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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2011年03月10日 イイね!

映画を観に小田原までドライブ

映画を観に小田原までドライブ先だって、曽我梅林(神奈川県小田原市)にて梅鑑賞をしてきた。
先月に引き続き、早くも今年二回目の曽我梅林行きとなった。

もっとも当初は梅を鑑賞する目的はなく、小田原市内の巨大な複合施設内の巨大な映画館に行くことが主目的で、東名高速をえっちらおっちらと運転し、箱根の嶮の手前の小田原まで向かったというわけ。
この巨大複合施設には、温泉やレストラン、ゲームセンター等が集約。
そして、施設内の映画館には上映場がなんと十個もあった。
パチンコをするところもあるらしい。ちょっとした街のようでもある。

東京から小田原に行く際には小田原厚木道路がまあ早いのだろうけれど、
私は東名の中井PA(下り)の食堂がお気に入りなので、東名高速の厚木インターを超え、足柄の手前にある大井松田インターから国道を南下し、地元道を適当にクルージングして、当地に向かおうと考えた次第。
なお、中井PAではレバニラ定食を食べた。私はレバニラが大好物なのだ。
心も胃袋も大満足。
中井PAは、お隣の海老名SAや近隣の足柄SAに比べ、規模が小さくのほほんとしているので、是非とも立ち寄っていただきたい。

さて、小田原の映画館に行った目的は以下のとおり。
菅野美穂が主演の映画「ジーン・ワルツ」の無料鑑賞券をいただいたものの、鑑賞機会が訪れず、東京近辺では軒並み上映終了。
そこで、妻に携帯で検索して調べてもらったところ、小田原の映画館で上映されているとの情報を得て、ドライブがてらに丁度良いこともあり、彼の地の映画館まで行ってきたという次第。
そして、時間に余裕があったので、上演前に曽我の梅林に立ち寄ってみて、期せずして曽我梅林を今年二度も堪能できたという按配。
梅まつりは終了していたものの、なおも梅花は辺り一面に広がり、その淡い色彩の展開は大いに心を和ませてくれた。
これだから生命が一斉に芽吹く春は素晴らしい。

さて、今回は平日の午後三時半上映ということで、上映時間五分前になっても、
客席には妻と私だけ。上映後も中年男性が一人入ってきただけで、結局、わずか三人で巨大なスクリーンをシェアリングする僥倖を得た。
すかしっ屁をこいてもまったく大丈夫な環境である。

「ジーン・ワルツ」のおおまかなストーリーについてはここでは詳述しない。
ごくごく概括的に簡単に述べてしまえば、菅野美穂が演じる産婦人科医を中心に繰り広げられるドラマである。ドタバタ劇ではなく、シリアスな内容を扱い、物語の進行ももっぱら、シリアスが中心で、笑いを禁じ得ないようなコメディではない。
ただ、シリアスな悲劇的映画かというとそうでもない。
いずれにしても、どんな視点で鑑賞するにせよ、「胎児」が作品に対する感想を抱く上でのキーワードになるだろうということだけは述べておこう。

生命の誕生とはなんだろうという視点で見ることも可能だし、社会的倫理の問題を考えるという視座で鑑賞することも可能だし、単純に感動するのもいいだろうし、こんな設定はないだろうよと突っ込むのも良いだろう。或いは、菅野美穂のキスシーンとか肌を見るという目的も極めて健全且つ重要だろう。いや、これは重要ですな、ほんとに。

ただ、私は本作を、内側から湧き上がる感情を通じて、生きることの意味や尊さを理屈なしに感じ取るという視点で主に鑑賞した。
いや、どのように鑑賞しようかなんて思って映画を鑑賞したことなどないので、結果的に上に述べた視点で映画を鑑賞することとなったと述べたほうが正しいだろう。
結果はどうだったか。
非常に感動して、目頭が熱くなる瞬間もあった。
こういう感動を催すような作品は論理的な説明や批評をするよりも、情感のままに素直に感情の作用の動きを述べたほうが良いだろう。
上映をしている映画館は少ないと思うけれども、関心があれば鑑賞をお勧めしたい。
私がどういう種類の感動を催したのかということが、もしかしたら直感的に理解できるかもしれない。

帰路は足柄地区のにある私のホームコースを走行。
大井松田インター入口まで、勾配と曲線を楽しみ、
東名に乗ってからはトップギアを駆使する楽しさを味わった。
パワーはそこそこのクルマゆえに、ゆっくりとしたスピードで走っていても、それなりに回転数があがるので、随分とダイナミックに走っているぜという雰囲気を味わえるのがいいところ。



Posted at 2011/03/10 20:42:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2011年02月15日 イイね!

香港映画『カンフーサイボーグ』評

香港映画『カンフーサイボーグ』評ロボットとは本来は人間に絶対服従するものである。しかしながら、なぜロボットがそうしなければいけないのか。
人間にとって役立つための道具に過ぎないからである、とは言える。
とはいえ、科学叡智の髄を凝らし、ロボットが人間には出来ない特別な能力を持つとともに、人間同様の容貌を得て、人間感情を分析できるほどの存在となったときにこの構図は崩れまいか。
『カンフーサイボーグ』は、肉体が華麗に相互躍動するカンフーを主体としたアクションや、会話や行動の折々に笑いやユーモアを交えた、香港映画のお家芸を踏襲しつつ、いささか思弁に浸ってしまうような要素がテーマの一つとなっているのが特徴的だ。
従って、単にアクション映画として括ってしまうのは正確では無かろう。
概略的に作品の筋を述べる。
人間の叡智を凝らしたロボットが人間社会の警察活動を助けるために、秘密裡に警察組織に加わる。ただし、国家に忠誠な上官(タイチョン)だけは秘密を知らされている。イケメンなロボットK1は上官が親代わりを務めつつ、片恋慕している同じ職場のソウ・ムイ(超かわいい!)の心を徐々に掴む。だが、タイチョンにはそれが面白くない。人間ならではの感情だ。
やがてK1とタイチョンは、人間への絶対服従原理を破ってしまったK88と呼称されるロボットと壮絶なアクションバトルを繰り広げる。
なお、ここでのアクションはカンフーだけではなく、実に想像的で近未来的なトランスフォーマも仰天するようなSFアクションを堪能できるのでお見逃しなく。
さて、そのK1だが徐々に変異を来たす。ロボットには禁忌である恋心がソウ・ムイに対して生じる。そしてタイチョンは、、
いかなる顛末を迎えるかは詳述しない。作品の全貌は劇場で堪能していただこう。
さて、恋心というのはひょっとしたら人間だけが持つべきものという我々の思い込みに過ぎないかもしれない。私たちは自らが造ったロボットに恋愛という感情を生じさせたときに、神が人間を罰するがごとく、ロボットを罰することができるのだろうか。
私たちが神によって造られた被造物だとして、仮に恋することが禁忌だとされれば、私たちは結局のところ、本作に出てくるロボットと何ら変わりない。
そんな思弁的なことを考えさせられつつも、大いに笑い、大いにアクションに興奮できる本作は小難しい評論は抜きにしてお勧めできる。
笑いたまえ。感動したまえ。興奮したまえ。考えたまえ。

Posted at 2011/02/15 01:00:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2010年11月10日 イイね!

ラスト・ソルジャー LAST SOLDIER

ラスト・ソルジャー LAST SOLDIER



間もなく全国ロードショーがはじまる「ラスト・ソルジャー」は、ジャッキー・チェンが原案を考え、主演した作品である。
舞台は紀元前の戦乱の世の中国大陸である。

分裂した中国の国のひとつである「梁」の農民兵士である主人公(ジャッキー・チェン)は、幸運にも死から免れ、とっておきの宝物まで手に入れる。対戦国「衛」の将軍である。
将軍をひっつれて、お郷に帰れば、夢のような褒賞が期待できるのだから、ジャッキー・チェンは必死だ。
傷の手当をしてあげたり、縄でぐるぐる巻きにされた将軍が乗っていた馬が奪われてからは、歩行が苛烈な裏道で将軍を背負ってあげたりするなど、褒賞を夢見て驚くほどの執念を見せる。
時折、将軍が自死しようとしたり、逃走したりするが、
何が何でも逃がすまい、殺すまいとするジャッキーは実にしつこい。
ただ、そのしつこさはジャッキー特有のユーモアセンスにより、笑いを誘う格好の場面となる。
将軍とのカンフー仕込みの白熱した鬩ぎあいの場面が圧巻だが、そこはさすがにジャッキー・チェンで、言葉にはユーモラスがあり、カンフーも凄まじさにドタバタ喜劇のような滑稽味を加える。さすがにこうした笑いのセンスを心得ているだけある。

中途、将軍を狙う男たちが出現する。途上で、二人は徐々にではあるが、互いの親交を深めていくように見える。だが、ジャッキーはなおも将軍の身柄を引き渡さない。あくまで報酬を夢見ている。この執念さは作品の見どころだ。むろん、この執念深い場面にはたっぷりと笑わせてくれる喜劇性が内包されているので、肩の力を抜いて鑑賞して欲しい。
そのくせ屈強な男たちが現れるとあたふたして逃げ回ってしまうような小心者の農民なのである。ゆえに、「小さいやつだ」と将軍からしばしば愚弄される。

屈強な男たちの正体は何か。これを明かしてしまうと身も蓋もないが、奇をてらったものではなく、序盤からある程度予想がつくものたちであると言っておこう。
やがて、蛮族に襲われた屈強な男たちの棟梁(彼は衛の高貴な人間である)を将軍は救出し、将軍にとってのひとつの課題にけじめをつける。

最後は小舟に乗り、梁の故郷へ帰る凱旋農民ジャッキーと捕虜の将軍。
将軍はすでに投降し、名誉ある死を確保している。
やがて故郷の村の船着き場につき、なぜかジャッキーは一人だけ下船し、将軍を再び川に突き放す。農民が莫大な報酬を諦めた瞬間だ。

彼らがなんとも不思議な縁で一緒になり、徐々に親密になっていくさなかに、彼らはお互いに約束事をした。
将軍は約束の履行を揚々と唱え、一人小舟で衛に戻る。
村に着いて意気揚々と「梁」の旗を掲げた様子をみて、将軍はようやく農民の見どころあるところに気づく。「小さいやつ」ではなかったのだ。
しかし、将軍は約束の履行が果たせないことに気づかないまま、衛に戻る。
見上げた男ジャッキーの掲げた旗の命運はいかに。

みなさんも映画館で鑑賞しましょう!
13日から全国ロードショーです。
映画って本当に素晴らしいですね。
「では さよなら さよなら」



Posted at 2010/11/10 18:57:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ

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昭和〜😆」
何シテル?   08/21 01:33
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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