炊飯器のボタン電池交換

嫁ハンから「炊飯器の時計が消えて、タイマーセットできなくなった」と。

7年前に購入した炊飯器なので、ボタン電池の寿命と推察し、交換しようと電池の場所を探すも、外観からは見つけられず。

説明書を読むと「専用だからお客様では交換できません、サービスセンターへ」みたいなことが。

ネットで調べると、２週間預け、8,000円もかかるのだと。

2週間？　その間ずっと米を炊けないって？
8000円？　じゃぁ買い替え？

いやいや壊れてないのにボタン電池切れたぐらいでそれはちょっと。
同じ気持ちを味わって交換した人のブログを参考に、自分でもやってみました。
次回交換の時に迷わないよう、自分のために手順を整理


まずは底部のパネルを外すべく、ねじ5本回してサクサク分解

ねじ位置が深いので長いプラスドライバが必要。



さらに何本かのねじを外し、

フロント部の基盤を引っ張り出し。

ようやく電池を見つけました。

本当に固定されてる(;'∀')

パソコンならマザーボード上とはいえ、電池ホルダーがあって交換しやすいですが、

このようにはんだ付けされて簡単に交換できないような取り付け方は･･･
修理代搾取or買い替えを狙った意地の悪さを感じる設計。
ちなみにホームベーカリーも同じ型のボタン電池ですが、分解せずに外から交換できるようになってます。


10年ぐらい前に100均で300円ぐらいで買った半田ごてで、

電池を固定しているハンダを溶かし、基盤上から外します。

黄色い絶縁材に巻かれた外した電池と、新しく入れる電池＆ケーブル

厚みや型番が違うけど、3Vなので大丈夫らしい。

古い電池の端子は外れないので

電池にケーブルを直にはんだ付け(^^;

そして

適当に絶縁

＋－間違えないように、ケーブルのもう一方の先を基盤にはんだ付け

そして電池を隙間に押し込む。

このあと逆の手順で組み立てて、さぁ完成！
1時間かからずに8,000円浮いたー！

と喜ぶのもつかの間、電源入れてもスイッチが反応しない･･･
再度分解し、その状態で動作確認すると正常に動く･･･
組み立てると、また動かない･･･

戻すときにスイッチが引っ掛かり、正しく組み立てできてないのがわかるのに1時間、そこから正しく組み立てできるまでに更に30分ぐらい。

最後は　「押してもだめなら引いてみろ」　的な問題でしたが、結果的に2時間半かかる大ごとに。でもまぁその日の夕飯にはどうにか間に合いました。


と思ったら、ホームベーカリーの電池も切れました(;'∀')
こちらは、良心的な設計のため、同じ型の電池が必要、でも手元になく、すぐに直せませんでした。
よく言われますが、家電って一斉に調子悪くなりますよね。
他にも出てくるのか･･･


それにしても電池切れたら買い替えろ！　と言わんばかりの炊飯器の設計はいかがなものか･･･
このメーカの製品って、長持ちする良心的なイメージがあったんですけどね･･･

あ、セルフ交換は決して真似をなさらないように･･･