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2010年10月15日

「たった今」を足場とする ~巨大バナナに囲まれたコルベットとハーレー~

「たった今」を足場とする ~巨大バナナに囲まれたコルベットとハーレー~
いずれも二重括弧内は、アメリカの作家、故ヘンリー・ミラーが述べたとされるものだ。

『過去にしがみついて前進するのは、鉄球のついた鎖を引きずって歩くようなものだ』

人生とは、「たった今」から始まる。より正確に言うならば、
我々は「たった今」だけを生きている。
人生とはこのような「たった今」の繰り返しだと思う。
そして、「たった今」という刹那刹那に続くその瞬間ごとに、私たちはいろいろな感情を抱いて、いろいろなことを考えている。考えていないようにみえても、潜在意識ではなにほどかのことを考えているはずだろう。
未来を夢見るのもいい。過去を顧みるのもいい。
それはその人個人の自由だ。
しかし、それは「たった今」からみた過去であり、未来であるに過ぎないと思う。
だから、私たちは過去とか未来という言葉・概念を持っているのだ。

「たった今」という視点を軸にしないで、永遠に夢想するつもりだとすれば、それはあまりに足場がない生き方だと私は思う。
その人は永遠にユートピアを求めるだけで、「たった今」という足場を見ていないから、幸福や喜びという与えられたものを永遠に未来に置いてくることになる。
つまり、「たった今」が幸せになることは永遠に訪れないということにもなる。
夢見ることは私も好きだ。ただ、「たった今」という足場からその夢が、やがて来るだろう「たった今」という時間に現れることを望む。

時間とはごくごく心理的なもので、過去も現在も未来も実のところ、すべて「たった今」という現在において、初めて私たちに実在感を持って、認識されるのだということは覚えて置いたほうが良いだろう。

過去を顧みることでただただ懐かしむという感情も私は好む。
ただし、私はやはり「たった今」という具体的な足場から物事を眺めたいのだ。
ただ、その過去をどう解釈するかは「たった今」の自分であることを私は常に念頭に置きたい。
もしも、過去の事象に関して、煩わしさや悲しみの記憶があるとすれば、
それをそのまま放置して前へ歩こうと思っても疲れるだけだろう。
まさに、重い足枷をはめたような鉄球の鎖を引きずりながら、歩くようなものであると思う。
鉄球の鎖を外すにはどうしたらよいか。
それは大変難儀なことのように思えるかもしれない。
しかし、その鎖を引きずって歩いて疲労するくらいならば、「たった今」という時間で
、自分のできる範囲で疲労を忘れてみればよい。
無理して鎖を断ち切ろうとするから、余計に疲労して絶望する。
無理をする必要はない。それは過去へのしがみつきを強めるだけだろう。
それならば、鉄球の鎖はそのままに、空でも仰いで深呼吸でもしていたほうがよい。自分の指でもつねっていればいい。その痛みがより重いしがらみを一瞬だけでも忘れさせてくれる。
そう、少なくとも、「たった今」に過去や未来ではなく、「たった今」という足場を意識した思考をとったときだけ、その時だけは、鎖の存在を忘れる。
こうしたことの繰り返しを「たった今」の時間に、無理のない範囲で行うだけで、私たちはだんだんと、元気よくスピーディに歩くことができるようになるのではないか。

コルベットとハーレーが、身の丈の倍以上もある熟していない蒼いバナナや熟し切ったバナナに包まれるといたとしたら、それをわれわれは現実だと思うだろうか。
でも、私たちは得てして、このようなお伽めいた空想をすることも多いのではないだろうか。しかも、私たちはその空想を確固たる現実と信じてしまっている。

こうした空想は創造性を編み出す効用もある。現実を直視しないで済む。
が、いつまでも夢だけを追い求めて、現実を直視しないでいたり、
過去の何らかのしがらみにもだえているとするならば、
それは「たった今」という時間軸の存在がベースであることを忘れてしまっていることにもなるのではないかと思う。
現実とは今自分が自明と思っている状況や環境のことではない。
「たった今」自分が考えていることが現実であり、それが未来の現実を編み出し、過去の解釈を変容させるものだと思う。

『大切なのはどの本、どんな経験を持つべきかではなく、それらの本や経験のなかに自分自身の何を注ぎ込むかだ』

自分自身の何ごとかをいつ注ぎ込むか。
注ぎ込むとすれば、「たった今」であって、それは過去ではもちろんないし、未来でもないだろう。
「たった今」なのである。

『人生とは、二気筒のエンジンで440馬力を出すことだ』

エンジンをかけるのはいつか。少なくとも未来ではない。
過去だろうか。可能性としてはあり得る。
だが、少なくともバイクに乗り出すのは「たった今」だ。
ギアをローに落として、クラッチをつなぐのは「たった今」だ。
永遠にニュートラルにしておいて、バイクが走り出すだろうか。
二気筒であれ四気筒であれ、何馬力であろうと、
基本となるのは「たった今」ではないだろうか。





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Posted at 2010/10/15 02:07:32

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この記事へのコメント

2010年10月16日 1:05
こんばんは。

力強い「自己啓発」的な思考指南ですね。
しかし、そんなに肩肘張って生きていくのは肩が凝ってしまいますよ。^^

人生で生涯夢中になれるものを見つけられたら、それで十分幸せだと思いますよ。
コメントへの返答
2010年10月16日 12:21
こんにちは。

確かに自己啓発的かもしれませんね。
ただ、私は自己を啓発するほど頑張ることはしません。頑なに張るという行為は私の好みではないんです。
人生は楽に生きられるものだと思っていますし、私見ですが、それが人間の本質的な生き方だと思います。

頑張るよりも、ごくごく自然体でいて、その自然体のリラックスした気分の中で、さらに明るくいい気分になるものを探し求めて、散歩をしたり、ドライブをしたりするほうが性に合っています。

おっしゃっていただいた「生涯夢中になれるようなものを見つける」こととは、無心に喜びや楽しみを見いだすということとも解釈できると思います。
私も夢中になれるものが見つけられれば、十分に幸せだと思っています。
付け加えれば、私は夢中になれるものを常に探して、その思考過程を味わっていますが、その思考過程を味わうだけでも幸せだと思っています。
もちろん、夢中になれる対象を実際に見つければ、さらに幸せですね^^
いずれにしても幸せです。幸せに大小はありません。幸せは幸せだと思っています。

「たった今」という視点はブログで書いたように重要視しています。
小難しく書きましたが、私は過去に生きているわけでもなく、未来に生きているわけでもなく、この現在を生きているんだなということを忘れないようにしていたいのです。
そして、この刻々とした時間の中で、喜びや楽しみを味わい、豊かさを堪能し、幸福や調和に包まれたいと思っているのです。
人間が現在にしか存立していない(ように見える)以上、それが一番、自然な生き方のように思えます。
むろん、過去や未来も大切にしたいと思っていますが、まず足場としての現在を大切にしたいという気持ちが私にはあるんです。

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