2011年08月15日
「関係者以外立ち入り禁止」の看板を越え、滑走路の近くに近くにクルマを進める。
すると、滑走路に隣接して半ば隠れ家的に飛行機関連の雑誌や模型、そして実際のプロペラ飛行機やヘリコプターが格納されている喫茶店に到着する(喫茶店に行く人は看板を越えても構わないのである)。
そう。滑走路があるくらいで本格的な飛行場なのである。しかも、れっきとした民間の飛行機が空を飛ぶ。ジェット機のような大きさはないけれども、プロペラ飛行機が滑走路の中を遊泳している様が垣間見られる。時折、プロペラ飛行機は空に向かって飛び立つ。旅客輸送もする。
この点、正しく飛行機である。そして正しく飛行場として機能しているとも云えるだろう。
このようなローカルな飛行場に赴いたわけだ。
喫茶店でアイスコーヒーを飲み、ロコモコを食しながら、歓談していた。
格納されているプロペラ飛行機やヘリコプターを見ながら。
今日が、みんカラ友達としてオンライン上で盛んに交流しているけい378さんとの初対面であった。
柔和な表情に、物腰柔らかな口調、そして間断なく湧き上がる話題の折々。
ほぼ想像通りの人であった。それはむろんいい意味で述べている。
格納されているプロペラ飛行機やヘリコプターをもっと近くから見られないかと思い、喫茶店の店員さんにその旨を伝えたら、なんと暗証番号付のドアを開けていただき、私たちは間近に空飛ぶ機械を眺めることができたのである。
座席の形状や機体のリベットなどが明確にわかるくらいの至近距離である。
その後、滑走路を囲むフェンス越しの駐車場にて、お互いのクルマのインテリアを披露し合う。
リバティの大きさは長旅に向いているような気がした。後部座席も十分な大きさだし(つまり実用に耐える椅子ということだ)、聞けば前の座席もフラットになるという。
使い手に配慮したいいクルマだなと思う。
新車当時の販売実績もかなり良かったはずだ。
加えて、オーテックのライダーはローダウンサスが純正で組み込まれているそうで、スポーツ感覚も満点である。この点も評価したい。
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この街は新興住宅街的な装いを見せると思えば、昔ながらの木々や民家が残っている。新旧ごった煮で入り交じっている不思議な場所といえよう。
新宿から至近の距離であるにも関わらず、けい378さんが驚きの表情を見せたのも無理もないだろう。
飛行場から自動車で10分ほどの場所にある古式ゆかしきお寺に行った。
とある小説で有名になったお寺で、蕎麦が特に有名である。
しかしその創建は奈良時代と誠に古い。

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余談だが、この街は新撰組局長の近藤勇の出身地であり、このお寺にも僅かにその証拠を残す。ところが、ちっとも観光地化しようと思わないのか、ほとんどこのことは知られていない。同じく、土方歳三は東京多摩地区の日野出身であるが、こちらも土方の出身地であることをアピールし始めたのは、ここ数年のことである。
そんなのんびりとした天領のような雰囲気がまた魅力ではあるのだが。
市内を元気よく歩いてきたという初老の男性に声を掛けられた。お寺から至近の距離にお住まいのようだが、聞くと随分と遠くまで歩いていたらしい。
タバコの煙を吹かしながら、健康そうに語る調子は樹木に囲まれ、蜩も鳴き始めている涼しい空間において、ことさら象徴的であった。
清らかな水が寺内を流れているのだが、さらさらとした口調は流れる水のようで、毘沙門天の化身ではないかという想像も、まあ許されようか。
初老の男性の話を聴くけい378さんの表情がまたよかった。
篤実さに満ちあふれていたように思える。
山門近くの駐車場にて解散したのが夕刻で、まだ陽が明るかった。
しかし、しばらく二台で走り、けい378さんのクルマと別れた頃には日暮れ時になっていた。この点、早くも秋の到来を予期させる。
私はといえば、この後テニス練習場でテニスをやり、たっぷりと汗をかき、帰宅後に入浴して妻の実家に行く準備に余念がない。夜の間に出発するかもしれない。
さて、ちょうど、この文を認めているとき、高校時代の同級生から電話が入ってきた。懐かしい声の人間が三人。最初は誰だったかわからなかったが、次第に当時の記憶が蘇ってきて、見事に名前あてクイズに正解したのだった。奴ら男二人に女一人は新小岩で飲んでいるらしい。俺のことを話題にするなら、もっと早く電話しろっちゅーの。
最後に。
けい378さん、本日は有意義なひとときをありがとうございました。
素晴らしい旧盆と相成りました。
なお、行動を共にした場所はまだ秘密ということですので、秘密にしておきました(笑)
そして、ブログはまじめ風味な随筆的に味付けてみました。
ご賞味くださいませ~

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Posted at 2011/08/15 23:00:46 | |
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オフ会 | クルマ
2011年08月15日

信州行きの日が近づいていて、もしかしたら今日の夜にでも出発しようかなと思っている。
そういえば、信州某所にある妻の実家へは関越道を使えば、僅か二時間半ほどで行くことができるのだが、まともに行ったことはほとんどない。
例えば、信州のチロルを始めとした秘境感溢れる分断国道からの実家入りだったり、
ビーナスラインやビーナスライン終点後の舗装の荒れたダウンヒルから村に出るマニアックなルートでの実家参上だったりする。
帰路も真夜中の十石峠を越えて帰るなど、極めてマイノリティな帰省方法を採用してきた。

此度はどういうルートで行こうかしら。
実は埼玉県と長野県がお互いに隣接しており、かなり昔のことだが秩父から長野県側を越えたこともある。
埼玉県秩父市と長野県川上村を結ぶ山岳路で、私が来訪したときは、埼玉県側は秩父市ではなく、大滝村という村であった。
長野県川上村側に温泉施設があって、「所沢」ナンバーのクルマが多く見られたという記憶があるのだが、なにぶんプリメーラに乗るまえのことだし、良く覚えていない。
秩父周辺は「熊谷」ナンバー地域のはずだし。
何はともあれ、今回もプリメーラのマルチパーパスビークルぶりが発揮されると思う。
Posted at 2011/08/15 10:33:19 | |
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ドライブ | クルマ