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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2021年12月30日 イイね!

「今年の終わりと茨城ハードボイルドワンダーランド」

「今年の終わりと茨城ハードボイルドワンダーランド」茨城という地域は異界である。
独特のだっぺ言葉というものがある。しかし、言葉のちょっとした訛りやイントネーションの違いであれば、私も福島浜通りに縁があった人間ゆえに驚くに値しない。
そういう表層的な問題ではないのだ。
例えば、茨城のことを「イバラギ」と標準語や江戸弁で発音しよう。
これはかなり命の危険を冒さねばならない試みであることをまず最初に断っておく。

大阪の茨木市では、「イバラキ」を「イバラギ」と発音しても、たこ焼きにされるくらいで済むが、茨城では「イバラギ」ということは八つ裂きの刑にされてもおかしくないほどにご法度なのである。
このこだわりは一体なんなのであろう。

とはいえ、江戸の人間からすれば、茨城の人の「イバラキ」という発音はどうも「イバラギ」に聞こえてしまうのだが、、
余談だが、土浦も「ツチューラ」と発音される方もいる。まあ、こちらは聞こえ方の問題であるが、ともかくも、「納豆は明治以降に普及したんだろ」、とか「佐竹が秋田に行くときにねこそぎ美人を連れて行ったから水戸は、、」などといっても問題ないのだが、うっかり「イバラギ」と言ってしまう方は常磐道は使わず、東北道の利用をお勧めする。六号線を使ってもまずいだろう。四号線は古河を通過するが、ここは茨城濃度がやや低いと思われるので、巧みに乗り切ってほしい。

というわけで、「キ」にこだわる問題は古代史を解明する以上に凡そ困難である。このこだわりやピュアさは、古くは水戸藩の水戸学にも求められそうだが、詳細はメルマガを参照願いたい。
ともあれ、元来の気質が極めて優れているのにも関わらず、思想的抽象度が高いためにイデオロギーに準じてしまう。予科練の学校が霞ヶ浦にあったのも示唆的ではあるが、たかが県名一つに関しても(こういう言葉も当地では述べるべきではなかろう)、生真面目なのである。

と思うと、商習慣や売っている品物も江戸ではまずまずありえないようなものが、存外と普通になされていたりとして、時にはこんなんでいいのだろうかという具合にこちらがこだわりを持つ場面も、数十年にわたる茨城フィールドワーク(「イバラギ」と入力すると「茨城」と出ますが、クレームはゲイ〇さんにお願いします)において感じてきたことである。まったく予想がつかないことの数々であり、レヴィ=ストロース風にいえば、彼らは資本主義や近代に対して、野生の思考を持って生きているという具合には言えるかと思う。ただ、茨城のすべてがそうだというわけではない。が、このことについては今後より深く考察し、学会で発表する予定である。

そんな折に、サイタマーからの開拓民であるみつびんさんより、茨城で忘年会をやらないかというお誘いがあり、つくば学園都市内というネイティブ率が低い地域ということもあり、江戸あきばっぱら(秋葉原は元来、江戸の日除け地であった)行きのつくばエクスプレスなる乗り物もできたので、鹿鳴館文化を体現した一部の明治人だらけかと思いきや、そうではない。学園都市自体の歴史も昭和40年代から始まるし、いろいろな人たちが混交していくなかで、容易に江戸の風に染まるようなことはしないのが、茨城なのである。

まず、忘年会前にみつびんさんにつくば学園都市を中心にへとへとになるまでご案内していただき、その後、千葉から鉄道で向かうという猛者ぶりを示すSSAWSさんをお迎えにあがり、忘年会の宴が始まったのである。
内容は割愛。

翌日は昼までみつびんさんとプチツーリング。昼食場所のオーナーさんは、北海道に魂を売った身であると規定しており、例の「キ」と「ギ」についてはこだわりがないご様子である。
その後の私はといえば、江戸の参勤交代渋滞を避けるために、ダイヤモンド筑波富士の名所なるところを見つけたり、関東鉄道常総線というローカル列車の無人駅で千葉在住のバングラディシュ人と世間話をしたりと、コスモポリタンな動きをし、その後、気候的要因もあると思うが(利根川を渡るまでは外気温マイナス)、それを踏まえてもいつも以上にかなり冷え気味で温まらない水温のことを気遣いながら(略儀ながら、皆さまには感謝。年末ですし様子見します。ラジエターの有難みも認識しましたし、却ってよかったなと思っています)、江戸にようやく辿りついたのであった。車体の非定期的な振動はマウントとの絡みかなあ。

ともあれ、茨城ワンダーランドのことは夢のまた夢。

※誇張している箇所もありますが、そこは単なる戯言文なのでご容赦ください。しかしながら、全くのフィクションでもないのです。


























車載カメラより抽出






































































































































































































また会おう!

Posted at 2021/12/30 14:29:11 | コメント(5) | トラックバック(0) | 定例の宿泊旅 | クルマ

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