
夜明け前のまだ真っ暗な中、宿を出発。
少しづつ明るくなる東に向かって車を走らせ、
7時過ぎに目的地近くに到着。
駐車場の「収容車」、乗りたくない・・・
今回 九州に来た目的は天草マラソン。
今回は長男がフルマラソンに初挑戦。
・数ヶ月前にサッカーだかバスケだかを友達とした時に、スタミナ不足(劣化)を感じたこと。
・50歳のおっさんが走れるなら、20歳なら余裕で勝てそうな気がしたこと。
・私より大幅にタイムが良かったら挑戦を讃えて何かをせがもうとしたこと。
と不純な動機も含まれていますが、挑戦するなら応援するのが私の性分。
過去に参加したどのマラソン大会よりも大会Tシャツの着用率が大幅に高い!
このTシャツが天草マラソンの特徴の1つなのでしょうか?
私には余裕で勝てる自信があった長男ですが、忙しくて13kmと10kmの2回合計23kmしか練習していない。ほぼぶっつけ本番状態。当日は完走の自信がないと言いながらのスタート。
そうは言っても若くて元気なので、スタート直後から私より先に進んで行きます。
海岸線に出た頃にミニーマウスに遭遇!
クォリティ高い! その分 暑そうだけどフルマラソンで大丈夫かな?
給水所でどうするのか心配。
まさか、被っている頭をとって中の人が・・・と見ていると、
ちゃんとストローを持参していました。さすがです!
写真撮影とSNSへのアップも快諾してくださりました。ありがとうございます。
給水所では地域の銘菓も配られています。これは「黒まん」
美味しくて、小さくて補給食にバッチリ。
手作り横断幕の応援団も。
チームの応援かな? こんな応援されたら元気が出ますよね。
「四郎の初恋」もこの地域の銘菓。
南蛮柿餅(いちじく餅)と言うのが珍しくて美味しい。
一人では無理だけれど一緒に走る仲間から元気をもらうと言うのも大会に参加する理由の一つ。
同じ目的に向かって頑張っている者同士で助け合う力って大きい。
そう思っていたら、ハーフマラソンの折返し地点で急にランナーの数が激減。
減ってもランナーがいます!
太陽も青空もヤシの木も海も、綺麗な景色も応援してくれます。
天気が大荒れだった前日は、このコースまで波が被っていたそうです。当日晴れて運が良い!
私はまだ14kmしか走っていないのに、フルマラソンの先頭ランナーとすれ違い。
スタートから2時間23分、私が20km走った地点で長男とすれ違い。
折返し地点が中間だとすると、長男は私の2.2km先を走っていることになります。
前回の名古屋で前半のハイペースが祟って後半走れず歩くことになった反省を踏まえて、今回は最初から1km当り6分40秒から7分10秒くらいのペースで進む作戦。
スタートから2時間34分で折返し地点。
「ペースを落としたら楽に行ける」と言うのは甘い考えだと思い知らされます。
折り返してから急にしんどくなります。
何度も経験しているのに、実際のツラさは忘れているものです。
この付近は応援の人がいないので、景色に励まされて進みます。
おっ、前に見えるのは長男。
スタートから4時間14分、34.2kmの地点で歩いている長男に追いつきました。
「歩かず走って完走」が目標ですが、この下り坂は膝を壊さない様に歩く速度で降ります。
いよいよゴール。最後の1kmがどんだけ長くシンドイか、想像を超えます。
5時間40分でゴール
今回は、歩かないと言う目標を達成できました。(歩いた前回より遅いけれど・・・)
私の17分後に長男もゴール!
体育館で倒れ込んだ長男は私より遅かったのを悔しがっていましたが、練習もせずに6時間以内で完走できたのはさすがだと思います。
会場のあとは約2時間半運転して熊本市内のホテルに宿泊。
完走祝いに、馬刺しと和牛を楽しみました。
長男も、他のランナー、給水所やコースのスタッフ、沿道などの応援がなければ完走できなかったと、周りの人の力と感謝の気持ちを実感できたようです。
「次回は5時間を切る」と言う長男ですが、「いつ挑戦する?」と聞くと「1年間はイイや」との事。
これは練習するかも、次回挑戦するかも怪しい? いいや 信じなければ!
長男がまた挑戦するかどうかより、まずは自分が
また挑戦するかどうかが大事!
Posted at 2019/02/05 19:39:08 | |
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マラソン | 日記