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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2019年01月10日 イイね!

春めいた風致を求めて 伊豆日帰り紀行

春めいた風致を求めて  伊豆日帰り紀行春を感じたくなった。伊豆某所では正月の時点でかなりの具合で桜が咲いているという情報を聞き(ソメイヨシノではない)、いよいよ春めいた様子を感じたくなった。
伊豆は暖国。この認識は間違えてはいない。しかし、半島全体が山に覆われており、山岳部やその中にひそひそと集落を作っている内陸部は相応に冷える。天城峠の付近などは積雪で通行止めになることもよくあるくらいである。

まずは函南で休憩。伊豆縦貫道(だっけ?)の新規開通箇所の先端部近くに真新しい建物があり、いずれも殷賑を極めていたからだ。
洒落た建物の中を通ったあと、家族連れが賑わう施設があった。なにがあるんだろ?試しに入ってみた。果たしてそこはたらこ工場の建物であった。



明太子の製造工程を見学することもできるし、お土産もある。また、たらこを使った料理も満喫できる。たらこは好物だが、お腹が空いていなかったので、併設の足湯へ。タオルを車内に忘れたので、他の人が持っていた使い捨てタオルを使って足を拭いた。いや、てっきり、ここの施設のものかと思っていたのだよ。

情報を得た桜を眺めたい気持ちはあったが、夕方から予定があったので(後述)、広大な半島の真ん中辺りで留めておこうと思い、修善寺へ。
温泉と夜遅くにやっていた個人経営の中華料理屋さんには入ったことがあるのだが、肝心の修善寺の境内に足を踏み入れたことがなかった。今回、その望みが叶った。
なお、此度のドライブでのインプはおじさん受けがよく、かっこいい速そうなクルマだねと駐車場のおじさんから声をかけられた。
どこのメーカーのクルマなのかわからない方もいらっしゃるので、今度、フロントグリルに六連星のオーナメントを付けてみるか。個人的には初代インプ等に装着されていたIマーク(色はチェリーレッド)が好きなんだけど。ヤフオクやアマゾンで販売されている。



























またもや足湯に浸かる。今度はタオルを持って来たので大丈夫。タオルが無きゃないで、濡れたまま靴を履くつもりだったがね。ワイルドだろぅ?
なお、修善寺にはハリストス教会もある(ロシア正教会の建物)。温泉街・門前街からやや離れている。訪う人は誰もいない。
ちなみに、足湯は独鈷の湯と呼ばれ、弘法大師空海が作ったといい伝えられている。温泉として届け出をしていないので、足湯の形態のままらしい。
それにしても、空海はどこにいっても系譜の元として登場する。いったいどんな人物だったのだろう?
ところで、修善寺は大同某年の開基当初は真言宗の寺院であった。歴史的な事柄を今一つ付け加えると、伊豆は鎌倉幕府開基の源頼朝が長らく閑居していた土地であり、ここ修善寺には当地に幽閉された二代将軍頼家の墓所もある(源範頼の墓もあるらしい)。また、彼の母親である北条政子が頼家をともらうために建立した大仏もある。




ミニが停まっている喫茶店があったので、入ってみた。音楽好きが集うお店のようだ。私がココア(これが絶品。豆を挽いているのでは?)を飲んでいるさなかでも、マスターや常連さんは様々な買ったばかりのアコースティックギターを披露して弾き始める。
ちなみに、ミニは91年式の1000ccのオートマモデル。クルマもかなり好きなようだ。










やはり春を感じたいな。曇天の修善寺で思う。しかし今から某所に行くのは少し厳しい。では西伊豆はどうか。ギリギリかもしれないが行くことにした。
途中は例の山岳地帯を通らなければならない。路面は凍結し、写真には写っていないけれども、おまけに雪がかなり降って来た。しかしながら、標高千メートルの山を超えねば、西伊豆には辿り着けないのだ(よくよく考えたらそうでもないんだけど)。




まずはいつもは青い空に富士山まで見えて絶景となる達磨山キャンプ場の展望にピットイン。こういう雲がかった風致も陰影があってよろしい。私は晴れ男なもんで。











次いで寄せばいいのに、木々もまばらで風が強い西伊豆スカイライン越えを決意。









標高を下るに連れて雪も止み、駿河湾沿いに到達。土肥の街に来た。実は上に述べた、たらこ工場の隣の洒落た施設で土肥桜と呼ばれる早桜があることを知り、一目見てみようと思ったのだ。
さて、その結果は。













寒さのせいで花弁が下を向いてしまったが、なんとか一本だけ開花していた。しかし、春めいた感覚を堪能することなく、夕方からの所用のために温泉にも入らず土肥の街を去る。足湯には浸かったけど(笑)
桜祭りののぼりも立っていたし、もうそろそろ土肥桜が街を覆い尽くすのだと思う。河津桜よりも一月も早い。桜好きの方は是非とも来訪されたい。




午後五時ちょうど。三島近くのお店に到着。コーティング施工をしていただく。遅くからの施行作業ありがとうございました。
担当してくださった方がインプの総走行距離に驚いていらっしゃったが、国際人であり、遍く海外を回っている私から見れば、まだ慣らしみたいな距離である。ハイエースやランクルはともかく、他のクルマでも30万キロはざらだし、まして日本はメンテナンス環境が揃っている。
ブースト計もたまにピークウォーニングの音が出るくらいだし、まだまだビンビンなのである。
それでも最近は富士重工のマニュアルクラウンを目指しているので、ゆったり走っているけれど。













夕飯はなんとも昭和な雰囲気のレストランへ。地元の愛鷹牛がめっさ美味かった。しかし、夕食時であるにも関わらず、客は私一人。サラダもごはん・パンも食べ放題だし、なぜにこんなに空いているんだろう。謎である。
どなたか、今度、ここで食事オフしませんか?





三島でようやく温泉を満喫したのちは、下道行軍。
山越えをしたのち、神奈川県内にある小田急開成駅前で、往年の小田急ロマンスカーの雄姿を眺め(昔を知る私としては駅前がめさくさ発展していたことに驚いた)、ひとしきり満足したのち、東名高速で一挙に東京に戻る。
今は吉祥寺に住んでいる友人の実家が近くにあり、20年以上前に来訪したことがある。都会の人間と化していた私には真っ暗で奴の原付がなぜにこんな暗い道を難なく走るのかが不思議であった。農道で彼のお父さんが持っていた81マークIIをかっ飛ばして愉悦していたこともあった。
















翌日の東京。おしゃれな街だこと。



















とはいえない箇所もたくさんあるけれど。
土肥は別として、修善寺の方が小洒落たお店が多い気もする。

まあ、私はこういった地域差を堪能するのが好きで、ドライブをしている。ツールとしてのクルマとして挙げられる数少ない点である。基本的に私はクルマをツールではなく、相棒(buddy)と認識しているから。


冗長になった。ここまでにしよう。









Posted at 2019/01/10 20:56:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日帰り旅

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「来週こそは白井に行きたいなあ。翌週からまたまた西に行くことになるので(笑)」
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