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2019年08月05日

シェアリングという発想 人類は再び定住化社会以前へ回帰する?

シェアリングという発想  人類は再び定住化社会以前へ回帰する? インプレッサはさほどの大掛かりな修理もなく、総走行距離26万キロを越えて、毎週のように全国に羽ばたき(昨日も行ってきた)、なおかつ、時折は峠道に行ったりもしている。
知り合いで全国行脚に加えてサーキットも走っている女性のインプレッサが44万キロを走破しているし(エンジンのOHはしていない)、海外のクルマを見ていると、エンジンってのは早々にご臨終するもんじゃないなと思う。たとえ、大馬力のターボであっても。
ゆえに、10万キロで買い替えというのは私にはいかにも早く感じてしまう。
ただ、長持ちさせている人に共通していることが一つあって、エンジンオイルを定期的に交換していることで、やはり、エンジンオイルは人体でいう血液なのだろうか。

私たちが定住時代に入ってから、所有という概念が生まれ、権力関係が生じるようになった。そして、所有という概念は特に近代資本主義のカギともなっており、近世における入会地のようなものも数少なくなってきた。どこの土地も大抵はどこそこの誰かの所有物なのである。

別段、そのことが悪いわけではない。しかし、常に右肩上がりの経済を前提として進む資本主義社会の時代もそろそろ終わるのではないかという気がしている。
そして、私たちはふたたび定住化社会を構築する以前のシェアリングの世界に回帰するのではないかとみている。

都市部ではカーシェアが盛んになってきているし、マイカーを貸し借りする業態も私は利用したことがないが、どうやら盛んだ。
現状では都市部に限るが、カーシェアでクルマを好きなときに借りた方が固定費も掛からないし、ガソリン代という経費も掛からないので安い。
まあ、クルマに興味ない人にはおススメですな。クルマ好きは所有の概念を保持してこそのクルマ好きなのだから。
とはいえ、普段はなかなか乗ることができないようなクルマも乗ることが可能なので、既にクルマを持っている人でも、オススメはできる。

自動運転化にクルマのベクトルが向き始めている。そうなると、公共交通機関と変わらないような気がする。ゆえに、今のような人間に操作をさせない方向にクルマ社会が移行すれば、クルマを所有するという概念は自然に崩壊すると思う。
自動運転してくれるクルマを所有したいと思うのだろうか?





回し読み(シェアリング)だって楽しい。でも、一人きりでとなると。。いや、貸し借りすればいいか。

まあ当座は都市部を中心に徐々にシェアリングの発想がクルマ社会においても普及していくのだろう。しかし、EVスタンドがそうであったように、その普及速度は存外に早いと見ている。

という具合に都内にいると、どうしてもそう感じてしまうのだけれど、私自身の所有概念が薄れてきていることは確かである。インプレッサをレンタカーとして貸そうとは思わないけれど、他のクルマなら、いいかなとも思っている。

いつかは憧れのスーパーカーに乗るという夢だとか、いつかはクラウンといった言葉が象徴するようなステップアップ式の階層社会は古錆びてきてしまっている。人類史としては久方ぶりにシェアリングという発想を共同体の中に取り入れることになる可能性が高いのだろうけれども、そうなると、個人にクルマを売っていたディーラーの役割も変わるし、自動車産業全体が変貌していく可能性がある。
ケーターハムのシェアリング。ピンとこないと思いきや、もう実現されているんだよね。

私がモテてウハウハともてていた10代の頃、密かに憧れていた共産主義(岩波から出ていたソ連礼賛本だったから、完全にやられたなと、そのときは思っていた)がまさか実現する?プロレタリアートの独裁を必要とせずに。そうなると、共産主義というよりは修正社会主義となりそうだが。
いずれにしても、資本主義社会の有り様が大幅に変化することだけは確実であろう。













ブレーキとアンダーの強い特性を変えたい。適当な頃を見計らって、足回りやローターをいじるか。あっ、こういうのって、所有しているからこそ、生じてくる発想なのかな?












ブログ一覧 | 自動車
Posted at 2019/08/05 10:19:17

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この記事へのコメント

2019年8月5日 17:39
お世話になっております♪
ソ連はペレストロイカで崩壊しロシアに。
中国はその失敗を教訓として、
経済は資本主義のような形態を取り入れて、人民は共産主義で統制する。
ここが中国の上手いところですねー。(笑)
トランプを筆頭に、最近は自国ファーストの独裁ブームでしょうか?(笑)
(*^^*)
コメントへの返答
2019年8月6日 1:00
深夜の辰巳からこんばんは。太田から走ってきました〜〜(笑)

統制をすれば抑圧が生じます。
ゴルビーの政策によって、ソ連は溜まっていたものがいっぺんに出てきてしまったんでしょうねえ。それと、西側に対抗するあまり、重化学工業に偏重してしまいましたね。ソ連のテクノロジーがあれば、すごいクルマが登場してきてもおかしくはないと思うのですか。
癒し系となったWAZなどが残るのみとなりました(笑)

中国はあまり思想には囚われない民族のような気がします。秦の始皇帝以来、基本的には中央集権で、中華思想を標榜しながらも、自国に都合のいいところはうまく取り入れてますね。

社会主義市場経済は鄧小平が音頭を取ったように記憶していますが、彼は客家出身だったので、外から内部を見るクセが身についていたんでしょうね。

アメリカは伝統的には他国の口出しをしない国家なのですが、戦後になって、変わりましたね。横田基地で走らせてくれないかなあ(笑)

中国アプリを多用している私でした(笑)
2019年8月5日 19:02
過激な走行でなければ意外といくらでも走れちゃうもんですよ^ ^
僕の中では店長の33Rが今まで見た中では凄いと感じましたね〜、あの車齢にしてサーキットやワインディングで現役ですから💦ましてや新しい車にも勝っちゃいますから、頭が上がらないです。笑
コメントへの返答
2019年8月6日 11:15
例えば15のシルビアやFDのセブンなんて現役感バリバリですよね。古典の対象として愛好する人は今のところ皆無でしょう。少なくとも目立たないですね。

昔言われていた10万キロ寿命説というのは、ある種のイデオロギーだったのではないかと思います。新しいクルマを生産し購買することが、生産者や消費者双方にとってプラスだった時代の賜物だったように思えます。メンテが格段に楽になったハチマル車以降で、10万キロ走行くらいが関の山というのは、元ハチマル車乗りとしての主観的立場から勘案すると、たしかに錆びやすいとか剛性が無いという面はあるとは思いますが、如何なものかなと思います。
もっとも、平成一桁くらいまでの時代においては、新しいものを大方の人が求めていましたが。

店長の世代は特にスポーツ走行が盛んでしたからね。新しいクルマ(当時はランエボやインプ、32や33のGT-R)に私も付いていくようにしていました。阪神高速やナナガン、京都の途中越え、山中峠や高雄など、西日本まで遠征していました。ドライバーは当時からネジが外れていたようでございます。
2019年8月5日 22:37
カーシェアでなくても最近はスポーツカーをレンタルできるおもしろレンタカーなんてのもあるみたいです。
スポーツカーを買える余裕など全くないので短い時間でも運転してみたいものです!
やっぱりポルポルかな~(笑)
コメントへの返答
2019年8月6日 11:32
野田発祥のレンタカー屋さんですよね。素晴らしい着眼点だなど思いました。海外の利用者も多いですね。

買わなくてもいい時代が来ているように思えます。勿論、買ってもいいのですが、所有に加えて共有という対峙の仕方が新たに加わってきたように思えます。カーシェアも近頃はスポーツカーや高級車を入れて差別化を図っているところが増えています。今から予約してポルシェでチバラギに行くということも可能になりました。
サービスによっては数分単位のレンタルも可能です。着ぐるみを着て、シュツットガルトの面汚しにならぬようご注意の上、お楽しみください(笑)

プロフィール

「ほぼ閉店状態 世田谷地域交流版 http://cvw.jp/b/730895/48571783/
何シテル?   07/30 14:39
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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