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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2010年08月31日 イイね!

五日市のさるすべり並木

五日市のさるすべり並木奥多摩に関する話題は尽きない。

五日市という街がある。八王子市の北西付近に位置し、これより西は奥多摩の大山塊が一面を囲む。

五日市という地名から、毎月定例で市が開かれていたことが推定される。賑わいの都邑の跡は、五日市・秋川・檜原といった諸街道が五日市に起点を置いていることでも、大いに分かる。

さて、東京都区内の側から俯瞰して地理を解説したい。都区内より続いた五日市街道の終着に武蔵五日市駅という鉄道の終着駅があり、奥多摩界隈に至るには左右いずれかに舵を転回する必要がある。

試みに左折すると、檜原街道に入る。奥多摩の裏庭である檜原村に続く街道で、遠く甲斐へ抜ける幹線といってよい。木立に囲まれた街道は仄かな木の香りが漂い、非常に心地よい。

さて、武蔵五日市駅前を左折してすぐ、檜原街道から右手に秋川街道の入り口があるが、今回は直進してみたい。
警察署を越えた辺りから、風鈴の涼やかな音が仄かに霞のような柔らかさを伴い、耳をそばだてる。

風鈴の出所は街道脇に連なるさるすべりの樹木群であり、満開の花々に風鈴がくくりつけられた光景はもうそれだけで涼しい。
諸方、このような壮大で涼やかなさるすべりの並木というのは珍しいのではないか。

風鈴の音と協和し、秋の虫たちの胎動の音が既にこだまし、佇まいとしては初秋を思わせる。
かようなさるすべり並木を越えると、檜原の村落までは木の香りを楽しみながら、ひたすら針葉樹の中を潜る行路と相成る。
Posted at 2010/08/31 22:14:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | エッセイ | 旅行/地域
2010年08月28日 イイね!

元料金所

元料金所東京の大山塊地帯を横断する奥多摩周遊道路はかつては有料道路で、元料金所の建物が発掘したての遺跡のごとく、古色を帯びて残っている。
今夏の猛暑にも関わらず、温度表示計をみやると、気温は25度を切っており、誠に涼しい。そのような涼やかな地に元料金所は往年の姿そのままに屹立している。
Posted at 2010/08/28 18:01:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 思い出 | 旅行/地域
2010年08月27日 イイね!

これもまた東京 奥多摩周遊道路

これもまた東京 奥多摩周遊道路東京都という行政区分でもって、東京というものを考えるとき、必ずしも世界に冠たる大都市の雑踏や煌めきのみを想像する必要はなく、例えば伊豆諸島だって東京都だし、山林に囲まれた奥多摩地区だってそうだ。
牽強付会にいえば、東京都というのは、大都会と共に大自然をも擁する広大なサラダボールであって、高層ビルが建ち並ぶ東京なんてものは地域としては非常に限られているといえる。
奥多摩のごとき広大な山嶺が広く地面を纏っているというのも、また東京の姿なのである。

山上から見下ろすと一筋の道路が走っている。行き交う自動車の音がかなり明瞭に響いてくる。
かつて有料道路だった奥多摩周遊道路である。今でも古ぼけてしまった元料金所の建物が残されている。

奥多摩を横断する格好の快走路であり、また小気味良くカーブが連続していて、道路と一体化したかのような感覚に陥ることもある。
周遊道路の西の端からは山梨の村々に辿ることも容易であるし、東の端から、東京西部の都心部である青梅や八王子の市域に行くことも実に容易である。

なお、センターポールが随所に接地されているため、車線をはみ出すという愚を犯さずにドライブできる。夜間は通行禁止となるため(今の時期は午後7時より)、十分な注意を払いたい。
Posted at 2010/08/27 22:45:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2010年08月27日 イイね!

点素行輪

点素行輪なんと、天孫降臨という重大な日本国の国造りの象徴ともいうべき事件を、神話とはいえ漢字変換すると、標題のようになる。ありゃま。

殊更に日本神話を崇高なものとして捉えているわけではないけれど、アマテラスという女の神様の孫たちが日本という国を創りましたという神話くらいは、民族の歴史的遺産として大切にしたいもの。
天地創造神話を知らないクリスチャンなみに可笑しさと滑稽さがある。

さて、雲間から山々に何やら微かに光が差しているような幻想的な光景を目撃したので、被写体に収めてみた。天孫降臨とはかくなるものだったかと、しばし恍惚としていた。

山々に対する畏敬の念は我が国においては余程古く、縄文時代の遺跡からも窺うことができる。
チャイナにも仙人が住む土地として、特定の山々が崇拝されたが、日本ほどではないように思える。
列島を山々に覆われた地形的理由によるものなのか知らないが、ともかくも山を霊峰として仰ぐ信仰は、今日にも根付いていて、私なぞも、ついつい山々の景観を眺めていると崇高な気分になるのである。

Posted at 2010/08/27 22:18:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | エッセイ | 日記
2010年08月26日 イイね!

印象に残った「速さ」

印象に残った「速さ」
初めて味わったことや体験したことっていうのは非常に印象に残るものだ。
だから、いつまでも記憶の中に強く残っている。

人間には所有することの歓びや愛着があるのだろうか。
四輪での公道デビューはトヨタのコルサ(4MT)だったのだが、これは叔母のクルマを借りていたわけで、自分が初めて所有するクルマであったトレノ(AE92)の印象が他のどのクルマよりも印象深く、記憶深く残っている。

叔母の家の裏道に既に納車されていたトレノを初めて運転したときに、「速い」という印象を強く受けた。
もっとも、ファミリーモデルのコルサからトレノに乗り換えたら速いと感じるのは当然かもしれないし、実際にトレノの車両重量は、どのモデルも一トン弱か強しかなかった。
ゆえにこそ、「速い」と感じたのだろう。
スペック的には現代のクルマのレベルからすればむしろパワー不足と感じられる程度のものだ。私が乗っていたトレノのグレードはGT-APEX(前期型)だが、ネット値で最高出力が120馬力しかない。

そのせいかどうかは知らないが、今の愛車のプリメーラを初めて運転したときは「速い」という印象はあまりなく、操舵感覚が自分にしっくりくるという印象を与えてくれたことを覚えている。
「ハンドリングマシン」と巷言われていた理由であろうか。
トレノとは別の意味で初印象は鮮明だったことに違いはない。

今、もし改めてAE92のトレノに乗るとすれば、「速い」という鮮明な印象が再体験できるのかどうか分からない。
しかし、記憶の中から紡ぎだされる印象では、未だにAE92トレノはP10プリメーラよりも俊敏だったように思える。
そして両者は天秤に掛けられるようなものではなく、どちらも固有の魅力がある。
トレノが始めて納車されてから、15年近く経つが未だにそう思う。


Posted at 2010/08/26 00:26:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 思い出 | クルマ

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何シテル?   06/13 20:42
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