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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2012年12月10日 イイね!

つれづれなるままにツラツラツラ

つれづれなるままにツラツラツラ
皆さん、こんにちは。
冬の東京は大抵が快晴で、本当にいい環境にいるなと私は感じています。
今日も優しい太陽が私の心を和ませてくれます。

詩情としては波が荒ぶり、灰色の空からひたすらに雪が舞い降りる日本海沿いで暮らしてみるというのも好きなのですが、如何せん冬場にずっとお天気が良い関東地方の気候に慣れたせいか、実際に暮らすとなるとどうかなと思います。
むろん、これは私の感想ですよ。
私たりとも、時に気持ちがどんよりするときもあるので、私はやはり冬場でもお陽さまが出ている関東が好きなんですね。
不思議なことにお陽さまの光には、その漢字のとおり「陽」の気が入っているように思えます。
ま、そんなことを言いながら、身が引き締まるような日本海側などに引っ越すかもしれませんけれど(笑)
しかし、今までの転居先はことごとく温暖な土地でした。これは意図したわけではありませんが。

人間は環境に順応しがちな生き物なのですかね。
先天的特質が重要か、或いは後天的な環境などの経験獲得が人間の性質を規定するのかということに興味がありますが。
私は両方だと思います。
最近、言語学の面白い本を読みました。

言語が違えば、世界も違って見えるわけ *この本は売れますね。そう予測しておきます。

本書から学んだ事柄をもとにおしゃべりを少々。
ある言語では色を表す語彙が極端に少なかったり、方向を示すのに「上下右左」ではなく、常に「東西南北」を指したりする言語が少ないけれども存在しています。
色については、昔のほうが語彙が少ない傾向にあったため、かつては人類はここ数千年の間に色覚を進化させてきたがゆえに、色彩語彙も増えたとする論もありました。また、色彩語彙の少ない先住民族を遺伝的に劣っているとする時代もありました。
方向感覚については、「今日、私は西の方向から鍵をとって、南から家を出て、西からクルマに乗って、北を進み、西の北にある郵便局に入り、南西にあるATMでお金を下ろした」といった表現をする言語体系を持つ民族がいることがわかっています(この民族はほぼ英語化されてしまい、まもなくこの言語体系も無くなると思われます)。
また、ドイツ語やフランス語では名詞の前に男性・女性(ドイツ語の場合は中性も)を表す記号が付きます。この辺り、英語圏や日本語圏の人間にはわかりにくいと思いますが、私は幸いなことにドイツ語を習ったことがあります。
面白いことに、男性名詞であっても、ほんとに男性なんかいとツッコミを入れたくなるような単語も結構あります。例えば、ドイツ語では女性名詞には「die」を付けます。
畳に該当するドイツ語はありませんが、あえてドイツ語にすると、これが女性名詞になり、「die Tatami」となるのです。めちゃくちゃですな(笑)
しかし、彼らにすればそれはごく自然で、仮に畳を擬人化するとすれば女性を描きがちになると思います。畳という単語ではありませんが、それと似た実験が行われたことも本書に言及されています。
挙げた例こそ違えど、こういった諸々の事例が本書に活き活きと記述されています。
著者は人間は基本的に色彩などの感覚は各民族に平等に備わっており、認知能力も同等とします(現代の言語学の定説でもあります)。
彼は母語がその母語を話す人々に影響を与えると述べています。それは一面の事実ですが、ある民族がある言語体系を選択した理由はなんなのだろうと考えると、完璧に説得力のある結論ではないと思います(著者もその辺りに関しては慎重に考察し、考えています)。

言語の話が長くなりました。
環境により規定されるか、遺伝で決まっているのか。
こうした二分法ではなく、先天的に決まっているところもあるだろうし、後天的に性質やら性格を変えることもできるだろう。
私はそう思っています。

明日は出先で重要なお話をしてきます。どんなお話になるのかはわかりませんが、まあ私にとって最適の道になることでしょう。
ここのところ「変化」を感じていて、着実に前進していることは意識しつつも、同時にとても辛い感情が同居していたことも事実です。
例えば、「晴れているのにプリメーラでドライブに行かないのは辛いなあ」とか(爆)
「辛い」という感情も「快い」感情というのも実は根は同根なような気もします。
悟りをひらいた先覚者たちというのは、おそらく私たちがポジティブだとかネガティブだとかいう感情そのものに、善し悪しはないということを心から会得した人たちなんだろうと思います。「無」の思想の釈迦なんてそのように思えます。

そんなことを考えながら、これかた太陽の光を浴びてきますわ。

*トップ画像と本文は関連性がまったくありません、たぶん(笑)
 名だたる高級住宅街(といってもウチの近所なんですが)で撮影してきました。
 ここは明るいので夜間撮影には最適です(爆)

Posted at 2012/12/10 13:19:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | エッセイ | 暮らし/家族

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「玉川、江田、西方寺、大黒、本牧と経て、横浜南部市場で🍣食ってます。」
何シテル?   06/13 20:42
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