• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2022年05月06日

どんどん軽くなっていく不思議なクルマ スズキスイフト

どんどん軽くなっていく不思議なクルマ スズキスイフト 実に不思議なことにスズキのスイフトは代を重ねるごとに軽くなっている。
ほとんどのモデルは代替わりするにつれ、重量が先代よりも増加するのが、相場なのだが、スイフトは別なのだ。

https://autoc-one.jp/suzuki/swift/newmodel-5000323/
↑参考になった

例えば、歴代スイフトスポーツで比べてみよう。

初代(※) 930キロ 115馬力 パワーウエイトレシオ 8.08
二代目   1070キロ 125馬力 パワーウエイトレシオ 8.56
三代目   1050キロ 136馬力 パワーウエイトレシオ 7.72
四代目   970キロ  140馬力 パワーウエイトレシオ 6.92


※欧州名がイグニスで、カルタスのことをスイフトと呼んでいたこともあり、スズキ本体としても、初代スイフトは二代目モデルであるとみなしているようだ。紛らわしい話だけれど

なんと二代目を頂点として、年を重ねるにつれ、ボディも多少は大きくなり、年々厳しくなる安全基準等も勘案せねばならないのに、だんだんと軽量になっているわけだ。
ちなみに、ウチの71型スイフトは豪華装備の付いたCセレクションというモデルで1000キロである。
まあ、数値的には大したことはない。

けれども、年々、軽量化しているという点に私はここ半年着目していた。
昨年秋に71スイフトを購入して以来、時折、スイフトの車体重量を知る機会があった。たしかに、ライトウエイトなクルマは多々あるけれども、趣味性の高いメーカーのクルマならともかく、また、バイクではぶっ飛んだところを見せているとはいえ、これは私には驚きであった。
スズキは質実の風があり、豪華装備を付けたとしても、装備を付けまくったりして、付加価値を高めるということはしない。
どちらかといえば、特に初代では、安売りでナンボということで勝負してきたメーカーである。
そんないってしまえば大衆的なメーカーのクルマに対して、あっけらかんと代を重ねるごとに軽量化させてしまう。
数字のマジックはあるかもしれない。しかし、この点に興味を抱いたことは間違えなく、そこでスズキの歴史を調べたことがあるのだけれども、スイフトのようなクルマはやはり特殊らしい。
ただ、やみくもに肥大化させていくという路線は昔から採用していないようだが。

スバルは逆に重量化の道を進んでいるが、こちらの方が普通であろう。
安全装備を装着して、より高出力を得ようとする限りでは、重量増は免れないと思うのだ。
ゆえにこそ、スイフトの不思議さを私は思わざるを得ないのだ。

もう間もなく、五代目がデビューするだろう。
今度はハイブリッドになるかもしれないという話もあるが、車体重量がどのように変化するかを愉しみにしている。

さて、明日はスバルのお店に行ってから、夜にスイフトにちょっとした作業をしようかなと思っています。空気圧セッティングでアンダーが弱まったし(爆)、アドレナリンRE004ともお別れになるので、ここはひとつ電撃作戦で関東一円を回ってみようかしら。

ライトウエイト車が大好きな人たちが多く集まるツーリングに時折、参加させていただいて以来、ますます軽量化への憧れは高まってきている(もともと軽量好きではあるが、インプのような破壊力もまた捨てがたい)。
それに応じて、私も国産でライトウエイトを堅持しているものはないかと思っていた時に、登場したのがスイフトだったのだ。
よって、此度の購入は知的好奇心によるものという要素も大きい。
なにせ、歴代スイフトスポーツでもっとも重いモデルなのだ(笑)
面白そうではないか。





どっちもアリだけれどね。
余談だけれど、スズキ初の乗用車であるスズライトはバンが主体とはいえ、FF方式。スバルは居住空間拡大を企図し、少数しか生産されなかったP-1を除けば、てんとう虫ことスバル360が初の乗用車である。が、FF方式は断念して、RR方式に踏み切ったという経緯がある。
面白いのはスズキがFRに転換していく時代もあれば(いつだかは忘れた)、スバルはスバル1000(評論家の評価は高かった)でFF方式を達成し、以後、トヨタとのコラボモデルである86/BRZ登場まで、FRは作らなかった。ホンダよりも遅いのだ。
四駆に関してはスバルのレオーネが有名だが、スズキといえばジムニーだろうか。FRベースでホープ自動車という企業の資産を受け継いで、どんどん進化してきている。
以上、長い余談でした。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2022/05/06 23:13:08

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

経年劣化とかんがえるか⁉️🥲
mimori431さん

充電ドライブ!
DORYさん

昨日、とあるクルマ見に行きました。
ベイサさん

8/10)皆さん、おはようございま ...
PHEV好きさん

茅ヶ崎サザンCからのお便り
ふじっこパパさん

今日の朝飯は〜😋👍
一時停止100%さん

この記事へのコメント

2022年5月7日 7:21
軽い車大好きです。昔、軽自動車のトゥデーに乗った時に虜になりました。昔のアルトワークスも凄かったなー。
流石にハイブリッドになれば重くなるのでしょうが、大変気になりますね〜
コメントへの返答
2022年5月7日 8:35
軽いクルマが好きでなければ、エキシージはお持ちにならないですよね(笑)

ちなみに、現行スイフトだと、エリーゼのシリーズ3(1ZRエンジン 136馬力 900キロ)に軽さで肉薄し、出力はほぼ同等ですね。てことで、和製ロータスと勝手に今命名(笑)

軽ならヴィヴィオが楽しかったですね!トレノも速かったですし、軽いって凄いんだなと思いました。

ターボ付きの現行があの重量なので、一トン前後に抑えられるのではないでしょうか😊
街乗りに使えてしまうので、下駄車としてもどうぞ!
2022年5月7日 21:52
こんばんは!年々軽くなるのは驚きました。スポーツはどうかわかりませんが、スイフトは年々、燃費が良くなっていると聞いたことがあります。
コメントへの返答
2022年5月9日 9:08
おはようございます!
二世代続けて軽量化を達成しているというのはなかなかないと思いますが。
どんな秘策があるのでしょうね。装備品はむしろ増えているはずなのに。

現行モデルではスポーツでもリッター20キロ越えがあるらしいです。広島辺りまで無給油で行けたらラクなんですけどね(笑)
2022年5月8日 13:51
国産にはほぼ興味関心がなくなりましたが、スズキとスバルだけは魅力的なクルマを造るメーカーだなと思います。
なんでしょうね、造り手の魂を感じるというか、単なる耐久消費財としての機械を造ってるのではないという信念みたいなものを感じますね。
それがこういうところに現れているのではないかと。
コメントへの返答
2022年5月9日 9:33
acbcさんとのご縁があった頃は、スズキもスバルもまさか自分には縁が無いと思っていましたが、
今では「私=青いインプレッサ」のイメージのようです(笑)

仰る通りのことを購入して、関係者の方たちにお話しをお伺いしたりするうちに感じるようになりました。両者ともに生産側の力が強い印象を受けます。営業サイドも地位や比較よりも製品に込められたモノを訴求する傾向にあるような気がします。

スズキは実は巨大企業だったりしますが、変に背伸びしようとしない点がいいのかもしれません。今回、購入したスイフトのデビュー時も、安売り重視戦略からの転換を画して高品質なものを重視すると決めただけで、豪華でオプションてんこ盛りの仕様を作る気は甚だなかったようです。

スバルも特に海外では高級ブランドになってしまいましたが、キラーコンテンツとはいえ、ボクサーエンジンや四駆にこだわり、アピールする姿勢は変わらず、結果としてそれが企業存続にも繋がったと思います。
余談ですが、プラザ合意が無ければ、水平対向は廃止される方向だったようです。
2022年5月9日 10:23
それでも1㌧前後なんですね。

FF大衆車は、楽に1㌧切ってないとなんて、むかしむかしの噺なんですね(遠い目)。
コメントへの返答
2022年5月9日 10:40
素のモデルなら800キロくらいだったかと(曖昧)。

FF大衆車の一トン切りがデフォなんて、さすがに昔のお話ですよね〜
クルマ全体の状況を見れば、量産車種については、楽に一トン切りは少数派です(あることはあります)。
昔、叔母のコルサ四速を毎晩乗っていたことをおもいだしましたが、軽かったのかなあ(回想と余談)。

むしろ、代替わりしても、軽く収めてくるスズキに良心を感じますよ。値段重視戦略を第一に置かなくなったとはいえ、令和の今どきにしては車輌価格も安いですよ。

まあ、東京の山奥や名古屋方面で、お披露目しに行きますよ(笑)

プロフィール

「33は強化フロントスタビブッシュとかまた渋いところから攻めようとしているので、こっちはどうしよう。
レイルのリアバンパーのバーとか。

シェルのステッカーが剥がれていたので、取りました。
ラリー仕様仕切り直し。限定復刻したモンスターのJノーズ買うか(笑)」
何シテル?   08/10 00:25
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
34567 89
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

トライアルC25さんのスズキ スイフトスポーツ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/16 23:35:54
April 6th,2024 エンジンオイル交換(エレメント○) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/07/31 22:58:43
子連れ向きの海水浴場 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/05/23 09:42:28

愛車一覧

スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
2025年5月26日納車🌸 赤黒2トーンのファイナルエディションです。Dオプを付けま ...
スバル インプレッサ WRX STI 涙目だけれど笑顔号 (スバル インプレッサ WRX STI)
36万キロエンジンオーバーホール歴無しの全国周遊マシン👍 黄色くラッピングされた給油口 ...
スズキ スイフトスポーツ 鈴木の運動車 (スズキ スイフトスポーツ)
ノーマルのスイフトに加えて、二代目のスイフトスポーツを購入。 5速マニュアルのチャンピオ ...
その他 なんでしょ その他 なんでしょ
令和のクルマも手に入れたので、時計の針を戻して、今度は久し振りに昭和を偲ぼうかとも思って ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation