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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2017年11月08日 イイね!

走行距離の伸びを指標とする空気

走行距離の伸びを指標とする空気常々、走行距離だけでクルマの状態が判断されることに疑問視を抱いている。むろん、新車当時に比べれば経年劣化はあるだろう。たくさん走ることによる劣化も当然あるだろう。
しかし、その他に走行距離が伸びていることによる致命的なデメリットを感じられないのだ。
メンテナンスの頻度もあるし、運転の方法や保管場所などの要因などで、距離によるデメリットは補えるのではないか。
そう考えるからこそ、私は走行距離の少なさと保険金額を比例させている一部の保険会社のサービス展開には賛同できないのだ。選択の問題だけどね。
日本車が絶大な品質と耐久性を持つというのは、例えば、海外と直に交流していてもたくさんの人々から聞く。ドイツ人でさえ、日本車に対する贔屓目はあるにせよ、日本車の品質な感嘆している。私が日本人だから褒められるのだろうか。
道路インフラの整っていない途上国でも、何十万キロという俗に過走行と言われるクルマが輸出されているけれども、彼らは比較対象のクルマがよほど悪いのかどうかは知らないが、私の交際範囲では日本車の品質を褒め称えている。
品質の高さが永久機関のように永遠なるものを保証するものではないだろう。ガタつきもあるだろう。
しかし、走行距離を指標とする風潮は、私が走行距離を伸ばすタイプであることを加味しても、昔から得心がいかないのだ。
20万キロ程度で、一部分はともかく、全てがダメになってしまうのであれば、耐久性という品質がなかったということであり、となれば、少なくとも走行距離についての耐久性については日本車はそれまでのレベルなんだなということにも繋がるように思える。
かつて乗ってきたクルマでは、みな10万キロ以上走行している。まだ乗れるのに手放したこともある。
むろん、私の例が特殊ということもあろう。
私の周囲の過走行車乗りたちも少数派ということになるかもしれない。その可能性は認める。
しかし、それはサンプルが少なかっただけで〔なぜなら、たいていはその間に別のクルマに買い替えをするから〕、ゆえに、多少は劣化していることもあり、ある程度の距離を過ぎたら、そんなもんだろうという具合に思考を展開させる風潮が醸成されてきたのではないだろうか。
加えて、日本では登録年度の低いクルマの税制が厳しい反面、新車には優遇税制を設けている。これを批判することはしないけれど、右肩上がりの時代が終わり、国内市場がこれ以上拡大化することはほぼ無理であり、ゆえにこそ需要喚起を画しているのだろうけれど、バブル期以降、新しいものにすぐに飛びつかなくなった社会傾向〔この点は私の主観もある〕を無視してはいまいかとも思う。
需要喚起というケインジアン的な政策はもう日本には通用しないと私は思う。じゃあ、フリードマンはどうだとかいう話になると経済政策の話になるので割愛。
話は逸れたけれども、上に挙げた要素を鑑みて、私は走行距離の伸びだけを指標にクルマの状態を判断する〔ごくごく大雑把な括りであることは承知の上である〕というのはどうなのかなと思うのだ。
メカニカルな視点からは特に異論もあるだろう。私も既に述べたように走行距離の伸びとクルマの状態とは無関係であるとは思っていないけれども、いささか走行距離を気にしすぎという空気も感じるのだ。
走行距離なんて、例えばの話だけれど、エンジンを載せ替えたりすれば、かえって数万キロ走行のクルマよりもいい状態を保てるかもしれない。
だから、私は今の走行距離に至ってもあがいているのだ。そう簡単に劇的な劣化なんてあるわきゃないと、超主観だけれど、思ってしまうのだ。
あくまで私のケースだけれど、普通にターボを効かせて高速道路も峠道も走っているし、青森や鹿児島にだって行ける。
私にとって、それはすごいことでもなんでもなく、ごくごく普通のことなのだ。
メカのことは詳しくないけれども、オイル交換はマメに行なっているし、基本的な点検ができれば、そして、日本車の品質が耐久性という面においても秀逸なのであれば、特段に驚くほどのことでもなかろう。
ブログにも以前記したが、39万キロ走っていて、まだサーキットや長旅をしている女性オーナーもいるし、みん友さんにもそうした猛者はいる。
また、海外に目を転じると、これくらいの走行距離だとざらである。あくまで、私の交際範囲の中のことで一般化するつもりはないけれど。
にしても、オーバーホールも一切しないで40万キロ走ってるという海外ユーザーとやりとりしていると、異国の影響も受けちゃっているのかなという気がしないでもない。
閑話休題。

SRエンジンは頑丈だけど〔25万キロまで走ってから乗らなくなったのです惜しくも手放した〕、電気系統の不具合や欧州の塩カリ〔都市部にも大量にばらまくとのこと〕にも耐えてきたんだから大したもんだ〔画像は欧州の日本車乗りとのやりとりの一つ〕。
そういうの、すなわち、走行距離なんて、さしたる指標じゃないんだろうな。
個人的にはそういう空気の方が好き。
はてさて、時に時差のことを忘れてメッセージが来るのは困るけれど、視点が多様化して、対象を大いに相対化できるような気がするから異国との交流は好き。走行距離の多さを免罪符にすることもなくなるし。



※67年式のいすゞ製の都バスですな。私は黄色に赤帯か白に青帯の都バスの頃までしか覚えていない。まだ生まれていないしな。
ちなみに、このボンネットバスは平成の排ガス規制をクリアしている模様。ラジアルタイヤを履いているし、タイヤの状態を外見から判断する限りでは動態保存してあるのでは?

今日は珍しく眠れないので、ブログを書いてみたら、余計に目が冴えてきた。
ハチマルヒーローでも眺めるか。


Posted at 2017/11/08 02:41:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思索

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