
昨日の関東地方は久しぶりの天気どころか夕方までは暑かったですね。
作業依頼中に散策していたら、途中で頭が朦朧としてきました(笑)
さて、昨日は「小さな親切運動の日」でした。
【重要 小さな親切運動の日】筑波~北茨城ニュル~房総半島ツーリング(笑)
小さな親切ってなんなんでしょうね。結局、よくわかりませんでした。
さて、今日は川端康成の誕生日です。
彼の作品の中で「眠れる美女」という作品があります(ちなみに、小説はあまり読みません)。
薬を飲まされて(睡眠薬?)寝ている裸体の美女がとある宿におり、そこに主人公が訪問するわけです。なにをするわけでもなく、手を握ってみたりとソフトタッチだけして帰るというもので、宿の老婆(だったかな)もそれで一稼ぎしているというものです。口コミでその宿は知る人ぞ知るという宿なのだそうです。
ロータスの羊さん主体のツーリングに参加するために、前もって土浦まで来てみたんです。霞ヶ浦に注ぎ込む桜川という川があり、河口近くの市街地の一角に桜町という区画があります。伝統のある歓楽街であり、色街としても盛んです。
すぐに隣が桜川で土手から見る光景は実に爽快で、色街があるとは思えないのですが。
ここには眠れる美女どころか、起きている美女がたくさんいるものと思いますが、川端的な愉しみというのも変態性や奇異という言葉では括れないような気もしますし、もしも川端が桜川の色街に来ていたらどうしていたのかな、ということを考えました。
この日は久しぶりに土曜日の都心部を走行。案外と空いていておススメです。
江戸というのは不思議な街で山手線の外側近隣辺り(山の手側に限る)や港区・目黒区辺りを頂点に外車率が非常に多い印象があります。
これって所得に余裕があるからなんでしょうかね。昔の雑誌を見ると、国産と外車の価格差の大きさに愕然としますが、今はそうでもないですよね。
現にRC-Fの中古車(ほぼ新車)が一千万で売っていましたし、走行6万キロほどのアウディA3が30万で売っていたりもしました。状態や年式等もあるのでしょうが、需要と供給の一致以外に垣間見られる秘密があるような気がして面白いですね。

What? For real?
その中でもアメリカのコルベットは至高・孤高の存在で、アメリカ人の魂であるどころか、別格の赴きがあります。しかしながら、コルベットは実はスズキが製作していたモデルもあったのですね(笑)かつてのスズキの大型車のグランドエスクードよりもシリンダーの数が多かったのでした(笑)
とある海外の人曰く、実際にアメリカ人は意識していないけれども、コルベットの部品等はほぼ海外製で、論理は飛躍していますが、翻って日本車のクオリティは素晴らしいというコメントをもらうのですが、単なる日本贔屓なのかもしれませんし、実際にクオリティが素晴らしいのかもしれません。
過日の英国出身のCR-Xオーナーとバーベキューしながら話をしていましたが、要はフィーリングが大事なんだと述べていました。もしも、フィーリング面でもささるものが国産にあるとすれば、それは強みですよね。
コメント
“Most Americans do not realize, that all cars use foreign parts. Mostly Japanese, because Japan makes the best parts and cars”.
私の好きな首都高二号線に乗り、辰己第一パーキングエリアで休憩。
ここもいっときよりは落ち着いてきたんですかね。昔は閑散としていましたし、
タワーマンションができる前から知っているので、変化の著しい地域ではあります。だいたい今のお台場に至るまでの埋立地が草野原でエ〇本が捨ててありました。
江戸を離れます。
そして、利根川を越えて、茨城県入り。
茨城は快走路が多くて羨ましい限りなのですが、まずは小貝川沿いをドライブしようと思い、福岡堰水門(江戸時代に灌漑のために造成)近くの河川敷にクルマを停め、対岸の酒屋さんへ。地元の人しか使っていないようなお店にふと入って地域の話などを聞いたりするのが好きなのです。
小貝川沿いを少し散策して、旧谷和原村側の焼きそばあきたに入店。
川崎大師のお札が見当たらないことが気になりましたが、プライベートな話題には立ち入らないようにしました。天皇即位の記事は今回は読みませんでした。
つくば市街に入ります。ほほぉ、雨が降っていたんですね。
クルマのカタログや雑誌を販売しているお店に入店。
昔から期待されながらも売れなかったアルテッツァが気になっていたので、アルテッツァのデビュー時の特集本と若い男女向けに書かれたことが明確でゆえにこそ楽しい80スープラデビュー時くらいのホリデーオートを購入。
アルテッツァは乗ったことがありませんが、デビュー時はワクワクしていました。が、ちやほやされていたのも最初のうちでした。
のちに追加されたアルテッツァジータの2JZなんて知る人も少ないでしょうし、高騰している中古車相場でも案外と落ち着いているように見えます。後輪駆動なのに。なぜなのだろう?
210馬力がマックスとはいえ(グレードによりけり)、NAのみだったので、非力さを感じてしまったのかもしれません。3Sや1Gというエンジンがダメだったのでしょうか。M3の対抗馬にもなりえるとも謂われた初代レクサスISでもあるアルテッツァに対してはいろいろな意味で気になっています。
ギアが離れすぎていたという元オーナーさんのインプ乗りの方の意見も参考にしたいですが、やはり、走行性能という面を基準にして、批評された節があり、やはりそれはクルマの特性でもあり、時代ですよね。
17インチのホイールもかっこよかったのに。
Zエディションの空力等を意識した専用装備はかなり優れたものだと思うのに。
早々にチェックインして、土浦市街を散策。の前に宿のお風呂に一番で入浴。
火照った身体をどうしてくれようと思い、桜町界隈を散策。相変わらずネーミングセンスに優れたお店が多いですね。ユーモアがあります。
続いて、土浦超音波温泉へ。この日はお風呂を愉しみました(泡風呂を除く)。
「超音波ですと?行くしかねーべ」
人気のない場所の一隅にあり、入るのがためらわれます。いざ入ってみると電気も暗く、ご主人が片付けされているご様子。
トレーニング器具が重なり合うように置いてあるのも謎です。超音波に意識がやられたか?
一声掛け、営業していることがわかり、入湯。
あっ、ここいいですね。函南の畑毛温泉や甲府の太宰治ゆかりの銭湯などの冷泉が好み
になっていたのですが、ここはすっと身体全体が火照り(さっきも火照っていたような)、すぐに全身が浄化されるかのような爽快感があります。
B級感溢れる佇まいもいいですし、この辺りはほぼ土浦の中心部にも関わらず、お店もほとんどないような地域で、そうした疎外性ある地域というのもまたいいですね。ご主人も快く歓待してくださいました。再訪決定。
湯上りにたまにはということで、居酒屋に入りました。
ここも地元の人しか来ないところですね。まずはかつて東京の高井戸でも仕事をされ、土浦愛溢れる常連さんとお話をしました。年の頃は私より少し上くらいでしょうか。
「土浦には歴史があります」
私が桜町を散策したことをお伝えすると、
「桜町の歴史も古いんです。老舗のお店が今も残っているところが魅力です」
つくば市に対抗意識があるようで、
「たしかに、資産価値は向こうのほうがありますが、微々たる差です。
それに土浦には常磐線があります」
「土浦は人情があり暮らしやすいんです」
「土浦はモノがいつまでも大切に残されています」
みつびんさんを連れてくればよかった(笑)
お仕事かと思って遠慮をしていたのですが、引き連れてくればよかったです(笑)
私は「土浦はイギリスで、つくばはアメリカみたいですね」、と申し上げたのですが、これもまた土浦愛に結晶されえたようでよかったです。
予科練か何かのお話で阿見の話をしたところ、我が意を得たりというお顔をされ、「阿見で仕事をしております」とおっしゃって、名刺をいただきました。
その後はお店の人の一人とお話をしたり(茨城県西出身)しましたが、こういうのが旅の楽しみですね。
土浦なら半日旅行もできますし、ここも再訪決定。
愉しい土曜日でした。
翌日はツーリングです。お酒は基本的に飲まなくなったので(かなり飲めました)、それでもジョッキ三杯のビールは飲みました。
心地よいひとときを過ごしたわけです。
で、翌日は茨城ニュルで夕方には房総半島にいるのですから、人生ってわかりません(笑)