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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2013年04月08日 イイね!

のんびりドライブ 都区内のち千葉下総

のんびりドライブ 都区内のち千葉下総日曜日は実に過ごしやすい春の陽気だった。強風が時折吹いており、高速道路の一部が通行止めになっていたくらいだったようだが、幸いなことに私はほとんど影響を受けなかったし、従って爛漫な朗らかな陽気を存分に堪能することができたのである。

以下、東京ローカルな説明になるが、ご容赦を。
世田谷区内からは山手通りをとおり、代々木公園・明治神宮・表参道をとおり、青山通り(246号)へ。そして、しばらくして左折し神宮外苑に向かう。
銀杏並木の街路に辿りついた。




街路沿いのレストランや喫茶店に佇む人たちの表情も心なしか明るさに満ち充ちていたようだったし、のどかで心落ち着く光景が私をホッとさせ、また気分をどんどんよくしてくれた。
ベンチでは本を読んでいる人たちが目立っていた。
日曜の午後に暖かい陽気のなかで、活字を追うというのは最高に心地よいものだと思われる。もうそれだけで風景に溶け込んでいるようであり、印象派の絵画にでも出てきそうなシーンである。セザンヌの画風が良さそうだ。「カード遊びをする人々」という作品のようなタッチが特に似合うように思える。



球場のほうで大きく歓声があがっていたが、プロ野球のデイゲームでもあったのだろうか。うむ、ラグビー場ではなく、神宮球場からの声だと思うのだけれど。
しかし、声は重音で男性が発した音声がほとんどのように思われる。
ところで、今年は久し振りにプロ野球を観戦しようと思っている。
神宮球場はドーム形状ではなく、グラウンド規模も大きくないので、親密感をもって選手を眺めることができる。そんな環境が神宮球場の魅力だと思うが、いかがであろうか。
神宮にはテニスコート・施設もある。
テニス道具は持参してこなかったが、中の様子を伺いたいと思った。
こんもりとした神宮の杜のなかで、プレイするテニスというのはいかにも優雅な印象を与える。のんびりとラリーをしてみたいものである。

続いて、都区内をさらに東へ進む。
三宅坂から皇居を左手に眺めながら、内堀通りを進む。


二重橋(本来はあの橋を二重橋とは言わないのであるが、現在ではそれで大いに名称が通用されているので、まあ構わないだろう)を過ぎてから、右折。



東京駅丸の内口駅舎の正面に出る。




戦前は一丁倫敦なんていう、ロンドンに似ているような街区もあったようだし、高層ビルが目立ってきた丸の内地区はいまなお煉瓦造りの近代建築が残されていたり、再建されていたりする。文明開化発祥の中枢におよそ相応しい伝統を今でも引き継いでいるとも言えるだろう。

永代通りに出て、隅田川を渡る。橋は永代橋で、隅田川の東に来ると途端に下町に来たなという気持ちが湧き出てくる。
なお、永代橋東側に門前仲町と呼ばれる地所があり、勧進相撲で有名だった富岡八幡宮など、江戸の文化が根付く箇所がたくさんある。
夏場には水を掛けられながら、神輿を勇ましく担いだりする様も見ることができる。
粋というもやもやとした概念を身体の隅々までいっぱいに満腔にするには、お薦めできる街である。



下町には小学生のときから、お世話になっている当時住んでいた家の近所のおじさん・おばさんがいて、今でも両親とは親交があるようだし、私にも毎年年賀状を送ってくれる。挨拶がてら顔を出してみようと思った。
近頃はすっかり周りの様子も様変わりしており、一度家を通り過ぎてしまったくらいだ。
幸いにもおじさん・おばさんがいた。
おばさんは体調が芳しくないということなので、おじさんと二輪や釣り、江戸の歴史などの話しをした。
表具店を営んでおり、玄関を開けると大きなスペースがある。
かつてはハーレーやBMWなど数々のバイクを所有していたため、バイク屋に間違えられたこともあるほどである。
高校になってから二輪に関心を持つようになってからは週の半分くらいはおじさんとこのスペースで話しをしていたものだ。
私はホンダのバイク(NS-1で扱いは原付)を持っていたのだが、クラッチ調整などもしてくれて、今考えれば最高のメンテナンス環境を得ることができたと思っている。
青山のホンダ本社の展示スペース見学のための無料駐車場が確保されていることを教えてくれたのもおじさんで、連れて行ってもらったものだ。乃木神社にも連れて行ってもらい、帰路におじさんの馴染みの蕎麦屋で舌鼓をうち、天かすをもらったことを覚えている。
爾来、20年の歳月が経つ。
近頃は特に江戸町民の暮らし向きが好きなようで、色々な時代小説を読んでおられるらしく、その博識ぶりには驚嘆すべきである。
先に述べた二重橋の件も、実はおじさんから聞いた生知識なのであった。

五時近くなり、まだ明るいが辞去することにした。
私はといえばさらに東へ進む。
ついに荒川(荒川放水路というべきか。今の隅田川と分岐して以降の荒川は昭和一桁時代に人工的に造られたものなのである。しかしながら、その流域規模は驚嘆すべきものだ)を渡る。
下の画像は木根川橋で、荒川に架かる橋としては珍しく幹線道路ではない。



葛飾に仲の良い友人がいて、しょっちゅう遊びに行っていた。
だから、この辺りの道には詳しいが、往年の面影をそのまま残している箇所が比較的多いとはいえ、時代の変遷とともに様変わりしていることには変わりがない。

空が暗くなってきた。
いっそのこと、江戸川を越えて、千葉にまで足を運ぼうと思った。
23区内でも東部まで来ると千葉県に隣接しており、半ば近所に買い物に行くような感覚になる。
船橋の中山競馬場近くの温泉に浸かった。
ここで実に面白い経験をした。
寝湯で寝っ転がっていたところ、親子連れが隣に入ってきた。
するとやおら天文の話しを始めたのだが、その話の内容が逐次、昨日訪問した天文館の話しと極めて類似しているのである。
また、源泉風呂では男性二人が歴史の話を始めたかと思うと、やがて司馬遼太郎の作品の論評をし始めた。私はといえば、ちょうど、司馬遼太郎の本を読みすすめていたところであった。

露天の星空は実に美しく、特にオリオン座に並ぶ星が先のエピソードとも相まって、ことさらに印象に残る。
そしてまた、宏壮な大宇宙に比べたら塵のように小さな粒粒の人間たちが暮らしていることに、不思議さを感じざるを得ない。その塵の粒粒たちがときに似たような話柄を持ち出していたりする。
宇宙も人間個々もすべては根本的なところで一つに繋がっているのだろう。
フロイトの集合的無意識という考え方が好きだが、私はそう思う。

夜でも依然として賑わいをみせる船橋の繁華街を通り、原木から京葉道路へ。



篠崎からそのまま首都高を進み、箱崎パーキングへ。
7号線から見えるスカイツリーが美しかった。けばけばしくなくほのかに光るスカイツリーの照明は写真に収めるのは難しい。実際に見ているときの色合いと似ても似つかないものになりがちだ。
スカイツリーのイルミネーションは実際に眺めてみることをお薦めする。

さて、箱崎パーキングでの話。
アルファロメオをお持ちの中年男性がいらっしゃったが、どうもギアボックスが壊れてしまったようで救援を待っているようだ。2ペダルのようなので、押しがけはできないが、そもそもギアがダメになったから動かすことはできないか。
無事に搬送されるだろうから、珈琲を買って、深川線・湾岸線を経由し、レインボーブリッジや東京タワーを見ながら悠々と帰宅。
結局、船橋から一時間ちょっとで帰宅した。高速道路の利便性は計り知れない。




素晴らしい一日を過ごせたことに感謝。








Posted at 2013/04/08 09:24:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ | クルマ
2013年04月07日 イイね!

甲州日帰り紀行 ~看板に偽り無しの笹子峠・無限なる宇宙を夢見る~

甲州日帰り紀行 ~看板に偽り無しの笹子峠・無限なる宇宙を夢見る~
今日の東京はポカポカ陽気ですね。
お日さまも明るく大地を照らしてくれています。
洗濯物がよく乾くでしょう^^

本題に入るまえに一点。
最近、そこそこのシュートなら存分に打てる運動場を見つけたので(ドリブルは存分にできます)、ご興味のある方はどなたかご一緒しませんか?



*場所はJリーグのチームの本拠地もある某緑地です(笑)
世田谷ではない○○○とでも申しましょう^^

さて、昨日うって変わって、午後遅くより大雨が降りました。
予報ではかなりの大雨で嵐を伴うとのことでしたが(半ば当たっていました)、そんなことを気にする性格でもないので、山梨県まで日帰り旅行を楽しんできました(笑)
行きはすべて一般道を用い(主に甲州街道/国道20号線)、
帰りは勝沼から中央道に乗りました。
帰路以外はほとんど雨は降りませんでしたし、道路が空いていて実に快適でした^^

*武蔵(東京)と相模(神奈川)を結ぶ大垂水峠。かつては走り屋が夜な夜な、否、日中でさえもお構いなしに出没していました。
近頃の工事のおかげでしょう。道がとても良くなっていました。

ここのところ、ハイドラのチェックポイントに関心が出てきています。
なぜならば、自分が知らなかった名所や地域ごとの街なみなどが発見できて、ドライブに新たな面白さを加えさせてくれることに気づいたからです。
昨日のドライブでもハイドラを起動させて、多摩地区の鉄道駅を中心に右へ行ったり左へ行ったりしました(笑)
こういうところにこんな場所があるんだとか、ここはこういう佇まいを持っているのかということが発見できてとても愉しいものですね。

ハイドラでのドライブ以外にも、ドライブのハイライトはあまたありますが、それを一つ挙げてみます。
今回は大月と甲府盆地を結ぶ天嶮である笹子をトンネルではなく、峠で通過しようと思いました。


*以前、地図帳からスキャンした画像です。笹子峠を超える道路が表記されていませんが、中央道のやや南側辺りを走っています。大菩薩ラインとは、埼玉県秩父までを結ぶ道路ですね。こちらも天嶮です。

峠に向かう道路入口で「冬期閉鎖」なる看板を見つけたのですが、笹子とはいえ、この時期に冬期閉鎖はないだろうと思い、ズンズンと峠を登坂してみました(笑)



看板に偽り無しでした(笑)
もっとも、昨年から通行止めになっているとの情報もあり、除雪等は済んでいると思います。
なお、路面には無数のゴロゴロした石がほったらかしにされていて、自然の為すがままを尊ぶ、日本人の美しい精神が息づいているなと感心しました(笑)

峠を越えられないとすると、難所の笹子を超える方法はトンネルしかありません。
今回は一般道で来たので、新笹子トンネルを通りました(「新」とは言いながら、古色蒼然としていて歴史的叙情を感じさせてくれます)。
なお、下道好きの方が笹子を通過する場合は前述の笹子峠を超えるか、このトンネルを通過する他はありません。
因みに、鉄道の中央本線も笹子のトンネルを走っていますが、明治の建設時には笹子を大きく迂回する案が検討されていました。それくらいの難所なのでしょう。


笹子を抜け、甲府盆地に出ました。
四方を高い峰々に囲まれた実に美しい盆地です。
曇天でしたが、遥か眼下にピンク色の花々が咲き誇っている様を見つけ、適当に検討を付けて向かってみました。




そこは一面広がる美しい桃の畑でした。私は実に運がいい。
なお、笹子を超え甲府盆地まで来ると、桜の花もまだ満開に近く、これから花見見物を検討されている首都圏の方にお薦めいたします。

さらに運がいいことに、すぐ近くに甲斐国一宮である浅間神社という社を見つけました。いや、これは神々のお導きかもしれません。
感謝の気持ちを込めてお祈りをしました。




最近は温泉三昧の生活を送っており、この日も温泉に向かうことにしました。
道中で武田神社(武田信玄で有名な武田氏の居館があったところです)近くに立ち寄り(参拝は次回にすることにしました)、神社のすぐ近くに実に面白いワインディング路を見つけたので往復しました(笑)
モンローのバネもいいですが、収縮性のいいスプリングが欲しいです(^^;;

温泉は南アルプス市に位置し、一時間以上ゆったりと浸かりました。
ぬるめのお湯が三種類あり、時折、金冷法をしたりして、肉体を鍛えました(爆)
この頃には雨が激しく降っていて、早めに帰ろうと思ったところ、温泉隣にある建物にほのかに灯りが付いています。扉は空いていましたが、人の気配がありません。
しかし、この大雨のなかで「本日天体観測中」という垂れ幕が掲げられているわけですから、何処かで天体観測をしている方がいらっしゃるはずだと思い、暗い階段を登ると小太りの男性が応対してくれました。夜空のごとく真っ暗とは言えないまでも、薄暗い場所でした。


さすがにこれだけの大雨だと、天体観測は不可能のようですが、その代わりに天体観測鏡を見学させてくれたり、カメラの性能についても説明していただきました。
本当に天体が好きなんだなということが言葉の端々からわかる、そんな気持ちのいい方でした。


次いで、若い助手の方(?)と共に、大型ヴィジョンで様々な時季・場所で天体観測したときの写真や定点観測カメラでの動画を見せていただきました。
いやはや、モニター越しで見るだけでも、実に美しい。
印象に残っているのはオリオン座のガス群ですね。紫がかっています。
最近は光の動きや重力の発生など、ミクロ・マクロの物理現象に興味があるので、
マクロの宇宙をミクロな南アルプスの一点で眺めることができたのは、なんだか不思議な心持ちさえしました。
私は天体には詳しくないのですが、衛星軌道よりも低空に彗星が飛んでいたりすることが結構あるようです。そのときの動画も見せていただきました。
因みに、衛星が彗星と激突するのを回避するようなシステムは今のところないようです。
などなど、密度の濃いお話を一時間ほど拝聴し、資料もいただき、建物を後にしました。
観測会も行っているらしいので、近いうちに再訪すると思います^^

帰路は冒頭でも述べたとおりの大雨で、ときにスプラッシュマウンテンに乗って、水を被ったときのことを思い出しました。水たまりを通過したときにあがる水しぶきが強烈だったのです(笑)
中央道でも超ウェット状態でしたが、今履いているダンロップのZIIというハイグリップタイヤは安心・快適でしたね。
前モデルのZIスタースペックのときから、ウェット性能の秀逸さを標榜していましたが、今回も往年の名ドライバーで「雨の星野」の異名を持っていた星野一義氏にレースで大幅なハンディをもらえば勝てるんじゃないかというくらいに気持ちよく走行できました(笑)


*中央道笹子トンネル(上り線)

到着予定時間がわかるので、自宅までカーナビを設定したのですが、カーナビの計算上では二時間もしないんですよね。
実際に二時間程度で帰宅できました。
行きは寄り道していたとはいえ、五時間ほどかかっていたので、それを考えると高速道路というのは便利だなと思います。
一般道よりはハイスピードで走れますしね(笑)

ともあれ、道路の形態の数だけ走る楽しみがありますし、ドライブでは桃花鑑賞・一宮参拝・温泉入浴・思わぬ出来事を体験(天体を画像・動画で観たこと)もできました。本当にドライブとは楽しいものです。

以前にも述べましたが、今月は滋賀の長浜や名古屋に宿泊し、近辺を散策したり、ドライブしたり、或いは船に乗ったりする予定です。
その他、日帰りでのオフ会も数個検討しており、本当に今から待ち遠しいですね☆彡
とまれ、クルマを好きなときに好きなように運転できる自分は幸せだと思います(*´▽`*)

さて、洗濯物が乾いていそうなら取り込んで、出かけてきますかな。
今日は妻が既に外出しているので、私がにわか主夫をします^^v
Posted at 2013/04/07 11:50:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | ドライブ | クルマ
2013年04月05日 イイね!

卯月の旅路決定

卯月の旅路決定BMWオフ(承前)から一夜開けて、感覚が鋭敏になった模様。
一気呵成に今月の旅先の構想が具体化してきた。
宿泊先は近江長浜(滋賀県)と尾張名古屋(愛知県)の二箇所に決定。
最近は船にぞっこんなので、長浜からは琵琶湖に浮かぶ竹生島まで渡航する予定。
一方で、名古屋では栄やセントラルパークを散策したり、喫茶店でまったりしてみようと思う。キャバクラもいいかなあ。

往路は甲州・信濃超えで、所々中央道を使いながらも、基本的には一般道で向かってみる予定。諏訪湖までは北上せず、茅野から高遠に抜けてみようと思う。桜が満開のはずであるし。伊那路と木曽路のどちらかを通るかで迷うところだけれど、これは当日の気の赴くままに任せようと思う。
帰路は名古屋市街から三河の山奥を通り、天竜川上流から南下して、東海道(新東名・一号線バイパス・一号線・その他)を利用して悠々と帰宅しようと思う。













山も海も湖も都市もすべて堪能する旅路で、今から非常に楽しみである。





Posted at 2013/04/05 13:49:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2013年04月03日 イイね!

宇宙で一番さがみ縦貫道(圏央道)新規開業区間走行を悦ぶ男【動画付き】

宇宙で一番さがみ縦貫道(圏央道)新規開業区間走行を悦ぶ男【動画付き】実に奇っ怪極まるタイトルだけれども、新規開業区間走行を悦ぶ男とは、ご想像のとおり、私である。

お墓参りに行こうと思い、開通したばかりの出来立てほやほやのさがみ縦貫道(圏央道)の海老名ICから相模原愛川ICまでの区間をドライブしてみようと思った。
都内から出発し、途中で横浜の某所に立ち寄ったときに、折角なので動画でも撮影しようとふと思い至ったのだが、このことが予期せぬくらいに新規開業区間をひた走るきっかけとなったのである。
最初に悠々と通過した、海老名JCT(東名高速と接続)から厚木PAまでの動画が記録されていなかったことが、面白おかしい予期せぬ一日の端緒の現象かもしれない。

そこで、相模原愛川ICから海老名ICで降りて、相模川対岸の厚木市街まで赴き、東名厚木ICから再度同区間の撮影を試みようとするも、JCTで分岐の方向を誤り、横浜町田ICに行ってしまう始末。
ここで東京に帰ってしまうのもなんなので、横浜町田から海老名JCTへ。再度、縦貫道を走ったという次第である。
意地というよりも半ば状況を楽しんでいる。
であるばかりか、二度目の相模原愛川IC到着後には、やや山奥に向かい清川村運営施設のお風呂でも入ろうと思い、大いにリラックスして、途中まで一般道で帰ろうと思い、国道から適当な裏道(私個人の認識では)をくいっと入ったらなんとその道が縦貫道のICに至る一直線の道路であったという按配で、いったい僅か半日あまりのうちに、私は何回、新規開業区間を走ったのだろうと苦笑するほかない。
でも、とても刺激的で本当に愉しかった。



ともあれ、ウチの菩提寺は神奈川県にあり、今回の区間開業は墓参という意味でも非常に意味の大きいものであったのだ。
今までは東京から一般道を使って菩提寺に赴いていたが、二時間半ほどの行程でのんびりゆるりと行くことが主だった。
或いは東名の横浜町田ICから一般道を使うという手もあるが、感覚としてはどちらも同じくらいの行程時間のような気がしている。
まあ、ゆるりのんびりと墓参するほうが、浄土世界に旅立つ故人たちの魂をじっくりと感応するにはいいような気もする。
ただ、選択肢は多い方がいいだろう。
今度から縦貫道と東名を組み合わせて使うこともできると思うと嬉しい。実際に早くて便利である。
中央道との接続も今年度中に実現するという話だから、そうなれば、中央道経由で菩提寺に向かうのも良い。





菩提寺のすぐ近くに、鎌倉の元寇の時期には既に存在していた古式ゆかしき社があり、妹たちの七五三もこの社で執り行ったことを私は覚えている。





関東はときに大雨ではあったが、墓参のときはなぜか空が明るくなっていたし、神奈川県唯一の村である清川でのんびりできたことは僥倖であった。




なお、トップ画像は新規開業区間で唯一のパーキングである厚木PAでのショット。
今のところ、お手洗いと若干の自動販売機・喫煙所等くらいしか見当たらないが、将来的には店なども出るようだ。
お手洗いは和をイメージしているのだろうが、お手洗いの中に複数の巨大ビジョンが立ち並ぶ様はちと異様であった。しかも、畳椅子がしつらえられていた。
当面はお手洗いでまったりしようということなのだろうか。

いずれにしても、私は楽しんで往路・帰路を満喫できる状況を引き寄せる才があるらしい。

*付記
【交通は今後どう変わるか】
県央厚木を軸とした縦の交通はかなり過密なので、中央道と繋がっていない今時点であれ、新規開業はかなり意義深いと思う。国道129号を避けるクルマも多くなるだろうと思われる。
因みに、厚木パーキングエリアに埼玉や群馬方面の乗用車が目立っていたが、理由はわからない。

さてさがみ縦貫道の他の開業区間について。
間もなく茅ヶ崎と寒川間の開業がなされるそうだ。海老名ジャンクションとの接続はまだ先で、連結するのがもっとも良いけれど、愛川・海老名間同様に、この区間が開通するだけでも意義があるように思う。
この辺りはごちゃごちゃとした道路が多いので、海老名連結までの間は無料区間にしたらどうだろう。高規格バイパスとしての役割を臨時に持たせるのである。

圏央道はどうやら全線開業しそうだけれど、外環はどうなのだろう。
ご近所さんによれば、用地買収の動きが進んでいるそうだけれど、まとまった用地を見たことがないなぁ。
あの混雑した山手通りを長年採掘工事してまで中央環状を作ったのだから、いっそ環八の地下に道路を敷設したらどうだろう。関越練馬からのアクセスも良いだろうし、その道路は東名の東京ICと直接連結されることになる。羽田へのアクセスも良い。

なんてことをつらつらと書いてしまうくらいに、道路に関心があるのだなと、改めて思う卯月の未明也。

【道路インプレッション】
全線片側二車線。
新しい出来立てほやほやの道路だけに実に走りやすい。
ほぼ直線路と行って良い快走路である。ときに相模川の流れや厚木の市街を見ることができ、風景としても悪くはないだろう。
なお、路上のつなぎ目で私のクルマが跳ねているのは、足回りが硬いためだろう。通常のサスならばバンプせずにいなせるはず。
休憩場所は外回りに厚木パーキングエリアがあるのみで、ここはオフ会場所になりそうなオーラが濃厚に漂っている。大型車が駐車する橋梁下のスペースが広く、雨にも濡れないために、乗用車が多い休日はここも乗用車でいっぱいになるのではないか。外環道の新倉パーキングに似ているが、上下線共通ではない。あくまでも外回りのみである。
相模川愛川ICは相模川を左岸から右岸まで渡る形になるので、出口までがかなり遠い。が、その分眺望も楽しめるし、それはそれでいいと思う。
ただ、愛川町側にも出口を設けても良かったかもしれない。
なお、出口を出ると国道129号線と合流する。
今のところは129号のバイパスという感を呈してる気がしたが、こちらの道路のほうが断然楽しい。





Posted at 2013/04/03 03:03:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2013年03月31日 イイね!

等々力渓谷 都心のなかの深山幽谷

等々力渓谷 都心のなかの深山幽谷花見がてら、近所の等々力(とどろき)不動尊にお詣りをしにいった。
釈迦の生誕日が近いことから、折々の花がきれいに彩られていて、とても気分が良かった。





存外知られていないことなのだけれど、等々力不動尊脇には渓谷があり、鬱蒼とした緑に包まれ、ひんやりとしている。
都心部でありながら、ここは天然の渓谷なのである。
縄文時代から人が住んでいるらしく、古墳も多いことから、大いに人を集めた場所であることが推測できる。
また、水が豊富なことから弁財天も祀られており、修験道の行者たちの修行場であったと伝えられている。さもありなん。
渓谷を一歩出れば、品のいい住宅街や往来賑やかな幹線道路があるのだけれど、渓谷の中だけは静謐そのもので、その歴然たる差がまた好もしく、さらには愉快である。







不動尊本殿は渓谷の上に位置しており、渓谷脇に咲き誇る桜を眺めるための舞台がある(トップ画像参照)。
桜の花の美しさのみならず、この木造の舞台の風情がなんとも心地よいのだ。





とはいえ、今時分は桜花の咲き誇る様に我々はどうしても惹きつけられてしまう。
ちょうど今が満開だから、来週辺りには散り際の桜を楽しめるかもしれない。
境内へ参拝するのであれば、無料の駐車場もあるので、是非とも来訪あれ。



Posted at 2013/03/31 17:25:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域

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何シテル?   08/30 19:30
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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