2011年12月17日
首都高芝浦PAにて休憩しているときに、芝浦近くに住んでいる知人から、家族旅行で太宰府にいるというメールを受け取りました。
実にいいですね。
日本の歴史・文化の源流を旅しているような感もあり、家族旅行という枠以上に、崇高なものを感じます。
太宰府はその昔は「遠の廷」(とおのみかど)とも呼ばれた一大政庁で、外来との接触も盛んでした。いわば国際色溢れる場所であったとも言えます。
太宰府を始め、筑紫地区(大雑把に括れば福岡市街周辺)は、凡そ日本の文化・歴史の類い稀なる一代堆積地帯であると私は考えています。
大陸や半島からの文物をいち早く吸収したのが、この筑紫地区であり、ゆえに、当時の日本における先進地帯であったともいえるかと思います。
なお、私は卑弥呼の邪馬台国もこの辺りにあったのではないかと思っています。そして、天皇の祖先ももともとは九州の辺りに盤踞していたのではないかと思っています。
知人は特段に歴史や文化に関心があるという風ではないのですが、それでもこうした土地に足を踏み入れることだけで以下のようなことを想像してしまいます。
即ち、一人の現代日本人が、歴史・文化の超層を担った重厚なる日本人に変貌してしまうのではないかとさえ私は思ってしまうのです。私はそこに高尚な何かを見いだしてしまうんです。
なお、太宰府の街には古代の最新科学である、風水思想に基づいて街が設計されているはずですという説明をしておきました(赤ビート閣下に教わった知識です)。
さて、そんな文化的・歴史的地層について思索するのも良いですが、知人のメールにはフルチューンのプリメーラ(初代)の画像も添付されていました。
知人がとあるクルマで初めてチューニングを施してもらったお店だそうです。九州にあるお店です。
見た目は過激ではありません。多少、いじったかなという程度です。
しかし、実際には凄いようですね。FR駆動に直しているようで(S13シルビア辺りのパワートレーンを流用?)、270馬力を発揮するというモンスターです(因みに、ノーマルの2リッターモデルで150馬力)。排気量も2.2リッターに向上させているそうです。
これで50万以下で購入できるそうですから、私も太宰府の息吹を感じながら、チューニングショップに行きたいなとも思いました。
Posted at 2011/12/17 23:59:38 | |
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2011年12月10日
ふと思い出して、知人が所有しているポルシェ356(911の前のモデルですな)の画像を引っ張り出してきた(タイトル画像参照)。
私はクルマにはエモーショナルな要素が必要であると述べたが、356にもそれは感じる。でもなぜなのだろう?
356ポルシェはVWのビートル(初代)と兄弟みたいなものだったから、それゆえに郷愁を感じさせるのかもしれないとも思った。
ただ走りはすごくいい。殊にこの356はスピードスターと呼ばれるオープンモデルで幌を開けるととても気持ちが良い。そして、レカロのシートは驚くほどの快適性を提供してくれる。それに車重が軽いので速い。200キロは出ないが、確実に100キロは出るくらいの性能を有していた。物凄く心地良かった。
私は昔からポルシェが好きで(911系以降の空冷モデルが主だけれども)、356というモデルは実は知らなかった。
しかし、縁とは妙なるもので、結果的に356オーナーの方数名と知り合うことができるようになった。
今でも非常に感謝している。
なお、身近なところで356や初代ビートルをいじっている人がいて、こういう点でも私はまだまだポルシェとの縁がつきないなと思うわけだけれども。
996が現役のときにティプトロを破格の値段で譲るという話もあった。そのときはやはり3ペダルであるべきだろうと私は考えていた。
今ではGT系でなければ、2ペダルで十分だとも思うのだが。
イエローバードと呼ばれたRUFのポルシェのビデオをたまたま叔父が祖父母宅に置いていて、それを見たときに、得も言われぬ感動を覚えた。
フェラーリも出ていたけれど、私にはイエローバードの印象が濃密に残っている。
ポルシェの場合、パナメーラやカイエンはともかくとして、後部座席も僅かながら設置されているクルマが多く、ゆえに車中泊も容易だななんてことも考えたりしてしまう自分が大好きだ。空冷ポルシェのいくつかを乗せてもらったけれど、ホンダのCR-Xよりは空間がありそうな気がするんだよな。
というわけでポルシェが大好きです。


しかし、ライバルの存在がポルシェをさらに魅力的なものにしてくれるのはたしかでしょう。面白い動画を見つけたので、ご照覧あれ。
GT-Rもまた思いっきりかっ飛ばして乗ってみたいものですな。
類い稀な速さもまたエモーショナルな刺激に繋がると私は考えている。
Posted at 2011/12/10 01:42:14 | |
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自動車 | クルマ
2011年12月09日
師走に入り、ぐっと寒さが増した気がする。
炬燵のなかで丸くなるという、日本民族最高の愉楽の一つに身を委ねるという選択肢もあったのだが、私は和製フェデラーを目指している人間なので(笑)、寒中のなかにあってもテニスを通じた仲間を誘い、ストローク・ボレー等の練習をした。
およそ、大和男児たるもの、寒中であっても半ズボンでテニスをするべし、である。
冬の朝に滝に打たれることに比べれば暖かいしね(経験者は語る・笑)。
なお、今回もご厚意で仲間に動画を撮影していただいた。
ボレーの際はもっと身体を横向きの姿勢にすること(特にフォアボレー)、またインパクト時(ボールを当てる瞬間)もきちんとボールを見るほうがよいなとか、肩の可動範囲を広くしたらいい、スピンサーブの入りが良くなっている、などなど様々な気づきを得ることができて、本当に役立った。
この場でお礼申し上げたい。
さて、自分が閲覧する用途で撮影していただいた動画をそのまま保存してあるものの、どうせならということで、ユーチューブを始めとした動画編集ソフトの多彩な機能を利用してみたくなった。最近は動画撮影にも興味を持ち始めている。
動画世界で自分の表現したいものを撮影できたら物凄く楽しいと考えている。
今回は、舞台設定を60年代アメリカとした。
遠くからサーフィンテールの巨大なアメ車でも走ってくるような場面を想像していただきたい。
そんな黄金の60年代のアメリカ的雰囲気のなかで、テニスの練習に励む東洋人(笑)をイメージした動画を編集してみた。
カラー画像もなんとなく初期のカラーフィルムっぽいでしょ?
ウッドのラケットがあればなお雰囲気が出るのだけれども、そこは「60年代っぽさ」のみを希求することにした。リアリズムとバーチャル感が混在しているような世界観を表現するのが面白いと思う。
それにしても表現をするって、なんと面白いことだろう。
ヤーヴェが世界を想像したときの楽しみがなんとなく理解できるような気がする。
文章で何ほどかを表現するのも面白いし、写真撮影で空間の刹那刹那を切り取り、構図とするのも面白い。
今回のように、動画により臨場感溢れる媒体も面白いし、そこに編集を加えるともっともっと表現の幅が広がるような気がする。だから、とても楽しい。
※トップ画像にあるクラシックカーは60年代どころか、戦前に生産・販売されていたフォードだったと思う
Posted at 2011/12/09 00:17:42 | |
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