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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2012年02月28日 イイね!

Deutsch Bier ist sehr lecker♪ ドイツの麦酒はうめぇ~

Deutsch Bier ist sehr lecker♪ ドイツの麦酒はうめぇ~
Cheers!(乾杯!)

ベルギーのビール(デュベル)を含み、苦みとコクの悦楽の世界に入っております。
ビールはおいしいなぁ。
芋焼酎好きを自認する私ですが、元来はビール党でした。
最近ではノンアルコールビールがおいしくて、そちらを飲む機会が増えたのですが、
たまに飲むビールというのはやはりいいものです。

少し前のことになりますが、ぶらぶらと都内を散策しました。
六本木に着いた頃にお腹が空いてきました。
さてどこで食そうかなと六本木通り界隈を見渡します。
余談ですが、六本木といえば、大学のときにクラブに通っていた頃を思い出します。通っていたクラブの名前はイエローという名前でした。西麻布だったかな?
今もあるのかどうかと思いきや、数年前に閉店していたようです。

さて、六本木通り沿いの街灯りがそろそろ寂しくなる頃、ドイツ料理のお店を見つけました。
ドイツ料理のお店を任じているだけあるせいかどうかはわかりませんが、私を案内してくれたウェイトレスさんが綺麗な白肌のゲルマン女性でした(他はすべて日本の女性ウェイトレスさん)。
彼女の日本語は堪能でしたが、発音がいかにも欧米系の人々が話すようなものでした。

実は私はドイツ語も多少の心得があり、ひとことふたことをドイツ語で話したら大変に喜んでくれたので、私も心地良くなりました。
それとドイツ語を話したのが15年ぶりくらいでしたから、とにかくスムーズに喋られたということが嬉しかったですね。
白肌ゲルマン女性ウエイトレスさんも、日本ではドイツ語人口が少ないですから、嬉しかったのでしょうね。
出身地はベルリンだそうです。自然にそこまで聞き出しちゃいました(笑)
今思えば、今度どこかのお店に行きましょうとでも言っておけばよかったなと思います。せめてメルアド交換とか(爆)

さて、ドイツといえばビールが非常に著名ですが、実はワイン大国だったりもします。しかしながら、私はビールのほうが好みですので、800mlのグラスに注がれたビールを複数飲み干しました(笑)



折角なのでということで並べて撮影。その他ミュンヘンのビールも飲みました。
味わいとコクの深みはさすがビールの本家ならではの質です。



ここのソーセージやシュニッツェル(柔らかい歯ごたえの肉の揚げ物)は本物ですね。多少なりともドイツに親しんだことのある私が保証しますよ。
これだけの分量ですが、見事に完食いたしました^^v
私は食が太いのです(とあるテラ飯屋で山盛りのカレーと餃子を完食したこともあります)。

気持ちよく飲んで食べたのち、カウンター席に職務を終えた、かのゲルマン女性が飲んでいました。
Auf Wiedersehen(さようなら)と述べて店を後にしました。
この場合、byeを用いても良かったのですが、ドイツ語っぽい語彙を述べたかったのです。
ベルリン出身ということであれば、他の表現を用いても良かったかもしれませんが。
微かな記憶でAuf Wiedersehenという表現は、ミュンヘン等南ドイツを中心にして用いられるという話を聞いたことがあったものですから。

それはともかくとして、久し振りにおいしいドイツ料理に舌鼓を打ち、本場のビールを堪能し、ドイツ語を話せたということが何よりも嬉しかったですね。
大昔にドイツ語に触れ合う機会があって本当に良かったなと思いました。

私はドイツへの来訪経験はありませんが、アウトバーンを走行する等、ドイツでやりたいなと思うことはたくさんあるので、ドイツ語の学習を始めてみようかなとも思った次第です。
なお、アウトバーンではポルシェ(911クラス)でかっとばしたいです^^v

と、ここまで書いている間に既にベルギービールがすっからかんになりました(笑)
そんな自分に乾杯♪

Posted at 2012/02/28 21:14:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | 料理 | 日記
2012年02月28日 イイね!

立体の有限 平面の無限 クリムト生誕150年

立体の有限 平面の無限 クリムト生誕150年グスタフ=クリムト(1862~1918)の生誕150年にあたるのが、ちょうど今年である。

と、白々しく書き始めてしまったが、私はこの19世紀末に活躍したウィーンの画家のことを一切知らなかった。
過日、酒井健氏(法政大学文学部教授)の講義を拝聴して初めて知り、そして彼の絵画を通じて、立体と平面というものについて深く感ずることがあり、ブログに認めようと考えた次第である。
彼の来歴等に関しては、詳しくは述べない。私はいわば復習の意味も込めて、本ブログを記しているので、より専門的に詳細に知られたい方は、関連書籍やサイト等をご覧いただきたい。
とはいいつつも、画風の特徴や変遷について述べなくては本ブログが成立しないのもまた事実である。

クリムトはルネサンスの時期から続いていた写実的・均整のとれた歴史主義的な絵画を当初描いていた。ダビンチやミケランジェロ、ラファエロなどの絵画を思い浮かべると良い。遠近感があり、輪郭がしっかりしている。そして色遣いは非常に穏やかである。
そもそも、ルネサンスはヨーロッパ人の意識に深くある古代ギリシャへの憧れから始まった。私はその憧れの源泉がどこにあるのだろうかといつも疑問なのだが、ともかくも、ルネサンスを境にして西洋絵画は大きく変貌した。
しかしながら、19世紀にもなると、ルネサンス的な絵画に批判的な画風が生じてきた。我が日本の浮世絵などの影響を受けたモネやゴッホのような画人が生まれたのもこの時代のことで、フランスでは「ジャポニズム」と呼ばれ、日本画への評価が大変に高まった時期でもある。
クリムトの心中にも今自分が画いている絵画に対する疑念が湧いてきたのかどうか。次第に彼はルネサンス的な絵画からの逸脱を試みるようになる。
歳月を経るにつれ、彼の画風はルネサンス的絵画とはおよそ異なる平面的な画を描くようになってきた。

古代ギリシャへの憧れについて今少し言及しよう。ヨーロッパ人が憧れている古代ギリシャ世界というのはゼウスやアポロなどの神々がいた世界のことで、酒井氏によればそれは征服民族による新しい神なのだという。
一方、姿を見た者は石になってしまうという髪の毛が蛇で出来ている不気味なメデゥーサやディオニソスなどは征服民族に浸食されるまえのギリシャの土着の神々なのだそうである。
クリムトは絵画のなかにメデゥーサを描いたりして、土着的なものへの志向を強めることになった。
なお、土着的なものとは何かと述べることは難しいが、我がアジアのカルチャーに近いように思える。絵画であれば、平面的に描く画風であり、自然や風景や紋様を存分にキャンバスいっぱいに散りばめた世界で、そこには均整さはないが、多様さがある。

「自然とは永遠に到達・没入することのできない世界である」とクリムトはどうやら考えていたらしい。人間存在とは「死」を通さなければ、自然風景的な世界(永遠)には辿り着けないという認識を持っていたとのことである。だから、クリムトの作品では人物だけが浮いているような感もする。
同時代のムンクの作品が人物も背景も渾然一体となった景情一致的な画風だったのと対照的であるといえる。
そして、ここで重要なことは平面的であることが永遠であるという認識である。
立体的なものはいつかは崩れる。それに対して平面的なものは崩れない。
ゆえに、クリムトは平面的な画を描いた。しかし、いつかは朽ちる人間については、平面的に描かなかったとも言えるであろう。
しかし、人間ではない自然は永遠であり、ゆえに平面的に描かれるべきものなのである。

クリムトは黄金の装飾も多くキャンバスの中に描いた。
酒井氏によれば、黄金の装飾とは永遠のイメージなのだそうである。つまり、自然と同じ意味合いを持つと見て良いだろう。
私はヨーロッパ人の黄金に対する情熱というものがどこから湧き上がっているのか理解できなかった。黄金が永遠を象徴するものだとすれば、それは単なる物質的富以上の価値があるはずだ。彼らの黄金への情熱は永遠への憧れとも同義であったのだと考えれば腑に落ちるのだ。
対して、日本人は黄金を尊ぶ風がさしてなかった。
例えば、金屏風に金を入れるのは、奥行き感を出すという即物的な理由であって、永遠への志向という思想性はない。

以上、復習として記してみたが、平面的な画風というのはヨーロッパでも中世までは普通だったはずであり、ルネサンス以降に絵画は立体的になったと記憶している。
これは立体的な画を描く技法が確立していなかったからであろうか。
この点、不思議である。
また、世界の大方(多分にアジア)の地域では画は平面的に描かれる。
これは単なる技法の拙によるものだけではないと思われる。
我が日本においても、立体的な絵画を志向するようになったのは、盛んに西洋の絵画と接する機会が増えた明治時代以降のことなのである。
平面的な絵画こそが、ディファクトスタンダードなのだとも言えるかもしれない。
もう一点、二次元世界(非現実?)へ没入してしまう風潮が昨今、一部の人々の間で強く志向されているが、このことも含めて考えると面白いかもしれない。

クリムトとは→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%88
Posted at 2012/02/28 13:54:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | エッセイ | 趣味

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