
今日はオフ―、時刻は16時ちょっと前。
前回のブログのとおり、現在、エンジン不動になっている妻の原付ciao(ピアジオ・チャオ=足漕ぎペダル付の本当の意味での「原動機付自転車」。モペットというそうです)の修理に取り掛かります。
日中はちょこまか忙しかったため、やっとこの時間からの作業開始です。でも、このぐらいだと湿気も納まり、意外と作業しやすいんですよ(苦笑)。
下の写真はその時のガレージ内の温度と湿度を示したものです(気温31℃、湿度56%)。
これぐらいなら動きやすいです。また、原付の修理ぐらいでしたら、手狭ながら陽のあたらない我が家のガレージ内でもできますし。
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ではまず、ciaoの故障に至ったところからその後に行なった作業を振り返ってみると、
妻が買い物からの帰宅途中に突然エンストした。
・ガス欠ではない。
・サビなどでフューエルフィルターが詰まるなどの燃料系のトラブルではない。
・電気系かと思い、プラグを外しエンジンに当てながら点火を見ると火花が飛ばない。
点火系の異常と判断してプラグを購入して、交換。
・しかし、やはり火花は飛ばない。
・イグニッションコイルが怪しい様子。
新品のイグニッションコイルを購入して、交換。
・一旦は走り出すも、すぐにまたエンジンがかからなくなる。
車体側のハーネス(配線)を確かめる。
・配線の被膜が日本製のものに比べて非常に軟らかい素材でできていて、また溶けて配線同士が癒着している箇所を発見する。
ハーネスの不具合部分を切開して絶縁テープ等で修復。
・やはりかからない。
・プラグはかぶっている様子。
その後日常の忙しさに流され、放置して約半年―、です。
いや、本当に情けない。
機械ってのは動かせば動かしたで磨耗等で故障していきますが、動かさなければまた固着などの不具合を起こすものです。
という訳で、久しぶりにciaoの修理への再チャレンジとなりました。
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では、作業を行なっていきます。
放置している間に燃料漏れを起こしてた。
・あたりをつけて、キャブ付近のボルトを増し締め。
→一応、現時点で燃料漏れは収まった様子。その際、茶こしのようなエアフィルターもパーツクリーナーで洗浄して、乾燥。
キャブのアイドリングストップスクリューを調整。
・ここで「アレッ?」っと、ふと勘が働き、一度押しがけをしてみると―、
エンジン始動ぉ!!
オイオイ、なんで今一発でかかるんだ!っと、1人ciaoにツッコんでみる(笑)。
しかし、何かおかしい―。
・アイドリング高し。スロットルレスポンス悪し。
→キャブのアイドリングストップスクリューを調整。
・なおもアイドリング不調。
→スロットルレスポンスの悪さはスロットルワイヤー自体の遊びと、ケーブルの中でワイヤーとの間に抵抗があることが原因と推測。
・スロットルワイヤーをいったん外し、シリコンオイルスプレーを適量塗布。
→スロットルワイヤーの動きはよくなった。後はワイヤーをスロットルレバーに取付ければ修理完了!
そそくさとワイヤーをスロットルレバーに取り付けます。
・そうそう、後は元どおりに取付ければ完成です。取り付ければ、、取り付ければ、、取り付け…。
→取り付かん(苦笑)!!
失敗したぁ!スロットルレバーの小さな穴にワイヤーが上手く入っていきません!
時間はどんどん過ぎていき、辺りは暗くなってきます。
心配した(実はこの作業に興味津々の(笑))娘が懐中電灯で照らして手伝ってくれるも、これではもう作業は無理です。
20時過ぎ―。
あきらめて作業終了―。
まぁ、エンジンはかかったことですし、吉本新喜劇風に言いますと
「今日はこのくらいにしといてやる!」でしょうか(苦笑)。
この約4時間強の作業中、頭は集中しっ放しです。やはり作業に慣れてないんでしょうね。
特に後半はスロットルワイヤーで手こずりましたので、体力が消耗しきる前に撤収しました。
まぁ、何よりエンジンはかかりましたので良しとします。
結局ciaoのエンジン不動の原因は点火系で、その時に修理できなかったのは私の経験不足だったためと思われます。
続きはまた来週の休みの日にすることにします。
いやはや疲れました(苦笑)。
追伸
クルマやバイクを修理する時に子どもが手伝ってくれることは、嬉しいものですね(笑)。
追伸2
久しぶりに油や埃にまみれた腕、風呂でしっかり洗い落とします。
でも、やっぱり手先の指紋や爪の間には黒い汚れが残ってしまいますね。
気を取り直して頭を洗います。
するとどうでしょう、残っていた手の汚れが落ちているではないですか!これはいい!!
…………。
頭を石鹸で2回ほど洗い直しました(笑)。
Posted at 2013/07/29 08:24:19 | |
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