ワルめーら@Terryのブログ一覧

まあ、この段階で舗装はされているので、酷道とまでは言えないかもしれない。

集落を抜け、細い山道を登坂。「あっ、これは酷道の雰囲気がする」と思ったが、果たしてどうかな。

左折する道を間違えて、この手の道に行ってしまう辺り、いかにも俺らしい。

今年も写真展の季節が到来した。デジカメを携え、都内から一時間ばかり運転。

今年も応募するとしたら、どんなテーマに基づいた写真にしようかなと思案していたことも、運転の愉しさのためあっさりと忘れ(笑)、初来訪の温泉に浸かり、夜道をことこと運転し、ただいま休憩中。まだおうちに帰るのは早いかな。
ひんやりした外気が気持ちよい、今日のいま時分。幸せだ。

路面は濡れているけれど、いま履いているタイヤはウェット性能もよく、快適にドライブすることが可能。

午後、実家の愛犬の訃報があった。
というより、運転してから気付いた。
さすがはメール時代。早く気付け俺。

みんな悲しんでいたり、何もしてあげられなかったなんていうけど、それは違うと思うな。
私たちがあいつからいろいろと愉しいことや面白いことを堪能させてくれたことにもっと焦点を当てて、感謝して喜びの感情を表明するのが是だと思うな。
死んでしまう間際に、至らないだとか悲しいとか感じてしまう気持ちは理解できるけど、より大切なのは記憶だよ。
つまり、存在としての役割は終えるかもしれないし、確かに寂しいが、記憶という人間の持つ素晴らしい容器は決して割れない。
だから、その割れない記憶という容器を、あいつとのいい想い出で満たしてあげることが、死んだやつにとっても、私たちにとっても、健全なんじゃないかな。物質の実在以上に、私たちはもっとポジティブな思考を記憶の容器に詰めないと。
という風に考える性格上、慟哭したり、哀悼の意を
悲しみの視点で表すのは、どうもね。
ましてや死にそうになってから悲しむのはどうかね。私たちは物質存在の非永続を了解しているはず。だから、覚悟はできているはずなんだよな。
とはいえ、理屈と感情が一致しないこともあることは私も理解する。だから、ほんのちょっとだけでいいから、存在としての愛犬から受けたいい想い出を紡いで感謝する。それが供養になる、つまり、あいつも喜ぶのではないかね。
まあ、あくまで私見。


路面が乾燥してきたかな。もうちょっと、きれいな空気を浴びてから帰るよ、愛する妻よ(笑)
新品ミッションは今日も絶好調！
そして相変わらずここの道路は運転していて愉しい。ワクワクする。