
クラウンといっても、御徒町にあるカレー屋のことではなく、名古屋にある喫茶店でもなく、トヨタがいや、日本が誇るラグジュアリーセダンのことです😁
私はテレビもラジオも遮断している人なので、漠然としか聞いていませんが、この長年続いてきたネームを捨ててモデルが廃止されると聞きました。
ないしはSUVとして存続するかもしれないとも聞きました。
後者で思い出すのがスカイラインのSUVであるスカイラインクロスオーバーですが(笑)、このクルマに関してはノーコメントにしておきます😁
日本の歴史にも史書に書かれていない空白の時代があります。それと同様です(笑)
海外にもファンはいます。なかにはスーパーデラックスをこよなく愛する人も多くはありませんが、少なくもありません。
写真はイングランドのオーナーさんのものです。タクシー仕様のクラウンなら、まだまだ見掛けるとはいえ、セドリックのタクシーも見なくなってきましたし、名古屋のΣのように知らないうちに見なくなったりしちゃうものかもしれません。
いただいたメッセから抜粋。
I would imagine that the JPN Taxi will soon be as common to see as the Comfort and Super Deluxe.
英語上手いなあ(爆)
まあ、的確ですね。既に都心部ではジャパンタクシーの方をむしろ普通に見るところも増えてきました。
とはいえ、私はタクシーを利用することが多いのですが、スーパーデラックスはまだ多い印象です。個タクは現行と先代のクラウンが多いですね。しかし、数年で変わるでしょう。
でも、タクシーとして乗るならば、エンスー的視座でタクシーに乗るときを除いて、乗って嬉しいのは、実はジャパンタクシーだったりします。楽チンですもの。
家内は足の調子がいまいちなのですが、ジャパンタクシーが来ると喜びます。あの吊り革もちょうどいい按配らしいです。
逆にアルファードなどは乗り込むまでの高さがありすぎてダメだそうで、そうなると大きさで見ても、タクシーの主流はジャパンタクシーになりそうですね。
最近、ルーミー(コロナスーパールーミーではありません)に乗ってみました。ダイハツのOEMで、なんとスバルではジャスティという名前で販売されちゃってます🤣
いいクルマだなと思いました。
乗った瞬間に、これは運転がラクそうだなと確信しました。もちろん、運転しなくても楽チンそうですが、アルベルあたりに慣れてしまうと、道具としての機能性以外の評価については、低く見積もってしまいます。まあ、楽チンなんでしょうけど。
気軽に近所のスーパーに行ったりするのにちょうどいいと思いました。いわゆる街乗りですね。
加えて、ターボの設定もあるようなので、力も過不足無いでしょう。
私はクラウンには関心があまりありませんでした。
免許を取ったときくらいに、廉価版ではない、クラウンアスリートが登場しましたが、マニュアル原理主義だったので、欲しいとは思いませんでした。
アスリートはまだしも、どうも古臭いなと思っていました。
トヨタや日産が採用したステップアップ商法の頂点がクラウンだったわけですが、私はその世代でもなく、特に目指すべきクルマなんてものはありませんでした。
トヨタのセダンならマークIIのツアラーVやチェイサーアバンテに関心があったくらいでしょうか。
普通免許を取った頃には、「いつかは」なんて時代は終わっていましたし、私はスポーツクーペが好きだったので、そもそも好みのベクトルが異なっていました。
とはいえ、スバル1500のライバルだったわけですし(笑)、頂点のハイオーナーカーという点でブレはありませんでした。良くも悪くも日本の戦後史を象徴するような存在であり、そういうクルマが無くなってしまう、ないしは、別ジャンルのクルマになってしまうことに、時代の移り変わりを感じてしまいます。
EV社会の到来もここのところ急ピッチで進められていますし、初代セルシオのV8をマジェスタに積んで(逆だったかな?)一悶着なんてことももう無くなるのかなと思うと、戦後の一時代が終わるんだなと思うわけです。
三島由紀夫の自決直前の映像が動画に残されています。
ttps://youtu.be/_oNMABlVRtM
これは貴重です(冒頭のhを抜かしてあります)。
三島由紀夫は右傾化したわけではないと思っています。
戦後25年経って、政治も外交も軍事もアメリカ任せで、どんどん豊かになっていければそれでよしとする日本の様相を見過ごせなかったのでしょう。
ゆえに、三島は天皇陛下万歳を唱えると言ったのだと思います。大東亜帝国に戻せとは思っていなかったと思います。あの頃の自主性(結果的に軍部のファナティックさにより残念な結果になりましたが)を取り戻せと訴えたかったと私は思います。
あの時代はまだ誰しも戦時中どころか戦前の記憶を持つ人も多かったからです。天皇という存在は案外と記号的に使っていたものと思われます。
とはいえ、サニーやカローラに乗り始めた人たちは(スバル1000には乗ってくれませんでしたが・笑)、この先のブルーバードやコロナを夢見ていたのでしょう。
自主独立よりも、人生の最後はセドリックやクラウンに乗って終わる。
まあ、健全な発想だとは思いますが、かくして、三島由紀夫は影響力を及ぼさず、ハチマルの時代になって、ノンポリな時代が始まるわけです。
あっ、クラウンの話だった(笑)
川崎の街工場の社長だった叔父がクラウンに乗っていて、それは嬉しそうでした。20年くらい前にカリーナで遊びに行ったことがありますが、ぼろい個体だったこともあり、私の結婚式でも、ボロいクルマで遊びに来てくれたことを覚えています、と言われたことを覚えています😅

※これじゃしょうがないか🤣
上級グレードSEのマニュアルをチバラギっぽく仕上げて、南港から箱根でFドリしてました😅
コーンズにも行きましたぜ👍
少なくとも、このこの叔父に取ってのクラウンは人生の輝かしき最高の履歴の具体化だったのでしょう。
そして、私のカリーナは、クラウンの前の前の段階の若かりし時代の良き思い出でもあり、それが結婚式のスピーチにも投影されたのかなとも思っています。
ボロいクルマとは悪い意味ではなく、彼が頂点に立つ前の懐かしき時代の象徴だったのです。
と、信じたい😅
取り止めが無くなってきましたが、うーん、現行のクラウンに乗ったときに、レクサスやカムリでも変わらないなという気がしちゃいました。
そういう意味ではフェードアウトしても仕方ないのかなと思いました(私見ですよ)。
でも、これだけの長い歴史を積み上げ、しかも、まったく売れないわけでもないクルマを廃止してしまう。
どうなんでしょう。
カリーナやコロナのときはサブネームが残りましたが、
クラウンはクラウンですし、影響力はやはり大きいですよね。トヨタのことなので、失策はしないとは思いますし、クラウンという車種に、ハード面ではさして思い入れを持っていない私がいうのもおこがましいですが、やはり日本の戦後史をトレースしてきたクルマだと思うんです。
そういうクルマがフェードアウトするということは、歴史が大きくパラダイムシフトする予兆なのかもしれない、ということを想わざるを得ません。
もはや戦後ではないのかもしれません。
有名な白書の抜き書き箇所を、いわゆる昭和30年代からの戦後だとすれば、いまはもうもはや戦後ではない時代ではないという、まどろっこしい言い方もできるかもしれません。
M35(この個体はM45ではないみたいです)は海外でもレア車だそうです🤣
クラウンの日産バージョンがこれの国内仕様でしたよね。双六のアガリみたいなものでしょうか。
Y34時代となるとそうでもないか(笑)
Y31のときにシーマが出てくるまでは、少なくともそうだったのかなと思っています。