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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2014年01月19日 イイね!

日曜日は点検・作業予約日和

日曜日は点検・作業予約日和お店にて。
ここは本当にスタッフの皆さんすべてが、丁寧に親切に応対してくださるので、とても感謝しています。
私の顔もきちんと覚えていてくださるし、心からのお礼をみんカラ上にて再度いたします(笑)

以下は覚書。

社外負圧計の商品発注および取付作業予約→明日以降に連絡あり。社外メーカーの名前は内緒(笑)
取付はAピラー。ホルダーについては、カスタマイズして作成してもくれるらしい。今回は負圧計のみなので、また次回にお願いします。
というか、わざわざ作ってくれるなんて素晴らしいではないか。
ウチのクルマももっとチューニングの幅が広がるというもの(笑)
なお、次回はブースト計を装着します!
もっとも、ウチのはターボ車ではないので、正圧が出ませんが(笑)
水温計が有力候補。或いはパルサーGTi-R用のターボエンジンに載せかえ?(笑)

エアコンの点検
→エアコンの効きがよくないと感じていたので点検をお願いする。ガスの量というより、エアコンバルブ部のムシの部分が劣化し、ガスが漏れているのではという診断。
ガスは新式の冷媒に対応させているものの、コンプレッサーは旧式のまま。という具合に構造が複雑なので、新式冷媒に交換してもらった電装屋さんに見てもらうのがよいとのアドバイス。
なお、ガス量チェックの場合、暖かい時期のほうが、残量等がわかりやすいので都合がいいみたい。





ラッピング
→いつもお世話になっている方がいなかったな。新年の挨拶をしようと思ったのだけれど。
まあ、いずれにせよ、今週中にラッピング第二弾を実行します。
予約は済ませています。

直感を信じて来店してみて良かった。物事が一気に進んだ( v^-゜)♪
Posted at 2014/01/19 13:31:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
2014年01月19日 イイね!

佐原「お江戸見たけりゃ佐原へござれ」 ~水運で栄えた都市の佇まい~

佐原「お江戸見たけりゃ佐原へござれ」 ~水運で栄えた都市の佇まい~関東平野というのは山に囲まれた日本にしては異質な風景で、特に田園が拡がる茨城や栃木の一部、千葉北東部などでは真っ平らな土地が一面に拡がっている。
関東地方のど真ん中に筑波山が鎮座しているが、このような風致であるがために、独立した峰となっていて、かなり方々から見渡すことができる。
実際、江戸時代では江戸から筑波山が見渡せたようだし、当方が卒業した中学校(東京都内)の校歌の終わりにも「霞むは筑波か」という作詞が挿入されている。
広大な平原にはいくつもの大河が流れており、そのうちもっとも大きいのが利根川である。流域面積は日本一を誇っており、江戸時代には水運で大いに繁茂した。

先だって、利根川の水運で栄えた佐原(さわら)と銚子を旅してきたので、紀行文を綴ってみたい。
東京から千葉の幕張付近を過ぎ、千葉の北東部に向かうと建物もだんだんとまばらになってきて、関東平野の形状がよくわかるようになる。そして、大河川利根川の手前で高速道路を降りて、香取神宮を横目に、しばらくクルマを走らせると、昔ながらの木造家屋が軒を連ねている街区が現れる。



「お江戸見たけりゃ 佐原へござれ 佐原本町 江戸まさり」とかつて謳われていたこの静かな街区には一本の小さな運河が通っており、その両端にこじんまりと木造の家屋が軒を連ねているという風で、物静かなことこの上ない。しかし、商品経済が発達した江戸時代、殊に水運が物流交通の中心であった時代においては、佐原のような利根川沿いの水運都市は商業都市として大いに殷賑を極めた。
江戸に近いという利点もあり、その賑わいはおそらくは現代の静けさからは想像も付かないほどと思われる。




佐原の街には偉人が輩出している。伊能忠敬である。
忠敬は現在の基準から見ても非常に精密な地図を測量・製作したことで知られているが、忠敬は50歳まではこの佐原という商業都市で商売(酒造業)と名主をしていて、日本地図の作成とはおよそ無縁の生活を送っていた。
ちなみに、忠敬は伊能家の分家筋に養子に来た人間で、本家のご子孫の方に忠敬の功績をお話しをすると、「あの人は分家の人だから」というつれない答えが帰ってきた。
もっともそれも無理はなく、本家の伊能家はなんと天正時代(戦国時代である)に千葉に勢力を持っていた里見氏の敗亡により、佐原の地に移ってきたのだという。
佐原が商業都市として栄えるのは江戸時代になってからだろうから、本家伊能家は、閑散とした田舎(だったと推測される)だった頃から佐原の地に足を落ち着けていたということになる。
家康が関東に入府する以前の関東は葦が生い茂る鬱蒼とした湿地帯であったというから、本家伊能家はまさに土着の佐原人といえるかもしれない。
ただ、だからといって忠敬の評価が下がるものではない。
二百年以上前から実際に使われていたという椀の中のあんこ汁をすすりながら、こんなことを考えていたが、椀と椀を置く台までもが、二百年以上前から実際に使われていて、それを今でも現役で使っているというとことに、凄みを感じた。彼らの歴史感覚は実に雄大で長大である。



忠敬の業績を表彰するミュージアムがある。
彼の業績をいまさら記すことはあるまいと思うが、50歳という年を過ぎて、江戸へ出て、改めて自分よりも遙かに若い天文方の高橋至時(よしとき)の門を叩いたという、向学心が素晴らしい。ましてや、江戸時代での50歳と現在の50歳とでは大いに異なる。隠居して悠々自適する年頃であり、寿命を迎えるものも少なくなかった。忠敬がいつ頃から測量に関心を抱き始めたのかはわからない。48歳のときに行ったお伊勢参りのときに、緯度や方位観測を行っていたとされており、この頃から測量にも興味を持っていたと思われるが、それまでの前半生が佐原という商業都市での商人であり、名主であったことを考えると、知的好奇心を抱く素地は存分にあったにせよ(江戸時代の知的水準は高かった)、それを情熱に移す気概を人生五十年の時まで抱き続けていたことにはただひたすら敬服するのみである。

通称伊能図と呼ばれる精密な測量図は数回に分けた測量紀行を元に作成されたもので、のちにはシーボルトがこの地図を持ち出そうとして、発覚し、国外追放の憂き目にあった。
話をそらすと、シーボルトはオランダのスパイだったとする説がある。一方で密告者にして樺太探検で有名な間宮林蔵は伊能忠敬の弟子筋に当たるだけではなく、隠密であったとする説がある。
より関心が湧いてくれば、その辺りの事柄もいずれ記そうと思うが、今はさておく。

運河に一艘の舟が浮かんでいて、運河を曳航してくれるという。
この日は天気が良かったが、非常に冷え込んでおり、私は午後に乗船したにも関わらず、一番客だという。
一人船上の客となり、茨城や福島の海沿いと同じような訛りを持つ老婦人が船頭となり、運河を進む。仲間内での会話では自分のことを「おれ」と呼んでいた。江戸時代の農村に迷い込んだ心地がした。



そんな老婦人と二人で深々とした運河の上をゆるりゆるりと動く。
老婦人と様々な会話をした。
かつてはたくさんの舟が運河を往来していたものの、自動車の発達等により、廃れたという。利根川近くの田園で農作業をするときの足としても活躍しており、舟の裁き方などはお手のものだという。正しく佐原の民である。
ところで、佐原の辺りは東日本大震災で被害を受けた箇所が多く、特に佐原は昔ながらの家並みが残されているために、特に瓦が落ちてしまった家々が多かったという。
ただ、家並みがこれから大幅に現代化されるという気配はなく、風致は往時の水運都市の面影を大いに留めたものになると思われる。現在の佐原ではこの風致が観光としてのウリでもあるからである。



国際空港を要する成田市からは至近の距離だが、首都圏にはまだまだこうした佇まいがほとんど変化していないと思われるような心地の良い歴史的景観を楽しめる場所がたくさんある。佐原もその一つである。



佐原を去った後は銚子までの平原を疾走する。



やがて、関東の東端の銚子市街に入る。銚子は高地などの場所を覗けば、日本でもっとも早く朝日が見られる都市として知られている。
朝日では無かったが、銚子の名の知られていない漁港で運良く夕陽を眺めることができた。太平洋の海原を照らす夕陽の灯りが美しい。
実は翌日も運良く夕陽が海原に落ちるところを見ることができたのだが、それは後ほど記すことにしよう。
なお、この日の宿は江戸初期から続く老舗旅館で、銚子も佐原と同様に伝統の息づきが濃厚に感じられる。



Posted at 2014/01/19 01:50:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 定例の宿泊旅 | 旅行/地域

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「ホノルル滞在一日目🌺
本日中にジャパンに戻ります🇯🇵」
何シテル?   06/24 16:04
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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