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2012年04月03日 イイね!

一泊二日淡路島の旅 【淡路島東岸 リゾートと砲台篇】

一泊二日淡路島の旅 【淡路島東岸 リゾートと砲台篇】 ふと思い立って、淡路島へ行こうと思ったのが、日曜日の午前中のことである。
こういうインスピレーションは大事にしたほうがいいと私は考えるし、思えば淡路島は通過したことはあるものの、滞在したことはない。
しかし、「島」とはいえ、その面積は広大で思わぬ発見もあるだろう(日本列島自体が島なのだけれども)。むろん、感動もあろう。
また、イザナギ・イザナミの国生みの神話にも淡路島は登場する。まさに神代の時代からこの島は存在していたのだ。
ゆえに、歴史的な地層の深い土地でもある。いささかの興味がある。
なお、出発前に記した「これから淡路島に行きます」のブログ(https://minkara.carview.co.jp/userid/730895/blog/25957159/
にて、イザナギ・イザナミと淡路島誕生の経緯については少々説明した。
話を戻そう。
日曜・月曜日ともに天気も良いようだし、気温も上昇するようだ。
そこでさっそく宿を予約する。これもほぼ直感だが、この直感が功を奏すことにのちに気付く。

日曜日の午後に東京を出発し、西へ西へと突き進む。
道中の事柄についても記そう。
静岡ではソメイヨシノが既に満開であった。
天気は快晴であり、まだ冠に雪をたたえた富士山もよく見ることが出来た。
神戸市街の夜景は海沿いの高速から眺めていても本当にきれいで、都市が織りなす夜景美のなかでも、必ず上位に食い込むだろうと私は思っている。
因みに、私は六甲から眺める神戸市街(大阪・和歌山・淡路等も)の夜景が大好きである。人間という存在が創造した「都市の夜景」のなかでも殊更に秀逸な作品であると思っている。


*東名高速由比PA下りから眺める富士山と駿河湾

*阪神高速3号線(神戸線)京橋PAにて

明石海峡大橋を渡るのは何年ぶりであろうか。
大橋が完成した98年くらいに、私は既にこの橋を渡ったことがある。思えば長い付き合いである。だが、当時も今もその橋の形状の美しさと橋上から眺める夜景の美しさだけは不変である。


*淡路島側に位置する淡路PAから美しく彩られた明石海峡大橋を眺望する

さて、明石海峡を渡り、淡路島のリゾートホテルに到着したのが、予定を大幅に過ぎる午前零時過ぎ。
なんと支配人さんとおぼしき初老の男性がホテル入り口の暗い道を立っていて、われわれ(今回は妻と同行)を待っていてくださったのだ。なんたるお心遣いであろう。

ホテルはウッド調のモダンな建物で、ベランダから眼下を見下ろすとプールやヨットの停泊場が見える。ちょっとしたリゾート地であったのだ。そして私はそのことすらろくずっぽ知らずに予約したのだ。心の奥深い潜在意識では認識していたのかもしれないが。




さらに視線を少しだけ西にやれば、もう海が見える(大阪湾)。
大海原の向こうに見えるのは和歌山の街であろう。淡路島と本州の間でももっとも幅の狭い紀淡海峡の近くに宿を取ったのだが、存外に対岸は遠いような気もしないでもない。



チェックアウト後はホテル近くのテニスコートにてテニスを楽しむ。
テニスレッスンを受けている団体が一組いるだけで、なんとものどかなひとときであった。
ホテル側にテニスコートがあることに気付いたのは、ホテルの予約をしてからであった。
旅に出発する日の起床前になぜかテニスをしている自分(どこでプレイしているのかはわからない)が脳裏に焼き付いていたのだが、ここ淡路においてそれは実現した。とてもありがたいことだと思う。思いは実現するのだ。



その後、淡路島東岸の海沿いの道路を南下しながら、明治時代に築造されたという砲台跡を見る。既に整備されなくなってから久しく、すっかりと木々が生い茂り、自然と一体化している。
人造物はおよそ、すべて歳月とともに、自然に帰すのだなということが了解された。

ところで、淡路の天橋立のような実に面白い形をした地形を俯瞰することができた。
成ヶ島というらしい。
滞在中はほとんど意識していなかったのだが、実は近世・近代に人間が造成した遺産が豊富である。特にリンク先にある高崎台場がそうである。長閑なこの地域において、幕末に国防の目的で台場(海上砲台)が作成されていたとはつゆしらず。今では実に美しい自然美を醸し出している(参照http://www.awaji-vision.jp/midokoro/isan/f00.html
)。
砲台のあった洲本市由良町生石(おいし)地区からはこの成ヶ島(なるがしま)がよく見える。

さて、この辺りは先述したとおり、海の幅が狭い紀淡海峡に位置する。そしてかなりの高台でもある。よって、軍事的な目的で砲台(台場も砲台の一つ)が設置されたのだと思うし、灯台を設置するのにも適地だったのだろう。日本陸軍の一台要塞だったのだが、陽の目を見ることはなかったようだ。

動画

なお、動画BGMの著作権保有者は「フリー音楽素材 H/MIX GALLERY」管理者の
秋山裕和氏に帰する。
http://www.hmix.net/


幕末や明治の砲台の想定敵といえば西洋列強であろう。
当時は大型蒸気艦船の全盛期である。ここに砲台を設置することには大いなる意味がある。列強は大阪に入港できず、従って天皇のおわす(明治の初めの頃に遷都し、東京に移るけれども)京都にも進めずに畿内は安全だというわけだ。






海沿いの道路では、海を感じることができて本当に気持ちが良かった。
沿道に咲く菜の花が印象深かった。桜の花も平地では満開であった。
東京の桜はいつ咲くのであろう。


*南淡路水仙ラインにて

しかし淡路島東岸の道路では、もっぱら断崖絶壁に沿うように粘着している道路から、俯瞰的に海を堪能する機会が多かった。
そう、存外な山岳地帯でもあり、勾配もかなりある。
傾斜のなかに根を持つ木々の中を分け入るようにしてワインディング路が続き、時折、遠景に海原が見えるという感じの道路であった。
これはこれでとても楽しかったのである。
(つづく)

*帰路に淡路島を出たときのものであるが、動画を撮影・編集したのでここに掲載しておく。


*お友達の赤ビート代表取締役総統閣下さんのおすすめスポットが大いに役立ちました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
ただし、私の習性として敢えて適当なルートを通ったのにも関わらず、結果的に(乃至は自動的に)おすすめスポットの土地のいくつかに足を踏み入れることと相成りました(笑)

*○○さん、また次回に♪


Posted at 2012/04/03 18:44:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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「辰巳第二で、匝瑳からお越しになった社長さんと二時間ばかり喋っていました。今日は風も心地よいし、こんな時間を過ごすのもいいなと思いながら、余韻に浸って身います😊」
何シテル?   06/21 18:13
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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