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2013年07月03日

北三陸・八戸紀行ダイジェスト

北三陸・八戸紀行ダイジェスト
先月のことになります。
主に岩手県の北三陸と青森県八戸付近をゆっくりと廻る旅に行ってきました。
行動範囲が狭いようにも思えますが、岩手県だけでも四国四県の大きさに匹敵すると言われています。
道中は天候に恵まれました。ただ、時折、東北北部特有のやませが到来し、急に辺りが幻想的なまでに靄がかり、冷たいシャワーを浴びたようにひんやりするという体験もしました。雨こそ降らないのですが、とても不思議な感覚です。
この辺りを旅するのは五年ぶりくらいだと思うのですが、その時も似たような気候を体験しました。快晴の天気かと思いきや、突然やませがもたらす靄に包まれ、暑さ(乾燥しているので蒸し暑さはありませんが)を凌ぐという感じだったように記憶しています。このときの旅は八月でしたが、夜の十和田で気温が10度をきったときもありました。




やませによる靄が海全体を覆い、文字通り雲海と化した三陸北山崎

覚書を兼ねて、主だった訪問場所を記したいと思います。

遠野市街(温泉入浴)・高清水山・荒川牧場・岩泉線押角駅・龍泉洞・北リアス線田野畑駅・北山崎・久慈市街・櫛引神社・根城・蕪島・種差海岸・浄土ヶ浜・宮古重茂半島・五葉温泉

このほか、短期滞在ということであれば、中尊寺や毛越寺の境外など岩手県内陸部に行ったり、帰り際に埼玉県三郷(笑)の温泉にも浸かったりと、家を出てから帰ってくるまでのすべての時間において、旅を満喫することしきりでした。

















印象的だったことは無数にありますが、二つだけ挙げておきます。

まず一つ目。
南部氏(山梨県旧南部町から遥か八戸まで来たと言われています)の古くからの居城だった根城(ねじょう)跡で、ガイドの方に解説を受けたことでしょう。
南部氏の系譜にも興味がありましたが、忠実に往時の館を再現しようとする努力や同時に市民の憩いの場としても活用してもらおうとする寛容さをガイドさんを通じても
感じることができました。
だんだん、歴史以外の話にも及ぶようになりました。
それに比例するように訛りが強くなるような感を受け、聞き取れない箇所も少しあったくらいです。
なお、南部氏は山梨県から来た氏族ゆえか、代々日蓮宗を信奉しておりました。
当代は府中(東京都)のとある寺で日蓮宗の住職をされているとのことです。
考えてみれば、日蓮生誕のゆかりのお寺(天津小湊の誕生寺)に来訪したのが先月であり、総本山である身延山にも登ったことがあります。南部氏の本族は遠野に移封されたとのことですが、遠野にも訪れているんですよね。
こうしたシンクロの数々に面白みを感じました。

二つ目。
ふと立ち寄った久慈市街の小さなお店では、地元の方々とお話をすることができました。
そういえば、五年前くらいの旅路で十和田湖畔のお店を訪ねた折も、そんな僥倖を得ることができたことを思い出しました。
すっかりと日が暮れてしまい、辞すときに宿までの道中にということで、盛り塩をいただきました。
つまり、夜だから霊的なものに注意しなさいという、その人なりのお気遣いだったのでしょう。ヤマセの靄に包まれ、ほとんど視界が無い状態ながらも、無事にホテルにチェックインしたときは当初の予定通りの時間で、どういう具合に時間が推移したのだろうと少し不思議でした。

三陸の海際について少し。
海沿いに限っていえば、特に宮古から大船渡にかけてはようやく復興が始まったという印象でした。
三陸は数十年に一度、津波の被害を浴びてしまう土地柄ですが、此度の大津波を境に津波に関する標識看板が非常に増えていたことが印象的でした。
私は水が大好きで、海も内海・外海に関わらず、とても好きです。
海はまた様々な恵みをもたらしてくれます。
三陸はリアス式海岸として知られているように(北山崎は厳密にいうとリアス式ではありませんが今はさておき)、数百メートルの断崖の上から海原を見下ろすという壮大な光景を味わうことができる素晴らしい土地です。
人情に深く触れることもできましたし、また是非とも訪れてみたいと思っています。




以上、現地の人々との交流を二つほど挙げました。
しかし、むろんほかにも枚挙に暇がないくらいに様々な素晴らしい体験をしています。
折あれば、記してみようと思います。
ブログ一覧 | 定例の宿泊旅 | クルマ
Posted at 2013/07/03 12:10:17

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この記事へのコメント

2013年7月3日 15:15
北日本耐久お疲れ様でした~♪なかなかいい旅になったかと思います^^v
岩手県は広いですもんね~♪日本で2番目に大きい県でしたっけ(^_^;)?

又岩手に行ってみたいですよ!
長旅お疲れ様でした~(((o ・`∀・´)ノ
コメントへの返答
2013年7月4日 14:28
ありがとうございます^^
今回もまた素晴らしい旅になりました。
数々の癒される風景、自然が織り成す絶景の折々、地球からのエネルギーを感じる温泉、素晴らしい宿、人々との温かみある交流などなど、様々な幸せのエキスを味わうことができて、本当に感謝一念です。
私は本当に恵まれています。

岩手県は県でいえば、日本で一番大きい面積を誇ります。福島県がそれに次ぎます。青森も有数の大きさを誇ります。東北って本当にデカイですね(笑)
今回は北三陸・八戸に焦点を当てていましたが、啓すけさんの本気の耐久で通られた北上の方面も行くことができましたし、よく歩き、よく運転しました(笑)

啓すけさんのことですから、また近いうちに機会があることでしょう^^
その折には私が断念した重茂半島月山までの道を走破していただきたいと思います(笑)
宮古市街が一望できるはずですよ!

さて次なる旅先はどうしようかしら^^
2013年7月3日 19:44
こんばんは~。

画像堪能させていただきました(^^)
今北三陸はめっちゃホットスポットですね♪
まめぶも食べてみたいです。

地元から近いのに意外と行ったことが無くて車で岩手南部1回と電車で2回通過しただけです(^^;

三陸鉄道も今夏Nゲージで36形「しおかぜ」あまちゃんラッピング仕様が出ます。
既にもう予約してきましたよ(笑)
コメントへの返答
2013年7月4日 14:36
こんにちは^^

画像を堪能していただき、ありがとうございます。これでもまた絞ったほうですが、魅力の一端を共有できてとても嬉しく思っております。

久慈がホットスポットだと知ったのは現地入りする前辺りでした(笑)
連ドラを観ていなくとも話題になるくらいに魅力的な作品なのでしょうね。

まめぶは久慈でも山のほうの料理だそうです。
団子みたいなものが入っており、黒砂糖で味付けしています。
毎日食べても飽きないお味噌汁のような素朴な味わいが印象的でした。

三陸は鉄道が開通したのも比較的最近ですし(といっても昭和ですね・笑)、45号線以外に幹線も無いので、今までは機会があまり無かったかもしれませんね。今後はBP化が加速されると思いますし、行きやすくなると思いますよ!

Nゲージのほうもますます充実させているご様子ですね。ラッピング仕様は運転会に間に合いますか?(笑)
2013年7月3日 20:47
お疲れ様でした!

ぬ~ん、色々とシンクロ率が上がる事が…
やっぱり東北は良い渓相が多いですね。
最近、旅に行ってないですが、写真を拝見して 実際に行った気になってます。
コメントへの返答
2013年7月4日 14:40
こんにちは!

渓流の写真は岩泉で撮影したもので、こちらでもペットボトルで龍泉洞の水として販売されていますよね。
水が本当に綺麗な場所で、太公望も数人いらっしゃいました。
私はといえば、渓流に足を浸かっていました。ひんやりとして気持ち良かったです。サウナに入ったあとの水風呂のような爽快感と申しましょうか。

写真をご覧くださり、ありがとうございます。私は環境に恵まれており、いろいろな場所に旅することができます。
旅をしている心持ちになられたということであれば、大いなる喜びです。
2013年7月7日 22:58
あっ、弥次郎、
行ってないですね
残念、
コメントへの返答
2013年7月8日 21:37
弥次郎は行ってないですね。
青森メインのドライブはまた行おうと思っています。

プロフィール

「ほぼ閉店状態 世田谷地域交流版 http://cvw.jp/b/730895/48571783/
何シテル?   07/30 14:39
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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