2010年05月14日
世に概念というものがあって、概念というものを言葉で表現できなければ、私たちは社会生活など歩めないでしょう。言葉が重要なのは概念を自分自身で把握する独白体的な役割も果たすし、他者に概念を伝達したり、他者の概念を咀嚼することができるという点にあるでしょう。
ただ、この概念という言葉自体も、言葉というものが仮になければ認識できないのですよね。われわれは幸いにも言葉があるからこそ、概念というものを認知できるともいえるのでは。「はじめに言葉ありき」とは至言ですね。
私は基本的には言葉を軸として、あらゆる物事ははじめて成立すると思うんです。
成立という概念自体も、言葉を用いなければ成立しないでしょう。
それと最近思うのが、陰陽（陰については、陰陽五行論的な陰ではなく、やや否定的ニュアンスという程度の意味としてここでは使用）・善悪といった二元論的思考ですね。私は二分割に割り切れるほど世界は単純ではないと考えますが、これは案外と大宇宙の深層に踏み入れるだけのツールとなりうるかもしれないとも思っています。
陰や悪という概念があるからこそ、陽や善も成立する。もしも、陰や悪がなければ、そもそも陽や善は存立しえない。或いは、もとより世界は陽と善のみしかないのだという見解をとることも可能でしょう。しかしながら、「でもこの世の中は、、」といった風に考えてしまう人たちも多いでしょう。
従って、私は自分自身に陰や悪という要素を積極的には導入しないと決めましたが、陰や悪という経験を通じて、自分が陽や善に昇華できる速度がとても強くなるとも考えています。嫌な出来事があったからこそ、こういうことはしたくない。私はこうしたいという明瞭な意思が生じることは多いと思うのです。そしてそれは人間を突き動かすかなり強力な力だと考えています。
こういった認識があるからこそ、私は逆に陰陽や善悪を殊更に突き放して眺めてしまう面も自身にあると考えています。陽性と善そのものの至高の存在であれ、どうしようもなく陰鬱で悪の塊のような存在であれ、どちらも等しく存在という意味では等価で、どちらが良いとか悪いといったことは考えません。至高の存在がえらいとは思いませんし、悪の塊が許しがたき絶対悪とも思いません。倫理や道徳も一つの見解に過ぎないと思っています。
ただ、あまり相対的に物事を見すぎるのもなんなので、私はひとまず陽性や善性のほうが良いのではないかということを選択しました。これはあくまで私自身の決定に過ぎません。そこに普遍性があるかはどうかは自分という存在の範疇において決定されるのみでしょう。
よって、上に述べた例を含め、あらゆる他者の価値観について私は許容したいと思います。
私があらゆる価値観を許容するスタンスを採用している理由を述べればそういうことです。私の自由意志尊重スタンスの根本原理です。
Posted at 2010/05/14 22:25:15 | |
トラックバック(0) |
思索 | その他
2010年05月14日
いつもと違う経路で家路に着こうと思ったところ、
ホンダディーラーが目に留まった。さらには、ディーラー内に展示されている鮮やかながらも抑制された色彩を持つ不思議なオレンジ色の自動車が目に留まっており、これはみておこうかなと思い、ディーラーの建物の中に入ってみました。
自動車はＣＲ－Ｚでした（ＭＴ仕様のβ）。
「すみません。ＣＲ－Ｚみせてください」とお断りして、嘗め回すくらいに見てやったぞ（笑）
昨年の東京モーターショーとほとんど変わらないデザインは大成功だったと改めて思いましたね。
そのふくよかな曲線美は艶かしいし、角ばっている箇所は実に先鋭的で力強いですね。私の好きなデザインです。
最初は嘗め回してみるだけで帰る予定でしたが、まあ成り行き（「引き寄せの法則」ともいう・笑）でテーブルにつくことになりました（笑）
飲み物はアイスコーヒーを注文。おいしかったです。
最初はＣＲ－Ｚに関するお話をしていたのですが、次第に話が広がっていき、「Ｒ３０のドッカンターボはよかったですね」とか「ステージアの加速はすごかったですよ」とか「１８０ＳＸみたいな自動車がもう一度出ないですかね」とか、私の琴線に触れるようなお話ばかり（笑）
なぜか日産車の話ばかりでしたが、まあ、私がプリメーラに乗っているということを述べたのでそういう展開になったのかもしれません。
ちなみに、「プリメーラは今月に車検を通すというお話をし、ＣＲ－Ｚはとても魅力的ですがプリメーラを買い換えてまでは購入しようとは思っていないですよ」と正直に申し上げたのですが、「問題ないですよ。是非ともマニュアルで乗ってみてください。スポーツモードにするとかなりの加速力ですよ。日曜の午前なら道路が空いていますし、飛ばせるので良いでしょう。ぜひどうぞ」という具合にご好意あるありがたいお言葉をいただきました。
ということで、試乗させていただくことにいたしました！
今月中の車両手配も可能とのことでしたが、私自身、別の要件が入っていたりするので、来月にしていただくことになりました。プリメーラの車検が無事通過したあとでしょうね。今から非常に楽しみですが、何よりも上に述べたお話が今日は面白く、印象に残りました。日産車にまつわる事柄以外にも、古今東西の自動車のことや過去の自動車の思い出など、一時間ほど盛りだくさんお話させていただきました。ありがとうございます。
ちなみにディーラー担当の方はグランドシビックが縁でいまに至ったとか。
それにしても、
こういうお話ができるってすごくいいですね。ディーラーですから、自動車を売ることが目的なわけですが、それを前提にしつつも、身を乗り出して自動車話をされるということは、クルマ好きなんだなと大いに感心しました。
自転車で通りがかったので、自転車で来訪したのですが、帰り際に自転車にもこだわりがあるのですかと言われました。最初はよくわからなかったのですが、タイヤ外径の小さな自転車がユニークだったそうです。
「私は古いクルマも好きなので、自転車のタイヤ外径も昔のクルマっぽく小さいんですよ」と述べ、家路に向かったという次第でした。まあ、上に述べたことはとっさに出た冗談ですけど。
ディーラーのお話で思い出しました。
いま、レクサスでフェアをしているらしく（１６日まで）、明日は時間があるので、気が向いたら行ってみようかなとも思っています。今回はハイブリッド車がメインのようです。けど、ＩＳＣも試乗車としてあるんだよな～。詳しくは知らないのですがオープン（カブリオレ？）でしょ？
そそられてしまう（笑）
それとレクサス内の空港のラウンジルームのような居心地の良い空間を満喫するのも良いですし（一度来訪しましたが、あれは超快適）、建物の構造や配置がよくできているなと私は感じているので、そういった点も改めてじっくりと見てみたいなという気はしています。
それとですね。
試乗プレゼントがミニテディベアのお人形というのがまた魅力的なんです（笑）
レクサスブランドマークのついた服を着ているお人形のようです。すごく欲しい（笑）
他にも来店プレゼントがあるらしいので、、
って、購入検討してなくてすみません。
いつも招待状を送付いただきありがとうございます。
レクサスにはマニュアルオープンの登場を是非とも期待しております。
たとえば、日産のＺ３２のようなプロポーションで電動ソフトトップのマニュアル車を出してみてはいかがでしょうか？３２のようにＴバールーフではなく、完全なるオープンでいいと思います。
リアテールはフェラーリやロータスのような四灯丸めでいかがです？マフラー出口部は出さなくていいと思います。
車種ラインアップもだいぶ増えてきましたし、私は大いに期待していますよ！
まずはＣＲ－Ｚを楽しむことですかな。担当の○○さん、ありがとうございました。
乗った感想次第では増車するときに購入検討事項の一つとしてＣＲ－Ｚを入れますので、気長にお待ちくださいませ～
＊画像は以前、カー用品店に展示されていたものを嘗め回してみてから撮影した車両です Posted at 2010/05/14 20:53:56 | |
トラックバック(0) |
自動車 | 日記
2010年05月14日
今日も「明るくいい気分」で過ごすことができています＾＾ｖ
無限なる感謝感謝！
まずは愛車についてご報告いたしましょう。
我が愛車プリメーラの車検満了が近づいてきました。
主治医のＵ工場のＫさんには既にご連絡したので、もうまもなく入庫（一日で終わったりしてして・笑）の運びとなるでしょう。
いまから楽しみで仕方ありません。
なぜならば、車検前の整備で、また一段と操作感覚がよくなるでしょうし、機械全体がなおいっそう活力を増すからです。
入庫日が決まったらもう一度、洗車して車検手配をお願いしたいと思っています。
ノズルで洗車したい気分なので、２４時間営業している西荻（西荻窪の略称）の洗車場にて愛車との対話をゆっくりする可能性が濃厚です。
愛車のボディには撥水コーティングがだいぶ効いているので、水をかけたときに水泡が無数にできて気持ちいいんですよね。あの瞬間がたまりません。
さて、愛車紹介の次は我が街紹介とでもいきましょうか。
私が住んでいる世田谷という街は、古くからの一軒家が多く、あまり高い建物
がありません。また、世田谷区は広大な面積を有しているので、場所によっては都区内ながら畑作地がかなり残っています。農家も多いです。
私は無人野菜コーナーでよく野菜を買うのですが、例外なくおいしいですね。カリフラワーが特においしいので、季節になるととてもうきうきしてきます。
ただ、最近は我が隣町に当世流の高層住宅が多数立ち並ぶようになりました。とても豪華で綺麗な建物が多いですね。
高層住宅もいいなと思います。
実家が都内の下町にあったとき、１１階建ての高層住宅に住んでいました。今は部屋を賃貸ししているようなので、また住む機会があるかもしれません。
実家の部屋自体は２階だったのですが、エレベータや階段でよく最上階までいったものです。
それどころか鍵付扉を飛び越えて、屋上まで登ったこともあるのですが、これはもう時効だからいいでしょう（笑）
フェンスも何もなく、上を見上げても雄大な空しかない。実に気持ちがよかったですね。今に至るオープン好き（プリメーラはオープン仕様がないので窓全開で走行することが多いです）の源流がここにあるのかな、なんていま思いました。
話を世田谷に戻しましょう。
隣町は変化しつつありますが、やはりまだまだ他の区のように高い建物というのは少ないような印象があります。
我が隣町の駅前はどうやら戦前からあるらしい小ぶりながら元気な商店街が健在ですし、しばらく駅から離れると高層住宅の一角に、時がとまったかのようないい具合に歴史を経たなと思わせる小さな商店街があります。
あぶさんに出会えるのではないかといった雰囲気を醸し出していて、思わず南海ホークスのことを思い出してしまいました（笑）
要するに昭和５０年以前の雰囲気（感覚として）が濃厚というわけです。押しなべて商店街に活気があるのが世田谷の特徴かなと思います。上に述べた小さな昭和風味濃厚な商店街も人通りは少ないながらも、威勢よく商売をしています。いつまでも残しておきたい風景ですね。私が子供の頃はコンビニが初めてできたから然程の時間も経っていない時期でしたし、大型商店といえば、スーパーマーケットでした。なので、こじんまりとした昔から風景・造形が変わらない商店街を眺めたり、散策したりすると憧憬の念が込み上げてくるのです。
本当にホッとする街です。
Posted at 2010/05/14 19:55:47 | |
トラックバック(0) |
エッセイ | 旅行/地域
