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2012年09月28日

大塚・池袋間を歩く ~アムラックスであの12気筒とお戯れ~

大塚・池袋間を歩く ~アムラックスであの12気筒とお戯れ~ 某月某日:永田町界隈にて



「地元の公演会会場まで急いでくれ」
「かしこまりました」
「そうだ、その前に党本部に立ち寄ってくれたまえ」
「いよいよ総裁選でございますね、先生」
「うむ」

こんな会話が似合うクルマといえば、ただ一つ。
トヨタセンチュリー♫



永田町界隈はまだまだセンチュリーが主流ですな。
なんといっても、快適装備が満載だし、スムーズな乗り心地(運転したことがある・後述)は秀逸。
それと先生方の耳目を惹くかどうかはわからないけれども、
国産唯一の12気筒エンジンが搭載されている点も大きな魅力。



ドメスティックなクルマかと思いきや、さすがはグローバル化した世界である。
なんと海外に向けても(?)紹介されているではないか。
せっかくなので、ここで海外の方の声を聞いてみましょう(笑)
この人は模範的な英語を書いてますよ。
大文字で記すべきところは記しているし、丁寧な方とお見受けした。

>Wow! 5.0L V12?
More economical than the 6.0L V12 engine for its competitor, Mercedes-Benz S600/600SEL W140.
The W140 is quite more technologically advanced than the Century

しかし、そんな彼(男性でしょう)も驚きを隠せません(笑)
ただ、そのあとの文章が割合と冷静。
確かにメルセデスのSクラス(W120だから先代Sクラスかな?)よりは経済的かもしれない。
しかし、この方は先進的なテクノロジーという点ではSクラスのほうが上だと言う。
これはどうかな。
上の動画ではVVTIや電子制御マルチリンクエアサス等の紹介はされていたけれど、「おお!これは(ノ゚ο゚)ノ」という技術は紹介されていなかった(動画がアップロードされた時期の関係もあるだろう)。
どうも、解説を聞いているとスムーズな乗り心地をウリにしていて、先進技術はその補足説明のような形をとっている。まあ、それがセンチュリーをプレゼンするのであれば、当然だろうけれど。
だから、W140のSクラスのほうが先進的と考えるのかもしれない。
実際、どちらが先進的なのかはよくわからないし。
先進的ってなんだろうなんてことを最近考える私。

それはともかくとして、
センチュリーはスムーズな乗り心地だけでなく、ドライビングも秀逸。
さすがに動画のほぼ冒頭でsmooth drivingと述べているだけのことはある。
もっとも、ドライビングの秀逸さについては私の主観なのだけれど。
お台場のメガウェブで実際に運転したことがあるんだけれど、割合とコンサバティブなドライブフィールだったように思える。ステアリングは軽いのだけれど、感覚がしっかりとしている。
そして、存外と小回りが結構効くのも良い。
アムラックスの噴水周回コースでもインをついて走ることができる(笑)

以上、長々とセンチュリーについて語ったけれども、先だって大塚から池袋まで歩く途上、アムラックスに立ち寄ったので、久し振りにこの珠玉のマシンの後部座席にてごろんとしてみた次第(笑)
そのための前フリが上の文章であった。



センチュリーアカスリ仕様のすすめ


昔からアホやってます(笑)

アムラックスでほかに興味を惹いたクルマは86のモデリスタバージョンとオーリスRS、それとプリウスのG`sかな。






86モデリスタはいいね。
レーシーな雰囲気が出てるでしょ。
とある海外出身女性はセクシーな室内と評していた。なるほど、レーシーさとセクシーさは紙一重ないしは同義語なのかもしれない。

素人ならではの「トヨタ86」雑感
↑既に春のうちに86を試乗し終えている私(笑)



G`sのプリウス。
内装が(たぶん)まんまノーマルのプリウスなんだけれど、その点を許容すれば魅力満点。CR-Zに対抗して3ペダルの設定を!
馬力は20系に乗ったとき(アムラックスで借りた)には、エンジンだけで走る領域で、力不足と騒音を感じた。護国寺の坂のところで。
現行モデルでは改善されているのだろうし、高速道路追い越し車線での速さを鑑みれば(ハイギヤードなのか?)、ツアラーカーとしても魅力的。

オーリスRSは写真を撮らなかった。貴重なマニュアルモデルなので、国産3ペダル派はリアシートとはとても称せない86よりも、きちんとしたリアシートを備えたオーリスを選ぶのもありかもしれない。
リアビューが最終型カルディナのそれに似ているような気がしたが、アルファ156ワゴンにも見えなくもない。
引き続き、微妙なカテゴリーで勝負するクルマとなりそうだ。

さて、大塚から池袋まで歩いたときのことについて記そう。
なんとなしに大塚駅を降りた私は、まずは遅めの昼食を取るために、駅の北口の商店街を逍遥。
いやはや、雰囲気が独特な街だな。初来訪ではないけれども、こうして歩でもって、あらためて街の様子を眺めていると、その独特さに気づかざるを得ない。
独特さとはなにか。
説明しにくいのだけれど、まず下町的ではある。そしてアジア的な香りが強く、また全体としてゴテゴテとした印象を与える。
風俗店もあれば、昔ながらの店舗も残されている。
そういう意味では、昭和的余韻を感じる街と言えるかもしれない。

ここで、食したのがなんとスープがトマトというユニークさをウリにしているラーメン屋さん
アリだね。トマトが苦手な人はむろんのこと、既存のラーメン像を強く信奉している人には受け入れがたいかもしれない。
でも、こういうラーメンがあってもいいと思うんだよね。
なお、残りのトマト汁を利用してリゾットを楽しむこともできる。
私は麺のみを食したが、合うだろうな。
チーズとの相性はさすが。



そしてお腹を満たしたあとに、好奇心の虫が湧いてきて、池袋まで歩いてみたというわけ。それも地図も参照せずに適当に。
すると、小さな児童公園に看板があり、「真宗大学の跡がうんたら」と書いてあるのを見つけた。
なんと、その児童公園のすぐ近くには現在京都にある大谷大学の前身の大学があったそうだ。
あ、そんなに驚かない?
私は新鮮な驚きを感じたけれどな。
当時の巣鴨村にて(相当な田舎だっただろう)、廃仏毀釈(明治時代に明治政府は神道を国家の宗教とした。本来、仏教と神道は日本では渾然一体となっていたが、政府はそれを嫌い、仏教界を弾圧した。これを「はいぶつきしゃく」と呼ぶ)の影響で大変な仏教界の復権を図るために奮闘した浄土真宗の僧侶たちの姿が思い浮かべさせられる。

真宗の大学跡には今も学校があった(そこが跡地だと思うんだが)。
意外なことに大塚と池袋の間には台があり、一帯は行政区分上、上池袋と呼ばれている。その台上に位置していた中高一貫の学校のようである。
サンシャインや前述のアムラックスのある東池袋までなら何度も足を運んだことがあるのだが、上池袋なる地番は初めて知った。
民家が密集しており、道も複雑錯綜としていて、何やら世田谷や大阪市街の裏道にも似ている。クルマでの移動には適していないだろう。
やがて、サンシャインのビルが見えてきたあたりに、鉄道路線をまたぐ(鉄道路線は丘の下を走っているので、この言い方は正確ではない)橋がみえた。
橋を渡り、左方をみやると、なんとスカイツリーが真正面に見えた。


*山手線の路線だが、ご覧のとおり長編成の電気機関車が通っていた。
この橋は鉄道写真好きの方々には有名なのだろうか。
帝京平成大学のそばにあり、宮仲橋という。

スカイツリーが建設されるまえ、東池袋が第二東京タワー(当時の名称)の候補地の一つであったことが思い出された。いや、雑司が谷だったかな?
ともあれ、スカイツリーがそびえ立つ業平橋・押上界隈に比しても、雑然とした街並みが特徴的な上記地域にツリーが建っていた可能性もあり、スカイツリーはいずれにしても、下町の飾り気のない平凡な風景から突然そそり立つ怪獣のような様相を呈していたことには変わりはなかったとも言えよう。

東池袋に着いた。
相変わらずゴミゴミしている。道路もまったくもって整然としていないのが池袋らしい。
上述のアムラックス近辺にあるアニメイトは昔に比べて大幅に大きくなり、また繁盛しているようで、アニメ人気が近年さらに向上していることを窺わせた。
アニメもいいけれど、、、
「やはりクルマだよな!」
ということで、アムラックスに入った次第。

アムラックスで楽しんだあとは、東口駅前のジュンク堂(ここは蔵書が充実していていい)で本を読み、国鉄と私鉄を使い帰宅。
私はかつて池袋からほんの数駅のところに住んでいた時期もあり、池袋はいろいろな意味で思い出深い。

思えば、その前日は埼玉の北本で寿司を食べ、草加で風呂に入ったのだった。
出発時間は夜7時過ぎ。
埼玉にはあまり立ち寄らないし、道中のことどもなどについても書いてみたいと思ったが、今宵はこの辺りで筆を措く。


*国道17号線沿いのGS。この場所がわかった人は地元民ですな(笑)
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Posted at 2012/09/28 00:57:09

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この記事へのコメント

2012年9月28日 5:08
交直両用機関車、
EH500(金太郎)に目が行きました。
やっぱりレッドカラーだね!ww
コメントへの返答
2012年9月28日 17:16
交直流色がお似合いのマニアさん、こんにちは(爆)

なるほど、交直流電気機関車だったから、都内でも走れるわけですね♫

やはりレッドカラーですねwww
2012年9月28日 7:21
センチュリーは良いですよね^^

トヨタが採算無視する車と言えばこのセンチュリーです

以前冊子で、センチュリーの作られる過程を読んだのですが、熟練の職人が丹誠込めて作っており、外装の最終チェックもいろんな角度から1区画に対し20分位(だったかな?f^^)の時間を掛けてチェックする・・内装の木目パネルもきちんと継ぎ目が合うように選定する等々、間違いなくトヨタの誇るフラッグシップです

私も一回だけ乗った事がありますが、セルシオよりも更に静寂感のあるショファードリブンに合った走りでしたね^^
コメントへの返答
2012年9月28日 17:25
こんにちは^^

クルマが作られていく過程においても、仰るとおり、センチュリーは素晴らしいですね。
熟練職人の方々が丹精込めて製作している場面はほかの動画にもありました。
規格大量生産社会のなかでは異質の存在ですし、日本が世界に誇れるショーワードリブンですね^^

これからの日本の自動車業界は規格大量生産よりも、仕上がりの素晴らしさに注力するといいと考えています。価格の面ではほかのアジア諸国
に分がありますから。

私の知る範囲ですが、あのドイツ国民ですら、日本車の耐久性を中心とした性能の素晴らしさを称えています。伝統的に匠の技的なことが得意な国民性ですから、今後ともセンチュリーの熟成に期待したいと考えています^^

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「保土ヶ谷パーキング。エアコンレスで来た。ここ一週間ばかり続いている咳喘息の如きものが地味に苦しい。」
何シテル?   08/15 17:05
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