
先般、ブログ記事
【テレビ番組もビックリ】流山馬橋散策と布施弁天ツーリングツアー
にも記したように、ぶらり街歩き散策とツーリングを融合させた、ひれかつとロースかつをいっぺんに味わうような贅沢なツアーが実行されました。
【おおざっぱな訪問箇所】
恵比寿で三時間停める料金の5分の1で24時間停められるコインパーキング集合
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流山電鉄流山駅周辺ぶらり
近藤勇陣屋跡(馬橋ぶらり散策の後にもう一度再訪)・キッコーマンの貨物引込線跡・閻魔堂・流山浅間神社(馬橋ぶらり散策の後に訪問。隣が旧流山県県庁だったお寺)等
流山電鉄途中下車
鰭ヶ崎駅前丸十
流山電鉄馬橋駅周辺ぶらり
せんべいの千福堂(ご主人とは面識あり)・万満寺
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ツーリング
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道路脇の風景
柏布施弁天東海寺境内の花華(女性店員さんとは面識あり)でおやつ
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解散
ひとまず、九時から十時くらいにコインパーキングに集合ということにしておきました。
それにしても駐車料金が安い。。数十キロで東京の都心中央部にある立地とは思えないんですけど。。
30分6000円のコースが300円になったくらいの驚きがあります(謎)
当初のメンバーは三人です。
流山市といえば、都心の隣というだけではなく、近年は特に発展が著しい街として有名なのですが、流山電鉄だけはそういう風潮なんて気にしないとばかり、いい意味で閑散としています。かなり郊外に来てしまったかのような感がする点が魅力です。
近藤勇陣屋跡というのは、西軍(官軍)に追われた近藤勇・土方歳三がここの酒屋に隠れていたんですね。近藤は大久保大和という変名を使用していました。
西軍からの出頭要請で宿場町であった対岸の越谷(レイクタウンがあるところ)に行くのですが、「おっ、こいつ近藤勇じゃね?」というモンがおり、板橋に護送され処刑されてしまいました。
観光地化もさして狙っていないようで、そうした点も、私にはちょうどいいんですね。市では一応、観光スポットとして案内しているようですが。
なんの変哲もないような場所にポツンと旧跡があるのが私にとってのツボですね。まして、つくばエクスプレス沿線が大発展を遂げているだけに、この落差がまた魅力なんです。
隣の閻魔堂という寺もまた手入れがされていないような感じがして、却ってそれが魅力だったりします(笑)
その他、かつて、みりんを搬入していた線路の引込線跡が残されていたり(昭和40年代まで残っていたようです)と歴史と伝統と往年の栄華を偲ばせてくれるスポットがあるのですが、これまた実に地味で、住宅街の一角にあるので、ブラタモリ的な視点で歩かないと気が付きません(笑)
そんなところもまた魅力的なのですが。
千葉の私鉄の営業努力ってすごいなあと思っています。
流山電鉄もローカル線なりに努力はしている模様で、一日乗車券を購入すると、流山電鉄の車両のカードを是非にということでいただくことができました(以前はゆるキャラ系の缶バッジでした、って、実は何度か乗ったことが何度かあります・笑)。
流山は江戸川の水運で大変に栄えたのですが、明治期あるあるで、鉄道が通ることに反対し(結果として、柏が逆に繁栄しました。松戸はもともと宿場町でした)、水運から鉄での輸送にシフトした近代社会の波に遅れてしまうのですが、有志をつのり、流山に鉄道を作ろうとしたのが、流山電鉄で、なんだかんだいって百年以上の歴史があるのですから、すごいですよね。
みりんの由来の魅力にはまってしまった方もいらっしゃったようですが(笑)、中央駅とは思えないような流山の駅舎に向かいます。リリリリンという昔の国鉄電車みたいな発車ベルを鳴らして出発。
流山電鉄自体は全線の距離も短く、そういう点でもそそりますね。
短いけれど敢えて作りました的なところが素晴らしい。
意地でも流山の隆盛を取り戻そうという意思すら感じます。
一日乗車券を購入したので、鰭ヶ崎駅で下車。駅の目の前に丸十という小さなパン屋さんがあり、創業が昭和41年とのことで、「創業当時の関係者は私以外、亡くなってしまったわ」と明るくお話する女性主人が印象的でした。
パンも幼少期のパン屋さんを彷彿させるもので、店内との雰囲気とも相俟って、
懐かしさを覚えました。ちなみに、撮影の許可も得ていますよ。
今でこそ住宅に覆われていますが、当時は一面が田んぼだらけだったそうで、
創業時は周囲に何もなく、大変な賑わいを見せたということです。
ちなみに、屋号の由来もみつびんさんのおかげで、だいたい判明しました。お店の人も知らないのにすごいですね(笑)
お店の外までお見送りしてくださいました。また来ます!
次行ってみよう!
終点の馬橋で下車します。常磐線の存在感が大きい、といいますか、流山電鉄の存在感が小さすぎるために出入口を見落としてしまいます。
ヤマシ¥太さんが、40年ほどまえに馬橋駅前の模型屋さんに来たそうですが、残念ながら無くなっていました。
たまに来訪して懇意にさせていただいている千福堂という煎餅屋さんのご主人が述べていたので間違えはないでしょう。
久しぶりの来訪で、親しくさせていただいたきっかけは、歴史話(福島出身の方で私も福島とは縁があったりします)だったのですが、毎回、煎餅をくださったり、購入しても販売価格以下でくださるので、そういう面でも恩を感じています。同じく店外でお見送りを受けました。また来ます!
今回は行こうと思って行っていなかった、万満寺に向かうことにしました。千福堂からはすぐの距離です。
鎌倉時代創建の由緒あるお寺なんですね。知りませんでした。馬橋も地味ですが、かつての宿場町で、たぶんですが、地名からして馬の生産地だったのかなという気がします。よって、関東の武士にとっては枢要の地だったのではないかなとも思います。松戸や流山といった当時の港(だと思います)からも近いですし、潤っていたのだと思いますが、そんな往時の姿をまるで留めていないところが私好みです(笑)
そうそう、千福堂のほぼ向かいの廃業となったお店はかつて王貞治さんのお父さんが修行されたお店(王さんのお父さんの弟子だったかな?)だそうで、私が初めて来訪したときには既にこのようになっていました。
駅の反対側はごくごく普通の駅前という感じがしますが、千成亭という昭和チックな中華料理の大衆食堂で昼飯。中国の方たちが店を切り盛りされているようですね。
それにしても、ごはん格差がすごいですが、どういう基準で決まっているのでしょう(笑)
私は麻婆丼を頼んだのですが大盛りにしてくれとは言っていませんし、みつびんさんはご飯の量を減らしてくれとも言っていません。面白いですね。
今度聞いてみたいと思いますが、ともあれ、優し気な味で、また一つ、中華料理屋巡りの来訪先が増えました(笑)
再び、駅に戻り、みつびんさんがスルーしてしまうくらいに地味で小さな流山電鉄の馬橋駅へ。プラットフォーム奥にちょっとしたプレハブ小屋のような屋内休憩所があるのですが、このときに着信がありました。当初は買取業者さんの電話番号と似ていたのでぶちっと切ってしまったのですが(すみません・笑)、考えてみれば。。
やはり、「今回は地元枠での参加?」と謙遜される大御所でした(笑)
流山駅前で待ち合わせすることにして、三人は再び流山駅に戻ります。
天気が完全に晴れではなかったので、おそらくあのクルマかなと思ったりしていました(笑)
続きます⏩⏩
なお、以降の記事は有料となりますので、ご容赦ください(爆)
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冗談です。信用金庫に預ける資金は欲しいですが(爆)