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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2018年07月12日 イイね!

北九州・山陰紀行 六日目

北長門阿武町に展開される海原を眺めている。まだ日は明るいがようやく茜さしてきた。温泉から上がったばかりで、一休憩したのち、出雲までの200キロ以上の距離を一気に走破する予定である。

萩は江戸時代の事物や思想がそのまま息づいている日本唯一の街であった。
災害や人災も少なく、江戸時代からの建物や石垣が街中のあちこちにある。
吉田松陰が当地では神のような存在であり、人々は松陰先生と必ず呼ぶ。
世田谷にも松陰神社があるのだが、そのことを話しの接ぎ穂にすることができた。ちなみに、世田谷の松陰神社のことは皆知っていた。

まず初めに本家の松陰神社に来訪する。境内は吉田松陰の名前を高めた松下村塾のあった敷地であり、当時の建物そのままである。
境内を掃き清めている女性がしきりに松陰先生の話をなさる。

さて、とかく萩は木戸孝允の生家だのとそこらじゅうが歴史に包まれているので、概略的に行ったところを記す。

少々ワインディングを楽しみ、松陰の生誕地近くから萩の街と展開する日本海を眺めたのち、まずは毛利家の本城である萩城で指月山のたもとにある海沿いの平山城である。
天守閣は長州自らが破却して残されていないが、石垣がよく残されている。山は登頂できるが、いまは山頂が鬱蒼としていて眺望が無いようなので途中で引き返した。

次いで、遊覧船で萩の街の河川と海原を見学。今日も快晴で暑い陽気だったので、涼しくて気持ちが良かった。

藩校明倫館跡に行く。少し前までは実際に小学校として使われていた。ここでガイドの方にたくさんのことを教えて頂いた。武道場や遊泳場が残されているが、やはり当時のままらしい。

その後はしばし街散策。もしも、江戸時代までの日本の風情を味わうのであれば、萩の街をお勧めする。そのような場所である。

萩には火口を有した山もある。標高二百メートルあまりの山ではあるが、たしかに火口を眺めることができる。
山頂からの眺望も素晴らしい。
萩の街を一望することができるし、瀬戸内海のような多島海を俯瞰することもできる。

麓には明神池という不思議な池がある。海水の匂いがする。もともとは海だったところが砂州により孤立化したものらしいが、今でも地下で海と繋がっているらしく、ゆえに海の魚が棲息している。
風穴もあり、火山岩と関係があるらしく、不思議なことに風穴の近くに行くと非常にひんやりとする。
明神池沿いにある神社の猫に懐かれて萩の街を去った。





































































2018年07月11日 イイね!

北九州・山陰紀行五日目

山合いの阿武川温泉に浸かってから萩の街にいる。既に日が暮れてから来たが、一通りクルマで街の様子を把握してみた。
乱雑なものがまったくなく、実に物悲しい。
むろん、かつての城下町の静けさを濃厚に残しているともいえるが、ともあれ、毛利氏自体は意図しなかったにせよ〔関ヶ原の敗戦後、彼らは山口を根拠にしたかった〕、
これがかつての毛利藩の本拠地だったのだ。

長府からまたぞろ九州に近づき、関門海峡を俯瞰できる下関の火の山公園に登坂。ワインディングを流すようなドライブ目的で登るのも良いだろう。
北九州側の門司港や小倉、巌流島などを眺めることができる。

内陸部に歩を進めることにした。石州瓦なのだろうか、赤茶色の瓦を使用している家並みが増えてきた。この辺り、いかにも中国地方という情景だ。

昼ごはんは菊川という地域で食べた。チャーシューソーメンなるものを食してみた。ソーメンの産地なのだろう。たくさんのソーメンのメニューがあった。
ラーメンの汁にソーメンが入っているような感じである。
なお、菊川は小日本とも呼ばれている。
藩主に呼び出された庄屋の息子が菊池盆地を俯瞰して、日本は広いと述べたらしいのだ。それを失笑した父親の庄屋に対して放った言葉が、当盆地は小日本であると述べたことからきているらしい。

山合いの僻地にも進んでみた。石柱渓は先般の大豪雨の影響もあるだろうが、もともとの足場が良くないものと思われる。入口には鄙びた石州瓦の商店〔営業しているのか不明〕があるだけ。誠に物悲しい。途中で引き返して来た。

定番だが秋吉台のカルストを堪能してみた。
今日も快晴の紀行だったので、石灰岩の白色と草地の緑が映えていた。カルスト台地を眺めるのは初めてなので感動もひとしおであった。カルストを突き抜ける道路もまたいい。



































































2018年07月10日 イイね!

北九州・山陰紀行 四日目

北九州・山陰紀行 四日目さらば九州。ただいま本州。
といっても本州の西の端の下関にいるわけで、東京まではまだまだ遠い。

四日目は北九州市を満喫。
今日も真夏の陽気であった。
地下駐車場にクルマを停車し、
細川氏・小笠原氏が治めた小倉城を散策。
小倉城天守閣は仕掛けものが優れていて歴史に興味がなくとも愉しめる。最上階の展望もいい。場所柄、韓国や中国の人がほとんどである。このことは福岡にもいえることだが。

小倉城は明治になり取り壊され、陸軍師団本部となった時期があった。そのときの煉瓦作りの門跡もあった。森鴎外も通っていた本営で、小倉駅前ロータリーの辺りに彼の家があったらしい。
小倉城の庭園で抹茶を喫したのち、ボランティアガイドの方とあれこれとお話。
北九州の人情や歴史のことなど。

昼飯は市役所最上階近くのレストラン。ついで、展望階を周回。いい眺めである。お城が近くにある市役所は大抵見晴らしのいいレストランを有している。

次いで、松本清張記念館来訪。昔、仕事で少し接点があったが、訪れることになるとは思いも寄らなかった。
清張の高井戸の居宅をそのまま再現した展示に驚く。本を二冊購入し、退館。

小倉駅まで徒歩で向かう。垢抜けた場所が多いが、ストリップ劇場やらなんと名状していいのかわからない映画館〔?〕などもあった。濃い街なのである。

バスで役所近くに戻り、クルマで関門海峡へ。早の瀬戸というだけあり、海流の流れが川の上流のように速い。
海峡に面する和布刈〔めかり〕神社で参拝し、新門司へ。
関門橋を眺めながら、美味しい海鮮丼を頂いた〔ふぐの丼を出してくれるお店は貸切中だったが、結果的に良かった〕。

徒歩で新門司駅の様子を眺め、海端で仄かに光るガス灯に照らされる穏やかな海と煉瓦造りの建物をしばし眺める。
新門司駅は往年の姿に戻すための工事をしているようで、もう間も無く完了するようだ。

































































2018年07月09日 イイね!

北九州・山陰紀行 三日目

かつては福岡黒田藩の外港として栄えたらしい津屋崎という場所にいる。どこの市域だか忘れたが、宗像や古賀に近いと思う。
空は今もって明るい。
これから、北九州市街に行く予定だが、ひとまず、ここに至る道程を記しておくことにする。

早朝、新門司港より下船。ようやく陸の人となる。平尾台カルストを目指すが通行止めだったため、田川市など、かつて採掘で栄えた地域を抜けて、福岡市街まで向かった。
福岡都市高速環状線で市街を俯瞰して、大濠公園や西公園で憩う。西公園には黒田官兵衛と長政を祀る社があった。
ちなみに、どちらも福岡黒田藩と関わりがある。大濠公園は福岡城の天然の外堀であった。
その後、天神や中洲の雑踏を抜けて志賀島へ。突き抜けるような青い空で真夏のような暑さであったが、海沿いのテラスで食事を取ったあたりから、涼しくなり始めた。
志賀島の風致は見事であった。また、島から見える福岡市街の姿もまた美しく、大都市の近くにこのような場所がある福岡の素晴らしさを思った。


























































2018年07月08日 イイね!

北九州・山陰ドライブ二日目

北九州・山陰ドライブ二日目一日中、ひたすらフェリーに揺られ、艦内で飲食・睡眠・入浴・読書を喫する。時折、デッキに出て大海原を眺めてみたりした。
船の醸し出す振動にすっかり身体が慣れてきている。
なお、陸に上がるのは明日の早朝と相成る。

I'm on the ferry all day. Sometimes I read,ate food,took a nap and sometimes I saw the sea and sky.
That's why,my car have the day off today lol










































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「写真はサンシャイン神戸でのもの。久し振りに東京に戻りました。今週末はチバラギもあるし、トップフューエルのイベントもあるし(神戸で会ったばかりですが 笑)、どうしたものか(笑)」
何シテル?   07/23 09:28
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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