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イイね!
2019年01月05日

あのハコスカは

あのハコスカは


今は年賀状が送られてくるくらいで、そのほかは一切の連絡を取っていない両親が神奈川県に住んでいる。今年、年賀状が届いたので健在なのだろう。両祖母はまだ生きているのだろうか?

さて、昔、父親がハコスカに乗っていた。
私はてっきり2000GTだったのかなと、何故かなんの疑問もなく考えていたのだが、さすがは昔のクルマだけあり、バリエーションが豊富で、改めて当時の雑誌記事なんぞ見てしまい、いよいよ迷うはめとなった。

GT-Rではない、2ドアであったことは覚えている。となると、ハードトップだが、もしかしたら1500のハードトップだったかもしれないし、GT-Xかもしれない。
まあ、いまさら親父に問い合わせたところで、向こうも覚えていないかもしれないし、2000GTだったと聞いた覚えもあるのだけれど、ハコスカについての記憶といえば、車体を毛ばたきで掃いたことくらいしか記憶がない。あとは微かにウッドパネルのインパネの映像がもやもやと浮かんでくるくらいだ。
三島由紀夫に匹敵するやもしれない産湯の記憶さえあるのにねえ。

親父のハコスカは中古であった。だって、ジャパンがデビューしたくらいの時期だもの。
母親の嫁入り道具の新車の初代シビック(ノークラ)を勝手に売却して購入したという話はよくしていたのだが、そのときの記憶も欠落している。シビックの色は濃い緑だという。なんとなく覚えているような、いないような。。

話が逸れる。
スカイラインのあるべき姿などがいまも盛んに論じられているようだが、それだけの注目を集めるに相応しいクルマなのだろう。32や34は割合と運転したことがあるが(所有するチャンスも実はあった)、32以降のRに親しんでしまうと、スカイラインというのはスポーツカーというイメージが強くなる。だから、昔はGT-Rに憧れていたし、その裏返しとして、アンチスカイラインとなり、スカイラインには負けたくないと思って、峠や高速でつい、、なんてことも昔はあった(今とは大違い)。

さらに話を逸らす。
外国人を四人乗せた54Bが颯爽と辰巳に現れた。ホンダのS600クーペと一緒で。
クーペ乗りはオーストラリア人で、その一年前くらいに、イギリスのS14乗り(今はフーガに買い替えた)とともにやはり辰巳で知り合った。
130Zや14シルビアがあしらわれたシャツを私が着ているのを見た方もおられるだろうが、あのシャツは件のオージーからもらったものだった。三年前のことになる。すぐにダメになるかと思ったが、存外きちんと作られたシャツで、ジャップの洗濯機にも屈しないタフガイだ。

そうそう、54Bを見たときにふと思ったのだ。
初代は別として、スカイラインというのは、まさに羊の皮を被った狼であるのが正統なのかなと。
ゆえに、居住空間もそこそこに良く、ファミリーカーとしての用途も果たせる。しかし、いざとなればS型ほどでなくとも多大なパワーを発揮する。
これがスカイラインらしいかっこよさかもしれないとも思った。その思想的系譜は日産のハコスカに継承されたとも思っている。

しかし、30のRSターボとか、第2世代のGT-Rなどを見ながら育っていると、やはり渋みのある日本らしい抑制の取れた姿や思想もいいけれども、日本を代表するハコのスポーツカーとして君臨し続けて欲しいという気持ちも強く出てくる。

V35以降のスカイラインについては、また異なるスカイラインの在り方が提示されているとは思うけれども、ハコ型最強というスタンスでは無いようだ。むしろ、初代同様にラグジュアリー路線になった、先祖帰りしたかもしれないとも思うのだ。牽強付会か。

で、ハコスカに話は戻る。
結局、どのグレードなんだかやはり思い出せない。後期型だったような気がするとかそんなレベルである。

親戚筋はクルマ関係だらけだったが、親父だけはサラリーマンで、日産は好きではないと言っていた。現にほとんどの国産メーカーや欧州車に乗っているけれど、日産車には私の知る限り乗っていない。よくわからないグレードのハコスカを除いては。






ロシアのクルマ好きとスカイプをしたときに彼の部屋にハコスカのポスターが貼られていた。ハコスカが大好きなんだそうだ。グローバルに愛されるハコスカ、いや、スカイラインってクルマの凄さを改めて感じた一瞬であった。




唐突だが、ここで富士重工のクルマが登場(笑)
バンパーも新調したし、そろそろコーティングをかけておこう。覚書としてここに載せておく。

スバルの水平対向エンジンはどうしても低速トルクが希薄になってしまうけれど(最近のスバル車はそうでもない)、エンジンの音が実に精密でこの点は高級車の領域だなと思っている。
私はスペック的にはハコスカ以上のこのクルマを静かに走らせたい。狼の出で立ちの羊のように(笑)
そして時々、滑らかなEJエンジンの吹け上がりとドッカンターボを楽しみたい。ノークラのクルマはあまり得意ではないし、ギャンギャンと走り回ることに興味が湧かなくなっているので、ハコスカでいえば、L20を積んだ2000GTのような立ち位置で楽しみたい。いや、S20のようなレースエンジンではないにせよ、パフォーマンスはあるのだから、S20をゆったりと回す感じなのだろうか。

さて、今日は早起きしたら、伊豆にでも行ってくるか。早咲きの桜がちらほら咲いているという最高機密情報も手に入れたことだし。




























ブログ一覧 | 自動車
Posted at 2019/01/06 00:49:45

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この記事へのコメント

2019年1月6日 7:10
私の親父もハコスカに乗ってましたよ🎵
私が物心ついたころから 免許取る前まで。
2ドアー2000GTのシルバーでしたが、途中赤にオールペンしてましたね。
当時はガソリン臭くてしょっちゅう車酔いして、嫌な思い出がありました。

コメントへの返答
2019年1月6日 8:03
おはようございます😃
何かと共通点が多いような気がいたします(笑)

お父様はかなり長い間、お乗りになっていらしたのですね!
ウチはその後、トヨタ、マツダと乗り換えていきました。
我が家にあったのもシルバーでした。そこまでは覚えているのですが(^^;;

あっ、ガソリンの匂いは覚えています!
私はあの匂いがたまらなく好きでした。ガソリンスタンドで給油する瞬間がたまらなかったですね。
今のガソリンは無臭に近いので、最近はクーラントの甘い匂いに没頭しています(マテ)

R以前のスカイラインですと、叔父(日産党)のジャパンで家まで送ってもらったときのことをコマ切れのように覚えています。黒色でしたが、ターボだったのかどうかやはり覚えていません(笑)
2019年1月6日 9:22
極たまに、ハコスカとすれ違うと、Rでなくても、その存在感には圧倒されます。

一言、うわぁ、であります。

あの一見、フツーの古いセダン型がなぜ美しく、かっこよく見えるのかが不思議でなりません。
コメントへの返答
2019年1月6日 17:16
未明に櫻井眞一郎氏の当時の文章を少し読んでみました。スカイラインは単なるメカとしての優秀さを追求しているのではなく、人の潜在意識にも訴求するような感性的な面を重視しているのだ、といったことを超訳すれば述べていました。この辺りに、理由はわからないけれども、うわあと思ってしまう理由があるのかもしれませんね。

さっそく、ハコスカ何台かとすれ違って来ました(笑)それどころか、二代目のプリンススカイラインのバンも見掛けました(稀少〜)
私は運がいいのでしょうね。プリンスのときのスカイラインはともかく、ハコスカはわりとよく見掛けます(^^)
2019年1月6日 10:01
お世話になっております♪
自分はなぜか?日産車が多いなー。
でも、もし今新車で買えるならスープラ3000リミテッドをもう一度所有したいです。
今思うと、トヨタ所有の時は女運が良かったような?(笑)
これ、不思議!(笑)
そう!我が家のハコスカはボディが短い4気筒の4ドアでした。
で、気になるのが最高機密!
ホントに早桜のこと?(笑)
(*^^*)
コメントへの返答
2019年1月6日 17:34
こんばんは!

マンネンさんといえば日産のイメージがありますね。それもダットサン(笑)

ハコスカの四枚がご実家にあったのですね。
今の価格に直すとRでなくてもそれなりのお値段のように思えますが、人気車だったためでしょうか、一部の人しか乗らないというクルマでも無かったような気がします。その辺りがスカイラインのファンの裾野を増やしてきたのかなとも思います。

えっ、今は女運が良くないんですか?(笑)
ぜひ、お近くのトヨタのディーラーへ(笑)
私はオート店とプリンス店、いまの富士重工と相性がいいようです(^^)

なるほど、スープラですか。スタイルがアメリカンですね。3000GTなら余裕のある運転もできそうですね(^^)
ブリスターフェンダーのリミテッドいいですね。できれば二桁ナンバーで乗りたいですね。

最高機密とはあくまで早桜のことですよ〜
といっても、伊東のキャバ嬢から開花情報を聞いたとか、そういう類の話ではありません(笑)
河津のお店からの情報でした。
結局、河津には行かずに、土肥の土肥桜を弾丸で見学してきたのですが(なんとか咲いてました・笑)。

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「ほぼ閉店状態 世田谷地域交流版 http://cvw.jp/b/730895/48571783/
何シテル?   07/30 14:39
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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