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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2014年01月25日 イイね!

TOKYO AUTO SALON 2014年東京オートサロン 独断で選んだサロンの写真群

TOKYO AUTO SALON 2014年東京オートサロン 独断で選んだサロンの写真群
TOKYO AUTO SALON would be the biggest amazing event for car enthusiasts here in Japan. Various unique old and new cars are displayed on a huge hall all at once. The type of the cars are quite different.Some are stylish,others are sporty,etc.There are no boring regulations you prevent our love cars from fostering our imagination and creation for cars.Nowadays,even big automobile companies exhibited their custom,tuned,new cars and so on.Sometimes you can see demo running such as drift outside. I couldn`t watch it this time,though.The hall was too wide and therefore I couldn`t visit the all of the booth as well.
You can also see lots of car goods and parts. As there are some shop`s booth,you can purchase them. These are mostly cheaper.

千葉佐原や銚子を堪能したのちに千葉市街に宿泊した私が、
翌朝目指した場所は幕張でした。

銚子の夕陽に包まれて

ここ数年、オートサロンに行くのをすっかりご無沙汰していましたが、友人が何気なくオートサロンのことを話していて、直感的に今年は行くべきだと思い、旅に出る前日に前売り券を購入しておきました。
ご存じのとおり、幕張は東京都ではなく千葉県なので、旅とセットで楽しんだほうが良いと思い、千葉市街にて二泊目をした次第です。


*旅初日の銚子市街にて

行って大正解でした。ワクワクした気持ちでいっぱいでした。
広大な会場を全部回ることはできませんでしたが、それでも大満足です。
様々な個性溢れるクルマが展示された空間にいると、本当に時間が経つのを忘れてしまいます。クルマのみならず、最新アフターパーツを眺めるのも楽しいですし、通常よりも安価な価格で売られていたパーツも多く散見されました。
なお、現地では友人と待ち合わせましたが、結局は各々好きなところを回りました。

さて、みんカラ上でどんな写真を載せるべきか、これまた迷うところではあります。
写真もたくさん撮影してきました。
こういうショーには華を添えるものが不可欠ということで、コンパニオンさんの写真から掲載することにします。
実は私は今までこういうショーでコンパニオンさんに絞った写真を撮影することが無かったんです。
単純にクルマだけを見たいというのが理由ですが(きまじめだからとかそういう理由ではありません、ハイ)、どうせなら楽しみの幅を広げようと思い、今回はコンパニオンさんの写真もいくつか撮影してきましたので、まず彼女たちを掲載してみましょう。








うーん、撮っておいて良かった(笑)
次回からはコンパニオンさんの写真もたんまり撮ることにしよう(^o^)

続く掲載写真に関しては、いくつかのカテゴリーに分けましょう。
まず、今回あまり足を踏み入れなかったメーカー系のブースで印象に残ったものから。

【メーカー部門編】




ダイハツのコペンです。誌面等で見るよりも実際のほうが魅力的に感じられました。むろん、サイズが小さいですし、どこで運転していても楽しそうです。
むろん、風を浴びながらのオープンドライブもできます。
今ふと思ったのですが、トヨタ・スバルもOEMで販売してくれないでしょうかね。
ダイハツのディーラー数はさほど無いと思いますし、業販店もウチの近所ではほとんど見掛けません。

トヨタ・スバルといえば、今回は86の出展が非常に目立っていました。
オートサロンに限らず、86やBRZはよく見掛けますし、ショップでもパーツコーナーが設置されているところが実に多いですね。
自動車の魅力を再発見させてくれたという点は確かに大きいのでしょうが、巨大な資本を有するトヨタが力を入れたことによる効果も大きいと思います。

話を戻しますが、コペンはダイハツというより日本の宝ですよ、コペンは。あの小ささでスポーティであり、オープンドライブを楽しめるクルマは日本の軽自動車規格ならではのものでしょう。その独自性に誇りと敬意を払いつつ。

【旧車編】
ウチのクルマもまずまずの旧車(1991年製)ですが、オートサロンの展示車両には旧車のカスタム・チューンドカーも多数展示されており、実にウチのクルマが新しいのかがわかります(笑)
いろいろ迷ったのですが、カスタムの祭典であるという点も考慮しました。





比較的新しいクルマかもしれませんが、マークIIワゴンです。
とても綺麗な個体ですし、オリジナリティに溢れています。
個体の希少性もさることながら、オーナーなりの味付けがなされている点に興味を惹かれました。

【外車編】
選んでおきながら詳しいスペック諸元どころか、車名に関する記憶がおぼろげでアリマス(汗)
メカニカルムードとレーシーさ満載のミッドエンジンのクルマがフォードのGT40で、トラディッショナルなアメ車の造形と458イタリアのそれを融合させたようなスタイリッシュ且つパワフルなクルマが最新のコルベットでしょう。ノーマルモデルでは無いと思います。






アメ車は印象に残りますね。ずしんと脳裡に焼き付くような存在感を見せてくれます。スペックもモンスター級ですし、こういうクルマでずがーんと高速道路を疾走してみたいです。

【ご近所のショップ編】
最後に店舗がウチから割合とご近所にあるということで、インパル車のなかで注目した二台をご紹介。ノートとマーチですが、インパルの手が入るとぐんと印象が変わりますね。






以上、私の主観で写真をピックアップしてみましたが、お楽しみいただければ幸いです(^o^)

Posted at 2014/01/25 01:22:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車 | クルマ
2014年01月24日 イイね!

カーラッピング施工第二弾

カーラッピング施工第二弾先般のことです。
フロントリップとサイドステップに施したラッピングに加え、リアボトムと給油口にもラッピングを施していただきました。



これで車体下部が鮮やかな赤色で囲まれることになり、デザインに俄然統一性が出てきました。車体が引き締まっているようにも思えます。色の妙味とは本当に面白いものです。
今後のラッピング作業をどう展開していくかについては現在思案中です。
赤色以外のシートを用いるかもしれません。
最近は前にも増していろいろなクルマやパーツに触れる機会が多くなったので、いろいろな可能性を想像・創造して楽しんでいます。無限の可能性が広がっています。

給油口には前々から「ダットサン」のステッカーを貼っていました。
数年前に来訪した「ノスタルジックヒーロー2デイズ」の会場で購入したものです。
ラッピング作業の際に、これを丁寧に剥がしていただき、ドライヤーでステッカーを伸ばしていただいたので、再びラッピングの上から貼り付けました。トップのサムネイル写真がシール再貼り付け後のものです。
オールドスクールなクルマであることを主張したいのが一つと、給油口に施されたラッピングにアクセントが欲しかったからです。

直近に社外の計器も装着させますが、ロアアームや社外スタビなどの車体補強や足回りの見直し、オーディオの改革にも興味があります。
エンジンもおかげさまで大変元気ですので、これからも91年生まれの我が愛車は動態の状態のまま、進化していきます。
Posted at 2014/01/24 01:29:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 愛車プリメーラ(自動車) | クルマ
2014年01月23日 イイね!

銚子の夕陽に包まれて 

銚子の夕陽に包まれて 承前
佐原「お江戸見たけりゃ佐原へござれ」 ~水運で栄えた都市の佇まい~

小江戸とも称される佐原の街を出た後は、四方八方ともに田圃に覆われている大平原の中を疾走する。
日は傾きかけているが、冬至からしばらく経ったせいか、太陽の物持ちがいい。つまり、日没の時間が存外に長いということだ。
結局、太平洋岸にある小さな漁港にクルマを停めて、波しぶきを時に全身に浴びながら、陽が暮れるのを待つことにした。
私は本当に旅運が良くて、海原に沈む夕陽を見るといったことも、特段の意図はしないけれども、うまい具合に遭遇する。天が実にうまく配剤してくれるのだと思う。感謝することしきりである。



この日は銚子市街地の旅館に宿泊することにした。江戸初期からの開業とは相当な老舗だけれども、太陽同様に銚子も物持ちがいい。江戸時代には水運で栄え、現在でも全国有数の水揚げ量を誇る港を擁するだけに、街に余裕があるように感じる。
銚子駅から利根川に向かう道路はとても広く、そして綺麗に整備されている。歩道も非常に広くて歩きやすい。
腰掛けがあってヒゲタ醤油と銘打たれているところが、いかにも銚子らしい。
そう、銚子はヒゲタ醤油とヤマサ醤油のお膝元である。宿の朝食で用意された醤油の瓶にもヒゲタと書かれていたから、醤油の材料となるものこそ自給できなくなったとはいえ、醤油と共に発展した街の伝統が今も息づいている感がした。



翌朝はまず犬吠崎を目指すことにした。荒ぶる太平洋の荒波を眼前に眺めることができる絶景の地だ。
しばらく太平洋を横目に犬吠崎周辺をコトコトと運転したあと、崖上と崖下を散策した。もっとも崖下は震災の影響なのか、回遊路が軒並み破壊されていたが。
私は太平洋沿いに親しみがあるので、この荒波を見ているととても落ち着く。特に犬吠付近の波は非常に高く、油断していると波しぶきを浴びてしまう。この日も少々浴びてしまった。この時期としては驚くほど風の無い穏やかな日でいつものような豪快な波濤が蠢いているというわけでもなかったのだが。






銚子市街に戻り、市街地を散策する。お土産屋さんではお腹がたくさんになるほどの食べ物の振るまいを受け、お腹がいっぱいになった。
「夏に銚子においでよ」と店のおばさんは仰ってくださった。
どうも犬吠崎近辺の波濤の海原の印象が強いので、夏の銚子の魅力とは何なのだろうと思ったのだが、存外と海水浴場が多いらしい。なるほど、また夏に再訪することにしよう。
銚子電鉄に乗り、終点外川の街を散策することも考えていたのだが、あいにくの運休であった。しかしながら、おかげさまで海のような巨大な利根川下流の岸でのんびりと対岸の茨城県にまで架かっている銚子大橋の雄姿を眺めたり、駅前の喫茶店でまったりとする僥倖を得た。





翌日は自動車好きの祭典である東京オートサロン(千葉の幕張にて開催)に行く予定で、自宅に戻るか、またもや千葉県内のどこかで宿泊するかを決めかねていたが、九十九里に向かって走ることにした。
途上、陽が暮れて来たのだが、ここでは前日にも増してあかね色の美しい夕陽が海に静かに沈んでいく様を見ることができた。これまた、なんとなく丘に登ってみようかなと思っていただけなのだけれど、素晴らしい景色
を見せてもらえた。「地球の丸く見える丘展望館」の近くにいたようで、次は展望館から夕陽をじっくりと眺めてみたいと思う。
銚子へは数度足を運んだことがあったが、考えてみれば、朝日を拝んだことはあるものの、夕陽を眺めるのは初めてであった。さすがに東方には広大な太平洋しかないだけあり、夕陽とはいえ、その姿は観賞の価値が十分にある。さらには東洋のドーバーと言われているらしい屏風ヶ浦を見ることもできた。
前日にどうにか見ようと思ったものの、道中不案内で適わなかったのだが、思わぬところでいとも簡単に見ることができた。まだ完全に陽は暮れておらず、横いっぱいに屏風のように拡がった、海に連なる崖を見ることができた。






九十九里海岸近くの海水分豊富な温泉に浸かり、内陸部の閑散とした道路を快適に走らせる。やがて街灯りがぽつんぽつんと見えてきて、次第に闇を照らす大きな光となった。千葉市街に入ったのだ。千葉市となるともう都会そのもので、銚子からの道中が夢物語のようでもある。
一泊して、翌日幕張に行くことに決めた。
Posted at 2014/01/23 02:44:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 定例の宿泊旅 | 旅行/地域
2014年01月19日 イイね!

日曜日は点検・作業予約日和

日曜日は点検・作業予約日和お店にて。
ここは本当にスタッフの皆さんすべてが、丁寧に親切に応対してくださるので、とても感謝しています。
私の顔もきちんと覚えていてくださるし、心からのお礼をみんカラ上にて再度いたします(笑)

以下は覚書。

社外負圧計の商品発注および取付作業予約→明日以降に連絡あり。社外メーカーの名前は内緒(笑)
取付はAピラー。ホルダーについては、カスタマイズして作成してもくれるらしい。今回は負圧計のみなので、また次回にお願いします。
というか、わざわざ作ってくれるなんて素晴らしいではないか。
ウチのクルマももっとチューニングの幅が広がるというもの(笑)
なお、次回はブースト計を装着します!
もっとも、ウチのはターボ車ではないので、正圧が出ませんが(笑)
水温計が有力候補。或いはパルサーGTi-R用のターボエンジンに載せかえ?(笑)

エアコンの点検
→エアコンの効きがよくないと感じていたので点検をお願いする。ガスの量というより、エアコンバルブ部のムシの部分が劣化し、ガスが漏れているのではという診断。
ガスは新式の冷媒に対応させているものの、コンプレッサーは旧式のまま。という具合に構造が複雑なので、新式冷媒に交換してもらった電装屋さんに見てもらうのがよいとのアドバイス。
なお、ガス量チェックの場合、暖かい時期のほうが、残量等がわかりやすいので都合がいいみたい。





ラッピング
→いつもお世話になっている方がいなかったな。新年の挨拶をしようと思ったのだけれど。
まあ、いずれにせよ、今週中にラッピング第二弾を実行します。
予約は済ませています。

直感を信じて来店してみて良かった。物事が一気に進んだ( v^-゜)♪
Posted at 2014/01/19 13:31:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
2014年01月19日 イイね!

佐原「お江戸見たけりゃ佐原へござれ」 ~水運で栄えた都市の佇まい~

佐原「お江戸見たけりゃ佐原へござれ」 ~水運で栄えた都市の佇まい~関東平野というのは山に囲まれた日本にしては異質な風景で、特に田園が拡がる茨城や栃木の一部、千葉北東部などでは真っ平らな土地が一面に拡がっている。
関東地方のど真ん中に筑波山が鎮座しているが、このような風致であるがために、独立した峰となっていて、かなり方々から見渡すことができる。
実際、江戸時代では江戸から筑波山が見渡せたようだし、当方が卒業した中学校(東京都内)の校歌の終わりにも「霞むは筑波か」という作詞が挿入されている。
広大な平原にはいくつもの大河が流れており、そのうちもっとも大きいのが利根川である。流域面積は日本一を誇っており、江戸時代には水運で大いに繁茂した。

先だって、利根川の水運で栄えた佐原(さわら)と銚子を旅してきたので、紀行文を綴ってみたい。
東京から千葉の幕張付近を過ぎ、千葉の北東部に向かうと建物もだんだんとまばらになってきて、関東平野の形状がよくわかるようになる。そして、大河川利根川の手前で高速道路を降りて、香取神宮を横目に、しばらくクルマを走らせると、昔ながらの木造家屋が軒を連ねている街区が現れる。



「お江戸見たけりゃ 佐原へござれ 佐原本町 江戸まさり」とかつて謳われていたこの静かな街区には一本の小さな運河が通っており、その両端にこじんまりと木造の家屋が軒を連ねているという風で、物静かなことこの上ない。しかし、商品経済が発達した江戸時代、殊に水運が物流交通の中心であった時代においては、佐原のような利根川沿いの水運都市は商業都市として大いに殷賑を極めた。
江戸に近いという利点もあり、その賑わいはおそらくは現代の静けさからは想像も付かないほどと思われる。




佐原の街には偉人が輩出している。伊能忠敬である。
忠敬は現在の基準から見ても非常に精密な地図を測量・製作したことで知られているが、忠敬は50歳まではこの佐原という商業都市で商売(酒造業)と名主をしていて、日本地図の作成とはおよそ無縁の生活を送っていた。
ちなみに、忠敬は伊能家の分家筋に養子に来た人間で、本家のご子孫の方に忠敬の功績をお話しをすると、「あの人は分家の人だから」というつれない答えが帰ってきた。
もっともそれも無理はなく、本家の伊能家はなんと天正時代(戦国時代である)に千葉に勢力を持っていた里見氏の敗亡により、佐原の地に移ってきたのだという。
佐原が商業都市として栄えるのは江戸時代になってからだろうから、本家伊能家は、閑散とした田舎(だったと推測される)だった頃から佐原の地に足を落ち着けていたということになる。
家康が関東に入府する以前の関東は葦が生い茂る鬱蒼とした湿地帯であったというから、本家伊能家はまさに土着の佐原人といえるかもしれない。
ただ、だからといって忠敬の評価が下がるものではない。
二百年以上前から実際に使われていたという椀の中のあんこ汁をすすりながら、こんなことを考えていたが、椀と椀を置く台までもが、二百年以上前から実際に使われていて、それを今でも現役で使っているというとことに、凄みを感じた。彼らの歴史感覚は実に雄大で長大である。



忠敬の業績を表彰するミュージアムがある。
彼の業績をいまさら記すことはあるまいと思うが、50歳という年を過ぎて、江戸へ出て、改めて自分よりも遙かに若い天文方の高橋至時(よしとき)の門を叩いたという、向学心が素晴らしい。ましてや、江戸時代での50歳と現在の50歳とでは大いに異なる。隠居して悠々自適する年頃であり、寿命を迎えるものも少なくなかった。忠敬がいつ頃から測量に関心を抱き始めたのかはわからない。48歳のときに行ったお伊勢参りのときに、緯度や方位観測を行っていたとされており、この頃から測量にも興味を持っていたと思われるが、それまでの前半生が佐原という商業都市での商人であり、名主であったことを考えると、知的好奇心を抱く素地は存分にあったにせよ(江戸時代の知的水準は高かった)、それを情熱に移す気概を人生五十年の時まで抱き続けていたことにはただひたすら敬服するのみである。

通称伊能図と呼ばれる精密な測量図は数回に分けた測量紀行を元に作成されたもので、のちにはシーボルトがこの地図を持ち出そうとして、発覚し、国外追放の憂き目にあった。
話をそらすと、シーボルトはオランダのスパイだったとする説がある。一方で密告者にして樺太探検で有名な間宮林蔵は伊能忠敬の弟子筋に当たるだけではなく、隠密であったとする説がある。
より関心が湧いてくれば、その辺りの事柄もいずれ記そうと思うが、今はさておく。

運河に一艘の舟が浮かんでいて、運河を曳航してくれるという。
この日は天気が良かったが、非常に冷え込んでおり、私は午後に乗船したにも関わらず、一番客だという。
一人船上の客となり、茨城や福島の海沿いと同じような訛りを持つ老婦人が船頭となり、運河を進む。仲間内での会話では自分のことを「おれ」と呼んでいた。江戸時代の農村に迷い込んだ心地がした。



そんな老婦人と二人で深々とした運河の上をゆるりゆるりと動く。
老婦人と様々な会話をした。
かつてはたくさんの舟が運河を往来していたものの、自動車の発達等により、廃れたという。利根川近くの田園で農作業をするときの足としても活躍しており、舟の裁き方などはお手のものだという。正しく佐原の民である。
ところで、佐原の辺りは東日本大震災で被害を受けた箇所が多く、特に佐原は昔ながらの家並みが残されているために、特に瓦が落ちてしまった家々が多かったという。
ただ、家並みがこれから大幅に現代化されるという気配はなく、風致は往時の水運都市の面影を大いに留めたものになると思われる。現在の佐原ではこの風致が観光としてのウリでもあるからである。



国際空港を要する成田市からは至近の距離だが、首都圏にはまだまだこうした佇まいがほとんど変化していないと思われるような心地の良い歴史的景観を楽しめる場所がたくさんある。佐原もその一つである。



佐原を去った後は銚子までの平原を疾走する。



やがて、関東の東端の銚子市街に入る。銚子は高地などの場所を覗けば、日本でもっとも早く朝日が見られる都市として知られている。
朝日では無かったが、銚子の名の知られていない漁港で運良く夕陽を眺めることができた。太平洋の海原を照らす夕陽の灯りが美しい。
実は翌日も運良く夕陽が海原に落ちるところを見ることができたのだが、それは後ほど記すことにしよう。
なお、この日の宿は江戸初期から続く老舗旅館で、銚子も佐原と同様に伝統の息づきが濃厚に感じられる。



Posted at 2014/01/19 01:50:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 定例の宿泊旅 | 旅行/地域

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「玉川、江田、西方寺、大黒、本牧と経て、横浜南部市場で🍣食ってます。」
何シテル?   06/13 20:42
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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