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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2016年01月07日 イイね!

5分間のトヨタ本社来訪

5分間のトヨタ本社来訪東京ドームや後楽園の裏手あたり、外堀通り沿いにトヨタの東京本社がある。ホンダや日産、スバルの本社に比べて、あまり一般には膾炙されていないのではないだろうか。

かつてのアムラックスやメガウェブなどで、一般のユーザーや潜在顧客に対する接点をすでにもつことに成功しているこの巨大企業の本社はいかにも、これらの層に対しては素っ気ない佇まいを見せているものの、それでも4台の展示車両が飾られていた。

新宿のスバルビルよりは多い展示車数である。とはいえ、スバルビルは立地環境上、よくクルマを二台も展示させているなと感心してしまうほどなので、比較対象として適切ではないかもしれないが。ちなみに、いまは恵比寿の本社にのびのびとスバルの展示車両が飾られている。話が逸れた。

トヨタ本社である。
入って良いのかどうかもよくわからないような佇まい、換言すれば、会社社屋らしい雰囲気ゆえ、一応警備員さんに中に入って展示車両らしきものを見ることはできないだろうかと尋ねたところ、鑑賞できるものの、門を閉めてしまうのであと五分くらいしか見られませんとの弁。
逆に言えば、あと五分は中に入って見ることができるとのことゆえ、実に14年ぶりに入館した。

白状すれば遠目から見える白い車両(トップ画像に写っているクルマ)が何なのかを知りたくて、入ってみた。80車であると見当は付けていたが、果たしてトヨタ博物館所蔵の初代ソアラであった。

その他、プリウス・シエンタ・ランクルが展示されていたと記憶しているが、デビュー仕立てのプリウスに焦点を当てることにした。
路上から遠巻きで見かけたプリウスに正直なところかっこよさは感じなかったが、こうして近くでみるとなかなかにスタイリッシュである。




この異形のデザインはかつてのシトロエンのような独特のデザインを持つクルマとして後世評価されるか、あるいは近今のクルマのデザインの標準になりそうな気がする。

連れだった家内はむしろトヨタの歴代のクルマの模型を年代ごとに並べていることに興味を持ったらしい。確かに、そこにはたくさんのトヨタのクルマの模型が眺められて、鑑賞に華と彩りがあったように思う。

ところで、私は四輪を所有してから、トレノとカリーナとトヨタ車を二台乗り継いでいた。どちらも、歴代車種の中では販売台数がもっとも多かった型のはずだが、近頃はとんと見かけなくなってしまった。
どちらのクルマでも、私は旅へ行ったり、峠でグリップ・ドリフト走行をしたりと、走りまくったものだった。
とりわけ、スカイラインの丸型四灯テールをいつも追いかけていた。日産のRBが眩しかったのだ。

万物は流転し、時は変遷する。
しかしながら、トヨタ本社はその周囲を含めて、あまり景観が変わっていないように印象した。
後楽園の馬券売り場前には煙草の匂いがし、二階の本屋さんは相変わらずプロレスとプロ野球関係の雑誌と書籍で埋まられていた。
それ以上に変化していないのが、展示されていた初代ソアラだろうか。






ちなみに、この日は後楽園を散策していた(フォトギャラリー参照)。こちらは、面積や周囲の環境、用途に変化が見られるものの、江戸時代初期の戦国時代の威風が余韻として残された頃、即ち、17世紀初頭から存在している。物持ちのいい土地柄である。


Posted at 2016/01/08 00:48:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車
2016年01月07日 イイね!

館林との縁

館林との縁偶然ではない出会いの折々、これを縁と言ってもよいが、私はこうしたことを信じている。

群馬県館林市市内にある子の権現(ねのごんげん)と呼ばれている小さな社もまたそうで、発端はただなんとなく館林市に立ち寄り、ふと社の看板表示を見つけ、ふとウィンカーを出して、裏道に入ったという、いわば縁起の繋がりによって、この社と懇意になったと表現してもいい。五年ほど前の出来事である。
ところで、「なんとなく」という機序の発生はまことに不思議且つ面白い。

足腰の神様として伝えられている子の権現については、過去に何度か記事を書いている。とりわけ、妻の足の手術前に参拝したときに、立ち現れた純白色の猫のことが未だに印象深い。

さて、館林という邑は群馬県でも東南部に突き出るような場所に位置していて、埼玉・栃木・茨城との境目に近く、江戸幕府の五代将軍綱吉がかつて藩主を務めてきたこともある城下町でもあった。
四代将軍家綱に嗣子がおらず、綱吉は館林藩主から徳川将軍への栄転という縁をどのように捉えていたのだろうか。
ちなみに、綱吉は一連の動物愛護の法令、いわゆる生類憐みの令で有名で、彼の統治した時代は元禄という爛熟した文化が壮大に繰り広げられた時代でもあった。

毀誉褒貶はあろうが、誠に華やぎを持った時代の将軍がかつて藩主を務めていた故地にも関わらず、殊更にそのことを強調しない抑制さがある。同様のことは、室町幕府を開いた足利氏の本貫である足利市や、新田義貞を出した新田郷や古河公方の鎮座した古河も同様で、関東には過去の事象を殊更に拡大していく性向に乏しいともいえ、この点が坂東武者を彷彿させるようで、小気味がいい。
私は関東が好きだ。

子の権現では足腰に験があるために、実は他県からの参拝もあるようだが、境内と呼べるほどの明確な境界はなく、山門もない。
どこからどうみても、一地域の小さな社なのだが、東京もんの私はここに縁あって、引き寄せられた。
このことの不思議さと面白さを堪能している。








Posted at 2016/01/07 02:24:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | エッセイ

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「クリオ店にアリーナ店車で来訪🚗
四年ぶりくらいの再訪。」
何シテル?   06/16 11:40
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