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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2018年07月14日 イイね!

北九州・山陰紀行 八日目

北九州・山陰紀行  八日目鳥取市に次いで県内に出店された米子のスタバにいる。ツタヤと併設していることと、クルマ社会であることもあり、大変な賑わいである。

今日も夏の陽気で本当に暑かった。
上陸して以来、ずっとこのような按配である。
午前中は宍道湖でカヌーを楽しんだ。
湖の周囲をとりかこむあ松江市街や緩やかな丘陵を眺めながら漕ぐのは最高に気持ちが良かった。

次いで、江戸時代からの天守閣が現存している松江城へ。県庁の駐車場〔土日は一般に開放されている〕にクルマを停めて天守閣に登る。

中海のほとりに向かう。中海の中の島を伝わりながら、著名となった急勾配の橋を渡り、鳥取の境港に行くと、ものすごい賑わいである。なんでも、今日が水木しげるロードのリニューアルの日であり、お祭りをやっていた。

中海沿いに弁慶生誕の地と銘打つ、出雲地区にしては宣伝を密やかながらもしている地区があり、かなりの山の上に寺があるようなので、クルマで登ってみた。走り屋のスポットだったようだが〔たなみに、頻繁にスポーツカーを見ることはこちらでは珍しい〕、今は荒れている。展望がひらける場所もよくわからなかったが、なんとか俯瞰的に中海を視界に納めることができた。

皆生温泉街の旅館で温泉を浴び、当地に来た次第。ツタヤは深夜まで営業するらしいが、スタバは23時閉店らしい。
それまで、出雲の博物館で購入した本を読むことにする。


























































2018年07月14日 イイね!

北九州・山陰紀行 七日目

宍道湖からの涼風を浴び、陽が落ちるのを待った。宍道湖の夕日は数々の人々が賞賛している。といっても、八時になっても完全には暗くならなかったので、諦めたが。松江宍道湖温泉に入浴したのちは松江の市街中枢や旧城下、城跡、郊外のバイパス〔山陰道無料区間〕など、くまなく回り、ようやく人心地ついた。

長門から出雲までの夜間行軍は思ったほど長さは感じなかった。東京から浜松に行くような感覚だが、とかく暗闇の中を走ることがほとんどなので余計長く感じると思ったので、浜田市街中心部や石見国分寺跡に立ち寄るなど変化を付けてみた。出雲市街地を回り、宿泊。閑散としていた。

翌日。
この日も晴れて暑かった。九州に上陸してからずっとこの按配である。
出雲といえば、ベタだが出雲大社参拝である。
大社に行く途中、真名田という狭い道が集落に押し潰されそうな土地に入ってしまったのだが〔普通に門前に行こうとしない〕、そこの一角にある湧き水の小石は出雲大社の神官が一年に一度取りに来るという由緒正しいところであった。
祭礼の列が練り歩いていたが、真名井の人たちが言うには他の地域の祭りの日なのだそうだ。
真名井は出雲大社の神官が暮らしていた地域なのだそうだ。

大社では二礼四拍で柏手を打つ。幸せの四に繋がるからという説明がされるが別のところにあるとみている。だいたい、祭神であるオオクニヌシは拝殿と相対せず、西に向いているのだ。近くに稲佐の浜という美しい浜があり、実際に行ってみた。そこで国譲りの話がされたと言い伝えられているが、事態はもっと血なまぐさいと思う。
なお、出雲大社の裏手は山に覆われていてワインディング走行するにも最適である。昔は拝殿もなく、山自体が甘南備山として崇拝されていたのだと思う。

本殿は24メートルの高さを誇るが、どうもその昔は48メートルもの高さを誇っていたという説が考古学的実証等を含めて、まことしやかに囁かれている。あり得る話だと思う。備忘録なので深くは述べない。
もとより知ってはいたが、模型が島根県の歴史博物館に展示されており、実際に見てきた。なお、博物館の売店に出雲出身の人の軽妙な語り口の良本があったので購入。

出雲大社の裏手の日本海を見下ろす格好のワインディングを突き進むと、この地方では珍しい権現様式の神社があり〔徳川家光が再建を指示〕、こちらはアマテラスを祀っている。示唆的ではないか。

山陰は鉄道の便が悪い。電化されている一畑電車というのが、松江や出雲市街から出ているくらいである。山陰本線自体が非電化で本数はまばらだ。かつてはたくさんの特急や急行が走っていた点では他の地域と同じだが、出雲大社に向けて敷設された路線〔大社線〕がかつてあり、モータリゼーションが始まるまではものすごく殷賑を極めていたという。平成の始め頃に廃線になったが、駅舎はそのまま残されている。屋根瓦の部分が特徴的である。相当に凝っている。皇室もしばしば大社線を使って参拝しに来ていたし、参道ができたのも駅と大社との連絡を良くするためであった。

その他もろもろあるが、総括すれば、出雲は神話が根づいている。そこから抜け出そうともしない。国譲りの神話でオオクニヌシに変わって国治めを担った出雲国造家が出雲ではいまだに有名人なのである。奈良よりも歴史が古い。このような場所は他にあるまい。

松江は本当に美しい街である。
宍道湖も美しいし、破却を免れた松江城がある。
人口相応の栄えぶりだが、都市の規模はこれくらいで良い。クルマもノロノロ走っているし、悠久な神話時代を有する土地柄だけのことはある。





















































































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「先ほど、TC1000の走行会帰りのお友達が、当方のスイスポスペースにお立ち寄りくださいました!また遊びにいらしてくださいね!」
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