
友人も書いていましたが、やはり50年も経つふるーいクルマの維持は簡単ではないかもしれません。
フルレストアされたクルマを買って、不具合あるとショップにクレームつけれれば良いのだけど、安い時に買ったいわゆるポンコツの部類だから僕の901たちもコツコツとオーナーがメンテナンスするか出来ないところはメカさんにお願いするしかないのです。
クラッチやミッション、エンジンなど分かりやすいメカ部品の不具合は大抵部品交換やダメなところの見極めが出来れば良いのだけど、たまになかなかメカさんでも不具合の原因が分かりにくいところもある。
タルガにしてもずっとアイドリングの燃料調整に難があったのだけどなかなか解決できないでいたので都度微調整したり、調整ミスしたりで困窮したりで、時には手放してしまおうかなんて考えたわけです。
2号ちゃんもずっとスロットル中間域などでスムーズさがなく都度メカポンの燃調を濃くしたり薄くしたりとして対応するけど原因が分からず時は過ぎなんて事もありました。
まぁ、結局コイルがダメだったのだけど、エンジンかからない等完全に死んでくれれば分かりやすいのだけど中途半端に性能劣化してるとなかなかすぐ交換と気づかないもので。
その他細かい不具合はたくさんあってひとつひとつ対処していくとかなり快適なクルマになってくる。
ポルシェなんかは昔から細かい調整が出来るように設計されてるのでサッシュのたてつけなんかでもキチンと調整すると機能や見た目もちゃんとするようになる。
そんなこんなで新車時の状態を想像すると、ホントに楽に乗れて機能的なスポーツカーなんだなぁと言うことが伺い知れる。
同じ仲間なら皆さん色々と苦労してて知識や経験も豊富なのが助けになるし楽しいのですよね。
まだまだ細かいところは不完全なナロー達、手を入れていかなきゃいけないので全くもって手放そうかなんて事にならないよね。www
年配のあるメカさんが「壊れるから面白いのだろ!」と言ってた。
ぼくはそこまでなかなか思えはしないけど、治せたときの達成感はやっぱりスッキリ気持ちいいもの。
お金では得られない楽しみがあるのも事実かもしれないなぁ。
Posted at 2024/05/01 20:23:22 | |
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