速中にまたエンスト。
信号待ち中にエンジンは一発で再始動したけれど、青になって発進しようとするとまた同じようにエンスト。
後ろの車に迷惑をかけながらも、信号をもう1サイクル試すもアウト。
長男に車を押してもらって、信号の先の路肩までミニバスを移動しました。
ニュートラルでの空ぶかしなら問題なくエンジンは回る。
バックなら進むが、Dレンジで前進しようとするとストール。
水温は問題なし。
冷却水量もオイル量も問題無く、エンジンルーム内に漏れた様子はない。
プラグコードやホース類の抜けや、猫や異物などの侵入の様子も見られない。
プラグもプラグコードもキャブもオルタネーターも変えたばかり。
変えたばかりだからこそトラブルが出る可能性も否定できない。
万一このまま走れなかった時のことも頭をよぎります。
自宅から200Km以上離れているが、車はどこに預けてどうやって帰るか?
保険で帰宅費用は出るが、レッカーはおそらく数十Kmだけだろう。
エンジン始動とエンストを繰り返してバッテリーが上がったら暖房も効かなくなる。
とりあえず「しばらく待つ」ことしかできない。
エンジンを切って15分程じっと待つことにした。
車を休ませた(クールダウンした?)効果か、この後は発進してくれました。
恐る恐るスキー場に向かって車を走らせていると、5分と持たずにまたエンスト。
再び15分ほど休んで再出発となり、なんとかスキー場に到着できました。
スキー場のホームページによると高鷲ICから10分とありますが、そんなこんなで1時間以上かかりました。
ブーツの履き替えや道具の準備などを行っているところで夜が明けました。
久しぶりの家族4人でのスキーを楽しみます。
(息子たちはスノーボードですが・・・。)
リフト券の安さと近さを理由に普段行くスキー場とは異なり、こちらのスキー場は広く、長く、雪質も景色も良く気持ちいい。
偶然、次男の同級生の家族も同じスキー場に来ていました。広いスキー場なので、昔なら偶然ばったり出くわすこともなかったでしょう。
今はラインだかfacebookだかでお互いに気づくようです。合流して一緒に滑りました。(今回は出発前に分かっていたそうですが。)
早めに滑り始めた代わりに、道路渋滞を避けるために15時前には帰路につきます。
またミニバスが立ち往生する心配があるので、次男の同級生の家族の車も一緒に並走してもらいます。
もし再び走れなくなったら、家内と息子たちは同級生の車に乗せて帰ってもらいます。私はレッカーを読んで現地のスバルディーラーに預けてから公共交通機関で帰る覚悟をしていました。
一宮のハイウエイオアシスまで問題なく走れたので、そこからは大丈夫だろうと判断して同級生の家族には先に行ってもらいました。(ミニバスの巡航速度はかなり遅いので。)
その後も自宅まで問題なく走行して帰ってくることができました。
今回のミニバスの立ち往生にはかなり冷や汗をかかされました。
昨年夏前整備の
第一弾と
第二弾に加え、
年末のリフレッシュ整備でかなりの費用をかけたのですが、今後は大丈夫なのだろうか?
20年を超える車と付き合うということは、こういう事なのでしょうね。
ロードスターもいろいろ心配になります。