• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2022年08月29日

房総駱駝 飲め飲め地元祭 イチジクのかき氷

房総駱駝 飲め飲め地元祭 イチジクのかき氷 【房総駱駝なるもの】
房総駱駝と漢字四文字で書くと、古えの西域地方に生息していた駱駝を彷彿させてくれ、非常に歴史的浪漫をそそるのだけれども、千葉県外房にある御宿で、駱駝がなんちゃらの詩を謡った等で御宿の名をたからしめている駱駝のことを述べているに過ぎない。しかも、駱駝はたしか常駐はしておらず、駱駝の像があるだけ。という程度の認識しかないのだけれど、御宿自体は好きだ。

【サザエが蓋をしたごとく】
御宿は太平洋に面しあらあらしい波を堪能することができる。
幼少期は湘南や伊豆、内房でなければ、外房や福島いわきなどの外洋で海水浴をすることがもっぱらで、海といえば、あらあらしく波しぶきをあげるイメージが浮かんでくる。波の引きも強力でいわき辺りでは盆を過ぎると、海岸沿いの施設自体がサザエが蓋をしたごとく、おとなしくなっていたことを覚えている。
江の島辺りの密密密とおよそ好対照であった。
香川出身で愛媛在のとある執筆者は、私を松山郊外の海際に誘い、島が無数に浮かぶ瀬戸内海こそが、海であるといっていたが、そのように環境が人間の価値観を規定するのだろう。




















【初の機械洗車】
目指したわけではないけれど、結果的に、というか、ともかく夕方に御宿に着いたのだが、水着の持ち合わせが無かったので、サンダルに履き替えて海岸線と多少の浅瀬を歩いた。
そこは太平洋の波らしく、きまぐれに腰のあたりまでうねりを挙げてきたりする。最終的には昔ながらの銭湯を改修しきれていない(それゆえにグーグルマップで低評価を得ていた)木更津のお風呂で潮っ気を落とし、そして、インプレッサも初の機械洗車で省力化。
もはや、手洗いにこだわるわけではないけれども、あの巨大なエアインテークとリアスポがあるので、なんとなく自分では機械洗車をしにくかった。ついでにいえば、サイドバイザーの割れているし、云々云々、まあ、旧いクルマなのである。
アクアラインをゆっくり走行しても木更津市街から一時間ほどで帰宅できる。木更津はウチから思いのほか近いのだ。外環道ができたとはいえ、関宿や銚子の人が木更津に行くとすればかなり大変だもんね。




【実は薔薇十字団の】
実はこの日は太宰治が逗留時に通っていた甲府の銭湯に行こうかなとか、あれこれ思案していたのだけれど、天気予報をチェックした結果、房総が良いという結論に達した。道が渋滞していたりして、結局は房総半島をアクアライン経由でないルートで向かうことにした。
23区でも城南地区住まいの私にはかなりの迂回路なのだけれど、
考えてみれば、昔は東京湾フェリーを使用するか、ぐるりと東京湾を一周して、ようやく館山や鴨川、九十九里などに行っていたものだった。
なお、フリーメーソンにも影響を与えたとされる薔薇十字団は姿を変え、ここ房総の地にも逗留していたそうで、そのことも久方ぶりの房総行きを私に決意させたのであった。ま、薔薇十字団の痕跡が日本にあるはずもないけれどね。すなわち、うそぴょん。






















【ずっとバック いや~ん】
房総の内陸部は離合は可能だけれども、やや狭めの道路が縦横無尽に走っていて私好みであるが、そういう営みをすっかり忘れてしまっていた。久しぶりに挿入しようとしたけれど、どっちがどっちの穴だっけみたいな一瞬の戸惑いを見せる程度には久方ぶりであった。
昔はガンガンと狭い道を突っ込んでいったものだけれど、特にインプレッサでは保守的な運転をするようになってしまい、これではアカンと思い、房総半島内陸部に無数にある狭い道(西日本の酷道に比べればかわいいもの)をチャレンジすることにした。久しぶりにUターンもできない道路に出くわし、数キロバック。
しかし、諦めずに外房の某ダムにも立ち寄ったりした。
















【かなり】
翌日は夕方くらいまで家に籠っていた。が、散策だけでもしておこうと外へ出ると、久し振りに祭が開催されていた。
先週に土浦の居酒屋で飲んだばかりであったが、飲酒解禁。勢いで同じく近所の居酒屋で飲み直し。随分飲んだかも。
祭に関しては、若年層が中心になって企画したものだと思う。基本的に若い街なのである。いわゆるおしゃれな雰囲気が漂っているのだけれど、東京音頭をみんなで踊るような盆踊り大会のようなものを個人的には好んでいる。が、場所がないか、我が街は。























【イチジクのかき氷】
月曜日は少し前から千葉にある布施弁天の東屋に行こうという話になっていたので、またもやインプを始動。桃の季節は終わったようだが、イチジクが本日から入荷したようで、値段は千円を優に超えるけれども、食べてきたぜ。イチジクのかき氷を。
そのうちに、どんどん涼しくなってきて、おそらく九月下旬くらいの涼風が吹くようになったが、そんなときに熱いお茶を持ってきていただくお心遣いがありがたい。ここは赤いロードスターで初来訪して以来、ちょくちょく訪れており、顔を覚えられるくらいにはなった。当初は高台から筑波の山々を眺めたりする心地の良い風致が特徴であったが、さらにテラスを新築し、植生物をセンスよく配置することで、すっかり人気店になったようだ。




















































【ああ、また】
筑波山は利根川の後ろに鎮座している。もう隣は茨城県で、柏市でも外れの地域にあるがゆえに、柏市街よりも、茨城(守谷等)との結びつきが強い。
「ああ、また茨城か」
と心中思いつつも、利根川越え。
で、勢いで筑波山を目指すも、長居をする暇が無かったので、つくばエクスプレスの万博記念公園駅(秋葉原まで直通)駅前の駐車場入口のポストにお金を入れて、ホテル隣の喫茶店でしばし寛ぐ。
が、例の方は現れなかった(笑)
To my regret,the man never showed up..
なお、岡本太郎の作品についてはよくわからないけれど、彼の考え方にはとても共鳴していることをお伝えしておこう。


















【85年の思い出】
つくばといえば、1985年のつくば科学万博のことは今でも思い出すなあ。閑散としたチュニジア館のことを(笑)
神奈川(87年にバブル前夜の東京に越してきたのであった)から遥々つくばまで来たものの、人気パビリオンは人があふれかえっていて、空いているところに入ろうということで、チュニジア館に入ったわけだけれど、私とアラブとの接点は或いはこのときが原点なのかもしれない。
トルコからエジプトまで中東の人たちとは随分と仲良くなったし、アフガニスタンやパキスタンといった人たちのアパートで民族料理を振舞ってもらったりもした。その後はイラン大使館やトルコのジャーミーに行く機会もできたのだから、
チュニジアという地中海沿いのイスラム国の一つのことを印象深く刻んだことは私の人格形成に何ほどかを与えたに違いない。






【メシ】
つくば市のはずれにある「笹」でカツを食す。ここも、試乗会から宿泊先に向かうときに見つけた場所で、散策ツアーのコースでも向かったお店である。
閉店間際で入れないかなと思ったけれども、セーフ。
水海道(みつかいどう)駅の看板を見て電話をしてみたが、別のところに繋がってしまった。
水海道かあ。いかにも豊穣、過分に豊穣であるがゆえに、龍のような荒々しさで、水流が陸地を浸食していく様が想像される地名である。竜ヶ崎という地名も布施弁天で龍の伝説があるのも、関東がいかに水浸しだったかということを傍証としているような気がする。関東が沃野となったのは江戸になってからと云われているが、今でも水海道の辺りは洪水に見舞われることがある。























【佐竹は美人を】
てことで、またもや、茨城である。
鎌倉時代には既に常陸の国に盤踞していた佐竹氏は関ヶ原の戦いののち、秋田に移封されてしまう。秋田に行くとクオリティの高さにびっくりする。
、関ヶ原の戦いで西軍の実質的中枢であった石田三成と懇意であった佐竹氏が秋田にいざ移るときの伝説が私にはおもしろおかしいのだ。
佐竹は秋田移封の腹いせとして、領内の女性のうち、美人だけを秋田に引き連れたというもので、こういう面白い言い伝えをポリティカルなんとか等で、滅却されていくのは本意ではない。
仙台・水戸・名古屋の日本三大ブスという虚構的なからかいも近頃は聞かれなくなったし、イケメンという言葉が許容されるのであれば、ブスなんて言葉はなんともないと思っている。当人の前で言うのは憚られるけれども。

【擬制】
ちなみに、「美人=よい」とは思っていないけれども、逆に悪いとも思っていない。
そんなものはどっちでもいい。
ともあれ、秋田美人が輩出される理由としては、一年の日照時間の短さや大陸との関係性を指摘する声もあるが、これは興味があって、個々人の好みはあるとは思うけれども、秋田のレベルは断トツで、何が言いたいかというと、地域性と美人(多分に主観や歴史的・地域的な美人の概念により規定はされる)に興味があるのだ。
人間の属性などどうでもいい。
どこからどこまでがその人間の境界線なんだ?
属性は言葉と同様、便宜的に対象を区分けするために構築された擬制に過ぎない。


















ブログ一覧 | 思い出 | クルマ
Posted at 2022/08/30 00:51:47

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

8/4 月曜日の朝‼️
ミッキーたんさん

お疲れ様でした🙇(誕生日)(ミラ ...
ゆう@LEXUSさん

20250803活動報告^_^
b_bshuichiさん

茨城産ブルーベリー🫐
morrisgreen55さん

プジョー神奈川ひまわりピクニック🌻
ケロはちさん

飯テロ٩(ↀДↀ)۶
zx11momoさん

この記事へのコメント

2022年8月30日 8:32
おはようございます。
カミさんの言うことには布施弁天のかき氷屋さんは、それ程並ばなくても食べられる穴場的かき氷屋さんらしいですね(*^^*)
いつかは行ってみたいと思います(笑)
コメントへの返答
2022年8月30日 11:50
おはようございます。
そうなんです。穴場だったのですが、インスタでバズったらしく、夏には行列もできたそうです。
が、昨日は誰もいませんでした👍
他にも色々な種類のかき氷や甘味、蕎麦等がありますので是非。橋を渡ればすぐ守谷ですし😙
てことで、行くなら「5日」か「今」でしょう(笑)
駐車場の構造や広さから、布施弁天はオフ会の集合場所や立ち寄り場所にも向いていると思いますよ☀️
2022年8月30日 10:13
つくばを詳しく知っていただき嬉しく思います。私は現在 サンダル→ララムリ→人間のはじまり→ホモサピ→チンギスハーン→騎馬民族とは?→日本人の祖先は?→縄文人(土偶は女性ではなく農作物のトヨウケ?) 縄文人と弥生人は違うなど検索が進みました。 またご教授下さい(笑)


コメントへの返答
2022年8月30日 12:21
昔のつくばの動画を観ていると、今の学園都市地域は大変な僻地だったようで、ヨーカドーや西友、丸井等のあった大賑わいの土浦(それでも国鉄時代は特急ひたちが通過。上野から水戸までノンストップでした)や映画館が多数あった水海道との対称が際立ちますね。
明暗を分けたものはなんなのでしょう。
栄枯盛衰の分水嶺を探すのが昔から好きです。
それにしても、石下行きのバスがあったなんて驚きです🤔竹園も何気に旧い(笑)

興味の対象が起源論から系譜論に移行したのですね。夏休みの自由課題でもないのに素晴らしい!筑波大学で知見を発表してください(笑)
日本古代史なら関裕二氏の著書が読みやすく、安価に手に入ることができますよ。柏出身の方です(笑)
ところで、縄文人と弥生人の区別とはどういう点にあるのでしょう?近頃は縄文人も農耕をしていたと云いますし、区分けの仕方は重要だと思いますよー

なお、教授料はスマ●信金にお振込願います🪅
もしや、つくばには支店がなかったりします?(笑)
2022年8月30日 14:51
つくばも村が合併するときは利権がからみ大変だったようです。政治家は自分の村に駅をどうやって作らせるかを戦ったようですね。そうそう縄文人と弥生人の話はここから見つけました。茂木誠さん 話し方もおもしろく見入ってしまいました。https://www.youtube.com/watch?v=-liE1A6cr4I DNA解析ですいぶんわかったようですね。
コメントへの返答
2022年8月30日 23:47
土浦との合併協議も出ている今では信じられないですよね。つくば市ができた頃、全線開通していない常磐道と六号線とを絡めて、いわきによく行ってました。
にしても、赤字路線になった筑波鉄道を廃止したくらいなのに、合併前に鉄道誘致をしたんですか?
つくば学園都市の場合は、闘争が無かったことでしょうか。筑波大学のために土地を譲渡した桜村の住民は闘争無しに喜んで明け渡したのかなと疑問に思っています。当時はアカの力も強かったですし。

うーん。
私はDNA解析だけに頼るのはどうかなと思います。
半島よりもむしろ中国江南からの移動が多かったことは昔から伝えられていますし、
日本は地理的条件に恵まれて王朝交代が起きなかった等の論が出てきてしまうと、そこまで結論づけられるのかなと思います。Y染色体も同様で、あくまでその分野から鑑みるとそういう傾向が見えるということが言えるだけです。例えば、日本語と朝鮮語、モンゴル語は膠着語ですが、言語学的にいえば、日本のルーツは北方騎馬民族系の系譜に連なることになります。
また、日本という言葉の使用にも注意が必要で、近代国家成立後に初めて成立した概念に過ぎないということに意識的になることが求められると考えています。
詳しくはベネディクトアンダーソンの「想像の共同体」を参照ください。

自称学者の私の小難しい話の続きは居酒屋で🏮

プロフィール

「ほぼ閉店状態 世田谷地域交流版 http://cvw.jp/b/730895/48571783/
何シテル?   07/30 14:39
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

トライアルC25さんのスズキ スイフトスポーツ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/16 23:35:54
April 6th,2024 エンジンオイル交換(エレメント○) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/07/31 22:58:43
子連れ向きの海水浴場 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/05/23 09:42:28

愛車一覧

スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
2025年5月26日納車🌸 赤黒2トーンのファイナルエディションです。Dオプを付けま ...
スバル インプレッサ WRX STI 涙目だけれど笑顔号 (スバル インプレッサ WRX STI)
36万キロエンジンオーバーホール歴無しの全国周遊マシン👍 黄色くラッピングされた給油口 ...
スズキ スイフトスポーツ 鈴木の運動車 (スズキ スイフトスポーツ)
ノーマルのスイフトに加えて、二代目のスイフトスポーツを購入。 5速マニュアルのチャンピオ ...
その他 なんでしょ その他 なんでしょ
令和のクルマも手に入れたので、時計の針を戻して、今度は久し振りに昭和を偲ぼうかとも思って ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation