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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2012年04月11日 イイね!

信念

信念「阿弥陀如来より他になしと唱えれば、私たちは救われるのでしょうか」
「実は私にも分からぬ。えらい人(法然)がそうおっしゃっているし、とにかく私はそう信じることにしたのだ」

数ある仏教の中でも特殊な地位を得た浄土真宗の開祖親鸞という人物が私は大好きである。煩悩の折々はあるけれども、それでも阿弥陀如来にすがれば、極楽浄土(阿弥陀如来がいる世界)に行くことが決定的になり、人間は仏になることができるのではないかというおよそ根拠のない確信に親鸞は人生を掛けたと言っても良い。
師匠筋に当たる法然上人も煩悩をある程度認めていたことは確かで、妻帯することも許容していた。ただ、彼自身は妻帯はせずに往生したのだが。
親鸞はその旺盛な意欲で以て、妻を持ち、子供を複数設けた。
仏教史上かつてない光景だったと言ってよい(隠れて妻帯するという例はあったが、公然と妻帯する例は仏教界では親鸞が世界初である)。

「とにかく信じてみよう」
その意気込みを私は高く評価したい。
仏になるということは厳しい修行を経たり、難しい経典を読むことで成し得るものではない。単に阿弥陀如来の人間たちを救いたいという気持ちを汲み取って、阿弥陀に帰依することを宣言すればいいだけの話(念仏)なのである。

信念の人といえば、日蓮も同様かもしれない。法華経という経典は釈迦が一番最後に説いた教えが記されているとされる。その法華経に絶対的な信頼をおけば、仏になることができるのだという信念を強く抱いた日蓮は、かの有名な題目「南無妙法蓮華経」を唱えることが重要だと固く信じるようになる。
法華経というのは最澄がもたらした経典であり、最澄が開いた宗派を「天台法華経」という。しかし、日蓮は最澄の法華経信仰ではまだまだ足りぬと考えていたようである。エネルギー旺盛な人物である。
数々の迫害(法難という)に合いながらも、日蓮は法華経への絶対帰依を通じた救済という道を確立していく。
私は親鸞のほうに親しみを覚えるが、日蓮の生き方もダイナミックで力強いなと感心することがある。

信念という揺るぎない価値観を持った人間はかようなほどに強い。
ただひたすらに正しい価値観に向かって精進していけば良いのだから。
こちこちと固められた信念でもって、他者を判断するのはどうかと思うが、自分自身が生きるにおいては、堅牢な信念でもって生きていくのが良いと考えている。



Posted at 2012/04/11 22:11:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 思索 | その他
2012年04月11日 イイね!

散り際の桜の季節において 十年以上前の君へ

散り際の桜の季節において 十年以上前の君へだいぶ桜の花びらが散ってきた。今はかなりの雨が降っているから散る速度が速まるかもしれない。
今年も美しい姿を見せてくれてありがとう。
まだまだ観賞する時間は十分にあるし、近所には遅咲きの八重桜もある。それに花びらが織りなす桜の絨毯は非常に美しい。
しかし、いまお礼を述べたい。
ありがとうという言葉を大切にしたいから。何度言っても素敵な言葉だから。
因みに、私のデスクの周りにやけに桜の花びらがたくさん落ちているなと思ったら、私が靴で運んできたものだった(笑)
凹凸が如実にあるタイプの靴(リーボックの靴でした)だから、花びらも一緒にひっついてきてくれたんだね。
まったく俺ってば本当に憎めないいなせな男だな(笑)
閑話休題。



「いなせ」ということでサザンの「いなせなロコモーション」の動画を探してみたんだけれど適当なものが見つからず。
しかし、いい曲を見つけたぞ。
高校受験の時に親が持っていたカセットテープでサザンを聴いたら急激に学力がアップしたという記憶を思い出した(笑)
この歌はカラオケでもさんざん歌ったし、まあ思い出に残る曲だな。

殊に私は大学時代を湘南で過ごしたので、サザンの曲がよりぐっと身近な感じに思えてくるのだ。
アホみたいに混雑している中を女の子と江ノ島に行って花火を見たり、稲村ヶ崎で夜のデートをしたり、まあ、いろいろあった。
初めて購入したクルマも二桁の「湘南」ナンバーだった。
あのときの光景を追体験するように奏でてくれる曲といえば、やはりサザンの楽曲かなと今でも思う。
桜の花の散り際と共に、学生時代の事共を少し思い出してしまった。
みんな、元気でやっているだろう。



私は卒業してから、ちょっと道を踏み外してしまったように思っていた時期がずっとあった。それは苦痛だった。
でも、今はそれはそれで自分が選択したことなんだと思うようになった。
だから、本当に私はいい選択をしてきたんだなと心から思えるようになった。
ゆえにこそ、私はいつだって感謝の心を持てるし、「ありがとう」の言葉をためらいもなく使用することができる人間になった。
十年以上前の君も心の奥底では途方に暮れていたように思える。
でも大丈夫だ。
どんな状況であれ、そこに幸福とか不幸なんてものは介入しないから。
幸福であるか、不幸であるかを決めるのは自分自身なのだよ。



Posted at 2012/04/11 20:47:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自宅でまったりと | 日記
2012年04月10日 イイね!

夜喫茶

夜喫茶近所の夜桜を鑑賞し、駅前スーパーにて買い物を済ませたのち、喫茶店にて寛ぎのひとときを堪能している。

ここはご近所の馴染みのお店の一つで店内空間が広い。調度や照明も良い。
喫煙席がたくさんあるのもいい点だと私は思う。
もっとも、私は喫茶店など外で飲食する場では基本的に喫煙はしないのだけれど。選択肢があるほうがいいではないか。
ライターで着火させるときの「チャッ」という音も好きだし。

そうそう、ライターで思い出した。
もう一つの馴染みのお店にはしばらくご無沙汰である。
そこは個人経営でやっているお店で分煙はされておらず、店内に公衆電話ボックスまである。
こちらでは、煙草を数本吸うようにしている。
気分的な問題なのか、昭和の時代に戻った気がして、私もその昭和の空間内にいるような錯覚がするのだ。
松本清張が作品を執筆しながら、煙を燻らせる様をたったいま思い浮かべた。昭和とは斯様な雰囲気だったと私は思う。
即ち、煙草の煙が日常にあった気がする。

さて、喫茶店も銭湯同様に社交の場であり、サロンと言えよう。西欧の喫茶店の歴史を紐解いても、そう言えるのではないか。人々が会話している声が聴こえる。
ただ一方で、自分の内面と対峙しつつ、寛ぐという選択も許容してくれる。
素敵だなと思う。

Posted at 2012/04/10 21:15:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | エッセイ | 暮らし/家族
2012年04月09日 イイね!

月ドラ

月ドラ暖かくなりましたね。
テニスをやってきたのですが、Tシャツ一枚で充分なくらいです。
少々汗をかきました。

さて、そのまままっすぐに帰宅しようかなと思ったのですが、そのまままっすぐに首都高に乗りました(笑)
よって、月曜ドライブ即ち「月ドラ」です。

阪神高速も良かったですが(淡路島紀行のときに神戸線に乗りました)、首都高はやはりいいですね。
私が通るルートは、東京タワーを至近に見られますし、レインボーブリッジからお台場地区など素晴らしい都市の夜景美を堪能することができます。
スカイツリーも見えます。素晴らしいドライブコースです!

いま停車しているパーキングには今日もワクワクするようなクルマが集っています。
フェラーリとGT-Rの饗宴はやはり華がありますね。
そんななかでも、とりわけ集眉なのが、真っ赤な190Eエボと思われる個体です!メルチェデスの往年のモンスターマシンですぜ!
すぐ近くに停まっています。目の保養になるなあ。

以上、辰巳第一パーキングよりお伝えしました~
Posted at 2012/04/09 22:42:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | ドライブ | クルマ
2012年04月09日 イイね!

ルノージャポンはクルマ好きをワクワクさせる ~カングー試乗~

ルノージャポンはクルマ好きをワクワクさせる ~カングー試乗~先日は、花まつりの日は桜三昧のブログにも記したように、桜の花を大いに観賞してワクワクとした気持ちになることができた。

しかし、ワクワクしたことはこれに留まらず、先のブログにも少し触れたが、ルノーのディーラでの一幕も私を大いに昂揚させてくれた。
重複するが、ルノーのディーラさんから案内が来ていて、来店プレゼントとしてカングーのミニカー(色を選べる)もいただけるという。
日曜日は快晴で暖かく、桜の花も満開だったため、徒歩でゆっくりとディーラさんにお邪魔しようと思ったのだ。


*いただいたNOREV製のミニカー

来店すると、エンスー心をくすぐるようなクルマがずらり。
特別なイベントがあったというわけではなく、ルノージャポンの現行ラインナップがいい意味で偏っているのだ。
マニュアル大国のフランスとはいえ、マニュアル車を大いに導入したりするのは、ここ日本市場ではかなり大胆なこととも言えるが、ルノーほどの規模のメーカーのクルマでマニュアル車を大いに堪能できることはそれだけで喜ばしい。

展示車両からして素晴らしい。
FF最速の称号を得たメガーヌRSが一番奥に鎮座している。



メガーヌRSといえば黄色のイメージが強く、実際に黄色の販売台数が一番のようだけれども、赤色もいい。やはり実際に見てみるものだ。
座席に座ってみる。乗降はしやすいが、身体がしっかりとサポートされる。
セミバケット以上のホールド性はあるのではないか。
スパルタンさはないが、その匂いは座っただけでも十分にわかる。
イエローのメーターがやる気をそそるではないか。
シフトの感触も良い。
なお、うっかりエアコンスイッチをオンにしてしまったのが、ものすごく効きがよく、温度制御も精密なことも朗報だった。昔のフランス車の冷房の性能はとうの昔のものになったのだなと思う。
市街地走行でも楽しいだろうが、こいつは高速やワインディングで乗ってみたいなと思う。

続いて、ウインドゴルディーニRSに座ってみる。
メガーヌRSほどきちっとしたフルバケ的なサポート感はないが、これで十分。



なお、このモデルも実際に見て良かったなと思った。
思ったよりも私の好みだったのである。特に外観である。
ユニークな形をしているし、風を浴びながら走行できるのも良い。





この二車種がルノージャポンが展開するモデルのなかでも、マニアックなものの頂点に位置するだろう。
お客さんも常連さんやそうでない方(という風に見えた)も、自動車を実に興味深くしげしげと眺めたり、性能やデザインについていろいろとお話しされていたのが印象的だった。要はクルマ好きが集まるディーラーなのだ。
いいなあ、この雰囲気。

続いて、カングーも久し振りに眺めてみた。積載性も十分だが、このデザインがいい。カングーを利用して、動く書店のようなものをやってみたいなと思った。




よく見たらこいつもマニュアルの3ペダルだった。興味を抱いたので、担当の方に試乗をお願いしたところ、快諾してくれた。ものの三分もしないうちに試乗車が用意された。
かくして、公道を走ることとなった。

商用ワンボックス系と異なり、前輪タイヤの後ろに座る形となるため、乗用車感覚で運転できる。視界は当然良い。
ミニバン的と言えるかもしれないが、マニュアル車であり、加速・減速ともに非常に優れている。
たとえば、ホンダのストリームにこういうマニュアル車があればいいと思うのだが。
ブレーキはやんわりとタッチする私からしても、かなり効く。ブレーキアシストは無論装着されているそうだが、ちょこんと軽く踏んでやるだけで良い。
ホンダのインパネシフトのような場所にあるギアレバーの使い心地が良い。これは非常にラク。バンのマニュアル車を設計するとなるとあの位置が一番適切なのかもしれない。
なお、走りは軽快そのもの。



アライアンスしている日産とは一風変わった企業文化を垣間見せてくれたルノージャポンを私は大きく評価したい。
日産にも固有の企業文化があり、それは魅力的だが、ルノーの車種をOEM供給して販売してもらえたらいいなということも正直考えた。

最後に。
このような素晴らしい機会を設けていただいたルノーのディーラーさんに、ここで感謝いたします。

Posted at 2012/04/09 10:42:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車 | クルマ

プロフィール

「NAスイスポもまた愉しい(^^)
サクラムのマフラー音は最高。なんだかんだいっても各所をカスタムしているので、ピックアップが非常に良い👍」
何シテル?   06/20 23:25
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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令和のクルマも手に入れたので、時計の針を戻して、今度は久し振りに昭和を偲ぼうかとも思って ...
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