
生育面
まず播種、育苗、定植までは順調以上の好調といえる状況であった。理由は3月4月5月とかなり気温が高く、苗がかなり大きく育ったためであり、ハウスに定植してからの生育にかなり期待を持った。だが結果はハウスごとに明暗が分かれた。

つぼみが付いたあたりから害虫による食害が続き、殺虫剤を4回散布したが結局解消(完全駆除)できなかった。

ハウス番号東1号は3品種を定植した。
生育の勢いは旺盛で、8月第1週ピークのつもりが7月末にはピークとなった。旺盛の理由は1)苗がそもそも大きく育っていた、2)6月7月の気温が高く、日射も良好だった、3)苗と土との相性が良かった(マルチがけがうまくいった)。

東1号で収穫したトルコキキョウは茎が太く、背丈も結構あってつぼみもたくさんついてるため、3品種で7本とか8本で1束を作成した。

しかしながらお盆前の収穫時期にはピークを過ぎて花が年寄ってきたことと気温が高いことと相まって首折れが大量に発生し、一番先にピークに達したピンク品種(”クラリスピンク”)は2/3も収穫できず残りは廃棄となった。

同東2号は8品種を定植した。
苗時点では生育は普通であったが全ての品種でその後の生育の勢いは弱く、収穫時期もだいぶ遅れてお盆直前となった。丈短く細い茎に花1輪、と最低の花姿。売り物にするために調製は15本で1束とかの姿となり、ショート丈と称して販売した。
不良の原因は定植時に苗の周りに土をかけて軽く押さえ込む、という基本を怠り、土をしっかり圧迫をしないでぽんぽんと苗をおいて歩いたせい(楽したくて手抜きした)。以降、根っこの活着が弱く、その後の生育に大きな支障を与えてしまった(まぁ、それだけでもないが、後段アリ)。
販売面

こういう花束を約200束ほど作成、すべて販売できた。
売り先としては産直、大口さんのA美さん、大口さんの某さん、自家となるが、販売数は産直で約100、A美さんで60、某さんで40、自家は10くらい(?)であった。

当然クレームもあり、スリーブに押し付けられているところの花の傷みがある、というものだった。少しスリーブをきつく締めすぎたようだ。素直に反省。
技術面
昨年からの暑熱対策としては、ツマの開放、扇風機による換気を実施していたが、さらに今年は思い切って遮光幕もかけてみた。ハウス内の気温が数度は下がったようで明らかに涼しく、花の首折れの総数もそこで止まったようだ(首折れが治るわけではないけど)。
扇風機を稼働させるために電源コードを引いた(恒久版と年間版)。
ダメ原因は耕起不良と考察、ハウスの耕起修正案を思案中。
浸水経路を発見、修正施工中。
開花した花の老化を遅らせるために冷蔵庫を18℃で使用。結果はいい感じ。
頑張り面
朝4時起床、就寝2時。
Posted at 2024/08/21 09:34:25 | |
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農作業 | 日記