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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2011年10月02日 イイね!

鶴見線を制覇する物凄いオフ会

鶴見線を制覇する物凄いオフ会
私は一般の人より少しだけ鉄道が好きな程度なんです。けれども、孤立した路線を指す「盲腸線」というものに親しみを感じています。なんだか、世界の果てに来たような感じがしませんか。これ以上先には進めないんです。少なくともレールでは。

交通網がうじゃうじゃと錯綜している首都圏にも実は無数の盲腸線があることは案外と知られていません。しかし、鉄道好きの間では有名な路線があります。京浜工業地帯を走る走り抜ける鶴見線は異色の盲腸線と言ってもよいでしょう。
既に盲腸線を味わうことは過去にしていて、関東の路線でいえば、個人的に吾妻線や久留里線などの終着駅に行って、それなりのカタルシスを味わうことはあったのですが、二ヶ月前くらい前だろうか、だかチャン。という方とお知り合いになり、何気ないコメントのやりとりから鉄に興味があることが判明。私の盲腸線好きに応えて、オフ会を企画してくださいました。それが今回、鶴見線に乗ることができた大きな理由です。感謝~♪



鶴見線という路線には今まで乗ったことがなく、私はいわば「鶴見線童貞」だったんです(爆)
しかし前々から気になってはいました。しかし、さすがに都心から近いとはいえ、川崎や横浜の臨港部まで行くのは億劫だなと思って、20年ばかりが過ぎました。その間に大川支線の茶色電車も廃止になっちゃいましたね^^;;
というわけで、昨日は夢がようやくかなったという嬉しさで、今日もまたその心地よい余韻が残っています(※鶴見線とは?→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%B4%E8%A6%8B%E7%B7%9A)。

南武線の尻手駅で待ち合わせたあと(この駅も始めてでしたが、大阪環状線の玉造駅みたいな感じで、時代が平成であることを忘れてしまいます)、尻手駅近くのファミレスでお昼ご飯を食べました。この時点でビールをいただきました(爆)
尻手駅で待ち合わせたと簡単に書きましたが、実はお互いに連絡先もろくずっぽ交換していなかったので(昭和な感じですな・笑)、もうほとんど相手を雰囲気で察するほか無かったです(笑)

すらりとした身体でとてもキレイな女性が改札から出てきたのですね。
なんとなく、その女性が自室で時刻表を片手ににやにやしてそうな雰囲気がしたわけです(笑)
そこで、「あ、だかチャン。でしょ?」といきなりタメ口で聞いてしまうフランクなヤンキーぶりを発揮しました。すみませんでした(笑)
礼儀正しさでは定評がありますが、基本的にフランクに会話するのが好きです。
やけに陽気なアメリカ人っぽいですが。
おそらく同年代くらいかと推察されのですが、女性に年齢は聞けません(笑)
とかいいながらも聞いちゃいましたが、回答は得られませんでした(笑)

そう、だかチャン。は、時刻表を見るのが非常に得意なのですが、鶴見線の休日ダイヤに関しては、時刻表への記載が無かったとのこと。それでも実に綿密なスケジュールを立ててくれました。これは本当にすごいです。
「鉄道会社に就職したらどうでしょう?」と百遍言いたかったのですが、我慢しました(笑)

さて、いよいよ京浜工業地帯が誇る盲腸線の旅が始まりました。既に出発の尻手駅からして僻地に行く雰囲気がしています。


尻手駅(鶴見線ではなく南武線になるのか)

まずは鶴見線との出会いの地である浜川崎駅へ。
しかし、この駅も一筋縄ではいかないのですよ。同じJRの路線なのに、一度駅舎を降りて、鶴見線専用の別の駅舎まで歩かなくてはいけません。駅にはSUICAをタッチする機械が設置してありましたが、ここでタッチしてはいけないそうなのです。
もう早くもローカルルール満載です。
なお、南武線浜川崎駅も盲腸線です。車止めが美しい~
車止めのすぐ後ろにあるとても小さな池がのんびりとした風情を増幅させているようで心地が良かったですね。


浜川崎駅

いよいよ鶴見線童貞を喪失します。鶴見線浜川崎より、まずは終着駅の扇町駅へ(鶴見線は支線が多いので終着駅がたくさんあります)。


扇町駅

続いて、有名な海芝浦への玄関口に近い浅野駅へ。何せダイヤが少ないので、周辺を散策してみることにしました。工業地帯で無機質な秩序が漂うという感じでもなく、
運河沿いに釣り船屋があったりして、いかにも都会の埋立地という風情でした。


浅野駅

そうそう、浅野駅はプラットフォームの構造が実に複雑で、説明がしにくいので是非とも来訪してください。わかりにくさが分かるはずですし、なぜにこんなに複雑な構成をしているのかがよくわかりませんでした。
たしか、島式ホームが2面と相対式ホームが一面で、両者はまったく別の方向を向いているんです。支線がある関係でしょうか。
その真ん中に大きな島式ホームがあり、駅舎に続いている唯一のホームです。扇形をしている不思議なホームで、他のホームに渡るには線路を越えるしかありません。
実は、浅野駅から海芝浦行きの電車に乗ろうとしたのが三分ほど前でした。既に踏み切りが降りていて、仮に海芝浦行きが踏切を利用しなければ辿り着けないホームでの発着だったら、海芝浦行きは夜になっていたでしょう(笑)
セーフ!

さて、再び浅野駅から散策したときの話に戻しましょう。
浅野駅からてくてくと歩いている途上、トレーラーが狭い道をぎりぎり曲がっていく姿にだかチャン。はときめきを覚えていたようです。私は「早く、運転手さんの携帯電話番号聞いて来なきゃ!」と言ったのですが、一足遅かったです(笑)
出会いのチャンスだったのにな(笑)
鶴見線とトレーラーが生んだ恋なんてステキじゃないですか^^
途中、小さな運河沿いに釣り船発着場(上述した釣り船屋から至近)があるなど、実に都市部の海沿いらしい風景でした。そんな風にして、しばらく歩いていたら安善駅に着きました。浅野駅の隣です。
バス停を見掛けたのですが、一時間に一本程度の運行でしょうか。安善駅は割合と人の賑わいがあるほうなので、そこそこバスが走っているようです。
なお、浅野駅の近くにもバス停がありましたが、一日二本の運行でした(笑)


安善駅

さて、それから再び浅野駅に戻るわけですが、途中にテニスコートがある公園があり、
思わず私はテニスコートに首ったけになっちゃいました。
どこまでもマイペースな人間です(笑)

さて、次はいよいよ有名な海芝浦駅です。
プラットフォームの隣が海です。
もともと東芝に勤務する人向けの駅で、平日の出退勤時間以外はほとんどダイヤがありません。なんと一時間二十分以上も海芝浦駅に滞在する計算とならざるを得なかったのですが、そこはさすがに鉄分濃度の高めな二人でぱしゃぱしゃっと写真を撮影していました。


海芝浦駅

私なぞは感動のあまり動画撮影までしました。


最近は東芝の好意で、ごくごく狭いですがちょっとした公園が海芝浦駅に隣接した海沿いに出来ており、そこであれやこれやとお話しをしましたが、あまり覚えていません(笑)
一つ覚えているのが、私が盲腸を切除したという話しをしたら、だかチャン。が大笑いしたことですね。
「盲腸線が好きなのに盲腸がない」
なんだかツボにはまってしまったようです。
そう言われてみると盲腸を取り戻したい気がしてきたので、どなたか盲腸を提供してください(笑)
だかチャン。は非常に頭のいい方で、よく人の話を理解した上で自分の見解を述べるという感じがしました。私も頭がいいのですが、頭が下がりました。ウソですけど(笑)
だべっていたら時が経つのが早いもので、もう出発の時間が来ました。

国道(15号線・通称第一京浜)の隣に作ったという単純な理由で国道駅と名付けられた駅に向かい、排ガスを嗅ぎにいったのですが、なんと国道駅をスルーしてしまいました。ダイヤは大丈夫か?(笑)
駅の気配をまったく感じず、二人とも気付きませんでしたね(*≧m≦*)
休日の鶴見線ダイヤは非常に少ないのですが、なんとか間に合いそうだったので、国道駅へ。
ここはすごいですよ。大正年間構築の石造の建物が現存しています。戦時中に被弾した砲弾の跡まで残っています。これにはびっくりしました。
排ガスを浴びながらも、お菓子が食べたいというだかチャン。は第一京浜を横断し、ドラッグストアにて輪投げみたいな形をしているチョコレートを購入。
ドラッグストアでチョコレートだけ購入している光景におかしみを感じますが、付近にコンビニらしきものが無かったので仕方ありません。
それに国道駅を乗り過ごしたアクシデントのため、出発時間が迫ってきています。
それでも川沿いに腰掛けてチョコレートを食べ、私はちょいと失礼して一服。


国道駅

まだまだ行きます。かつて茶色い渋くて古い列車が90年代まで走っていた武蔵白石から大川に至る路線を堪能しにいきました。海芝浦・扇町と並ぶ盲腸線終着駅の一つです。大川では3分の余裕しか無かったので、いずれじっくりと見てみたいと思います。かなりカメラを構えている人がいたので、同好の士がたくさんいるのだなと思いました。気さくな方がいそうなら声をかけてみたいと思いました。
撮影中にお声掛けするのも失礼ですしね。
ま、実はあまり失礼とも思ってませんけど(爆)


大川駅

大川駅からは鶴見駅までノンストップ。鶴見駅が超大都会に見えました(笑)
そして、非日常世界から日常に戻ってきたなという気がしました。
沿線では比較的乗降客が多い鶴見小野駅でばっと人が入ってきたときに、「俺は都会に来たな」と思ったくらいですから(笑)

このような感じで鶴見線童貞を捨てていくうちに、この路線はもはや言葉を超越した魅力があるようにも思えてきました。
絶世の美女でもないのだけど、なぜか愛おしい不思議な感じ。
おしゃれに着飾っていなくて、ツンとすましているのだけれど、そこがまた魅力的な気もします。
それにしても、初めての女性が鶴見線みたいな人だったら、どんな人生になるんだろう(笑)
(注:童貞は捨ててます・爆)

ここで解散というのもアリだったのですが、お酒好きの私のリクエストに応えていただき、渋谷まで来ていただきました。
いいお店に入りました。何せ私が選びましたからね(笑)
インテリアの雰囲気は最高です。食材もいい!
ブルジョワの私向けですね(笑)
二次会まで付き合っていただいたのですが、二次会はうってかわって大衆居酒屋(笑)
これはこれでいいなと私は思います。

セレブなお店にて


だかチャン。は積極的に真摯に人の話を聞く一方で、自分の意見を述べるときはソフトな口調ながらも割合とはっきりと述べる印象を受けました。
私はこういう竹を割ったようで、分析的で思索的な面がある思慮深い人が好きですね。もっともそう簡単に人間は判断できないでしょうが。

一期一会のオフ会かもしれませんが、また是非とも面白そうな盲腸線を見つけて(もっと他の人が参加されてもいいなぁと思っているんですが)、大いに楽しみましょう。時にはちょっとばかり真面目なお話しをしたりして、私が茶々を入れるようなパターンで(笑)

ともあれ、昨日は本当に楽しかったです。
ありがとうございました。心からそう思っています。

※翌日曜日は仕事でしたが、鶴見線パワーで絶好調でした^^v
Posted at 2011/10/02 19:46:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | オフ会 | 趣味

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