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ワルめーら@Terryのブログ一覧

2022年06月21日 イイね!

「もうどうにでもなれ」という発想

「もうどうにでもなれ」という発想「結局わかってもらえないんだな」という気持ちを身内に対して強く持つ傾向があります。
子どもの頃から特に父親に対して、そういう気持ちを抱く場面が多く、私は虐待されたわけでもありませんし、愛されていたとは思います。
しかし、数年前に縁を切っています。いまどこでなにをしているか等は一切わかりません。知ったこっちゃありません。子どもの頃の気持ちを払拭することはできませんでした。
これが私のエゴだとしても、例えば、両親に対して生んでくれたことに感謝しなきゃいけないのでしょうか。
いっときの戦後民主主義論者なみに空疎だと思います。

ドライな考え方に思えるでしょうか。しかし、家族ってそんなに大切にすべきものなのでしょうか。私は幻想だと思います。もっといえば、あらゆる事象が幻想だと思いますが。
別に家族の大切さを否定しているわけではありません。
でも、家族関係を通じて嫌な思いをした人もいるわけですし、そういう人に対しても家族はやはり大事なんだよと諭す人がいるとすれば、その人がたとえ、家族関係で不愉快な思いをして、それを克服してきたとしても、きわめて残虐な言葉なのではないかと思います。

私はもともとは一生独身でいると思っていましたし、子供は作らないと決めていました。自分と同じ感性を持つ存在が生じたときの、その存在が生きることの残酷性を想像してしまったからです。ただ、今はそういう意見は私の勝手な想像だなと思ってはいます。

ここ数年、不安神経症(と診断されたわけではありませんが)になっています。最近は落ち着いてきたものの、パニック障害(むしろ、パニック障害の予期不安や広場恐怖に人は悩まされます。自分がなってみてよくわかりました)や強迫症(思った以上に辛いです)等の一連の神経症状(多分、脳の誤作動だと思います。感覚でわかります)が生じています。
肉体的な障害に対する理解というか憐憫は過剰なほどだと思いますが、うつ病に対する理解は割合と進んでいると思います。が、不安神経症についての理解はゼロでしょう。「結局わかってもらえないんだな」という気持ちを苦しみ悶えながらも何度も味わいました。
病院などもはや行く気にもなりませんし、行政での救済処置というものはありません。西洋医学的アプローチで「治す」効果的な手段は今のところありません。
症状に悩まされている人たちが、口を大にしていいにくい状況にあることも理解しています。社会的にどうこうということだけではなく(ばれたら恥ずかしいとか職場にいずらくなる等)、どう説明していいのかわからないのです。そこで健常者とのディスコミュニケーションが生じるわけです。
その点、クレア=ウィークスの「不安のメカニズム」という書物が非常に優れていますが、果たして、健常者が読もうとするかどうかは疑問です。

私はそうした苦しみに対抗しようとするからひどくなるわけですし、あがくからだめなのだということに気付くようになりました。
日本でいえば、森田療法が近いかもしれませんし、上のクレア=ウィークスの「不安のメカニズム」という書物には随分救われました。

ただ、強迫症などは改善すると思うと、不思議なことにまた次の障害物が現れてきて、その人を苦しみの世界へと誘います。リラックスする時間というのを与えてくれません。無視しても無視をするなということで、どんどん襲い掛かってきます。
そういうときは非常に困難なのですが、できるだけ起こっていることを客観視
することが大事ですが、そんな暇もないときがあります。そんなときは「もうどうにでもなれ」と思うとその魔物は立ち去っていきます。
時間をおいてまたその魔物は現れるわけですが。
今後、私の症状が治まるのか、いわゆる「治る」状態になるのか、一生このままなのかどうかはわかりません。どこかの感染病みたいですが、諦めることが大事だと思います。あがいても結果が変わらないどころか、余計に執着が増えてしまい、悪化していく可能性もあります。

ところで、「もうどうにでもなれ」という発想は他の分野にも有効だと思います。人間が「こうしよう」というエゴを捨てると、自ずともともと備わった力が発揮されるからなのだと思います。

それはともかく、上の姿勢を基本的には意識していたけれども、また一気に瓦解させるようなことをやはり身近な人に言われ、それが引き金となり、大変苦しんだので、私の気持ち(というか脳の構造)を鬱積することなく、浄化させるためにも、本文を記しました。

以前、パニック障害でメッセージをいただいたこともありますが、今はご返信もできないと思います。回答は「解決しようとしない」ということだからです。
「しよう」という意識を滅してくださいとしか言いようがありません。








Posted at 2022/06/21 11:05:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月20日 イイね!

【もはや県民?】二日連続で茨城入り(スイスポ・インプ)のワルめーら氏が語る 

【もはや県民?】二日連続で茨城入り(スイスポ・インプ)のワルめーら氏が語る スイスポの日産ディーラーでの一ヵ月点検が終わり、最終的には八王子から中央フリーウェイで帰宅しました(笑)






























さて、スイスポですが、想定していたよりもステアリングパフォーマンスがいいですし、かなり速いですね。
欧州などの当時の自動車先進国でも通用するくらいのパフォーマンスを、まずは当の欧州人からヒアリングしつつも、彼らに全面的にゆだねると大幅な構造変更も必要になることを懸念して、日本人スタッフも共同開発に積極的に加わった経緯が二代目スイフト(スズキはなぜか初代扱いさせたがりますね・笑)もあり、運転することが非常に愉しいです。愉しさのベクトルは人それぞれですが。

大して速そうでもないし、背が高いハッチバックというのも面白いですね。意外性を過度に求める嗜好は持っていませんが、確たるコンセプトがあれば、きわめて秀逸なものができあがるということを感じています。
楠木健の「ストーリーとしての競争戦略」という本を思い出しました。
サラリーマン・経営者の方は是非。ビジネス本のロングセラーです。

たしかに、低いボディの方が運動性能の面でも有利ではありますし、かっこいいのですが、かっこよさにはあまり力点を置いてません。ルネサンスの写実主義よりも、モネのスイレンの絵が好きなタイプなので、前衛は求めてはいませんが、
「おや?」と適度に思わせる抽象性が好みです。

スズキ歴史館 体験型空間を満喫しよう

創始者が織機で名をはせて、二代目から実質的に自動車メーカーとして出発している点はトヨタと同じで、労働争議で倒産仕掛けた点もトヨタと共通(スズキの場合はトヨタに助けられたといわれています。トヨタの場合は、長らく続いたトヨタ自工と自販の分離という形で決着がついたのでした)

ゆえに、ひと月で三千キロ以上走行したのですが(接続詞の使い方がおかしいような気も・笑)、まだまだ以前に比べたら少ないもんです。昔はさらに騎馬民族志向でしたから。天国でアッチラ王やバトゥが笑ってます。「動いているうちにはいんねーよ」と。

そういえば、日本民族騎馬民族説っていう説が昭和の時代に一定の支持を受けましたが、もう絶滅危惧説に近いんですかね。茨城の愛宕山に天狗の顔が飾られており、そのときにふと思いました。ウソです。今、ふと思いました。

どうやら奈良時代までの日本は国際的な土地だったらしく(奈良や九州などの畿内限定だとは思います)、中東系の方々もいたという話を聴いたことがあります。松本清張が唱えていたと思いますし、梅原猛も奈良時代のキリスト教伝播について記述していました。松本清張の場合はゾロアスター教でしょうか。
これらの宗教が混在していたのが奈良の都であった可能性が極めて高く、天狗は西洋系の顔立ちをしていた中東の方々の姿を模していたものとされています。

ユダヤ教と日本神道との共通点は多いですし、初めて伊勢神宮に行ったときに、ダビデの五芒星のような星印がそこかしこにあることにびっくりした記憶があります。
人間ってもんはいくらでも移動するもので、定住というのは歴史的にはだいぶ後のことだと思います。

なので、私のようにあっちこっちに行っていると思われている人間は実は人類の原初的な形態を表現している存在であり、観察していると面白いと思われます(笑)

土曜日はとりあえず曇天の中、辰己第一に来たものの、頭痛もするし、どうも気持ちが優れませんでした。夕方までぼけっとして、思ったんですね。
「あっ、人類の証として移動しよう」と(笑)






というわけで、都心部を抜けて、冒頭にも述べたようにスイスポの走りも良かったので、我に返った頃には利根川を越えていました。すなわち、茨城県突入。
先週に引き続いての茨城入りです。

ツーリング前夜 超音波温泉と土浦愛のある男性 

【重要 小さな親切運動の日】筑波~北茨城ニュル~房総半島ツーリング(笑)



















私は東京の下町の中学校を出ているのですが、校歌の最後に「霞むは筑波か」という節があり、「はて」と思ったものです。筑波山なんて見えませんし、昔はよく見えていたんだろうなくらいの気持ちでいましたが、都人にも知られていたくらいですし、今では広大な関東平野(これをしっかり形成したのは徳川家康だと思いますが、今はさておきます)の中に聳え立つ筑波山を見ると、だんだんと親近感が湧いてきました。最初は筑波山を走ることだけが愉しみだったんですが。
といいつつ、この日は朝日峠をドライブ(笑)
ほぼ走っただけでした。日も暮れ始めていましたし。











続いては、先週も向かった土浦のB級感が漂いながらも実は気持ちのいい温泉。
桜川というあの辺りでは動脈であった川の南に地味に位置しているのもまたいいですね。超音波温泉という響きもいいですね。超音波ってなんのことだかよくわからないのですが、いかにも昭和時代のネーミング感覚が残されているところも素晴らしいですね。
前の週は温泉近くの居酒屋に行ったのですが、この日はつくば市の居酒屋に行くことにしました。まあ、常連の方かと思います。たぶん、私より遠方から来る人は出張で滞在している人以外はそういないかと思われます。








ここで、移民を自称するみつびんさんが近所遥々いらっしゃり(笑)、零時近くまで居座り、一挙に江戸に戻ったのでした。





翌日はインプの引取りがありました。都心の下道を駆使し、だいたい二時間ほどでお店に到着。代車の内外装をきちんと洗って返却したので、びっくりしておりました。「おっ、なんだ、内装がめっちゃきれい!」というお言葉拝領。

代車って大事にした方がいいと思うんです。特に人の数に対して入庫しているクルマが多い場合、代車の優先順位は下がらざるを得ないと思うのです。そこでできる限りのサポートをしておけば、いざ自分が代車を借りるときの快適に借りることができるという寸法なのです。
という功利性だけではないのですが、ゴミも吸い殻もそのままで返却する人っていると思うんですが、所有物でないからそういう具合に雑に扱うのでしょうが(私も自分のクルマよりは雑に使っていますが・笑)、全体的なフローがわかっていないなと感じてしまうのです。

June,2022 車検

気遣いって実は利己的な行動に過ぎないと思っています。「~のために」という気持ちもその人の自我が満足するわけですから、利己的ですよね。エス、すなわち、無邪気な天衣無縫な状態ではありません。
でも、それでいいと思うんです。
フロイトはエスと規律や規範を重んじるスーパーエゴとのバランスの大切さを唱えましたが、そこだけであれば賛成です。両者の中間であるエゴはあまりにも利己的でも(快感原則)ダメだし、あまりにも利他的でもいかがなものかと思います(現実原則)。
アリストテレスも孔子も中庸を唱えていますよね。釈迦が解脱したのも、中道の境地に至ったからです(こちらは中庸とは少し違う文脈ですが)。










というわけで、餃子の王将で、珍しくあまり食えないからラーメンとチャーハンを食べてほしいと述べた妻(この日は妻と一緒でした)は中庸とは程遠いわけですが、別にそれでもいいわけで、世の中には正解はありません。

そう、正解はない。
「じゃあ、二日連続で茨城に行くことに正解も不正解もないじゃないか!」
なんだかんだいっても首都圏は交通量が多いので、久し振りにポルシェのカレラ辺りまでなら、一瞬ひるむほどの加速力を誇るインプで安全運転するのもありだし、そのための適地といえば、交通量が少なく、温暖な茨城ではないか。
と思い、またもや筑波山麓(笑)





























ただ、朝日峠二連荘はやめて、見晴らしのいい愛宕山まで走ることにしたのですが、もうなんというか県内すべてがスポーツ走行好きのためにあるような呈じゃないですか。
これが魅力の一つなんですよね。

幕末において水戸光圀の影響もあり、水戸藩は思想的にかなり過激で先進的でした(茨城県内すべてが水戸藩だったわけではなく、たとえば、竜ケ崎は仙台伊達藩の飛び地でした)。そして県民の方々もしばしば認められるように個人主義的で団結力に乏しく、結局、維新を迎えるころには人材が枯渇してしまったんですね。
鎌倉時代から既に源氏の家系として名門であった佐竹氏の本拠も茨城でしたが、
関ヶ原の戦いののちに、秋田に移されました。この時の話が好きなのですが、時の佐竹の領主が領内の顔立ちのいい女性を一通り引き連れていったというお話で、秋田の女性のレベルの高さを感じているだけに、私はこの説にのっかりたいんですよね(笑)





この日は31スカイラインの集まりがあったようで、食材が枯渇してしまったキャニオンには挨拶だけして、またもやつくばの居酒屋へ。
その前に洗車場で洗車して給油もするなど、積極的に茨城県に金を落としています(笑)
数時間ばかりすると、遥々近くからまたもやみつびんさんがいらっしゃいました。
「あら、偶然ですわね」(笑)







あらゆるものには偶然はないのだそうです。私もそう思います。
とするならば、すべてはあらかじめ決められているのかという疑問にもつながります。運命決定論は正解です。しかし、同時に運命は決定していないという論もまた正解です。この逆説が腑に落ちたときに、おそらく、生に対する認識が変容してくると思います。
詳しくはスピリチュアル講座(初回だけ無料)で、お話をしたいと思いますが(笑)、論理なんてものは意外と非論理的だと思うことが多々あります。

願望実現で「~したい」と念じれば適うという引き寄せの法則の初期の理解がいい例ですね。よくよく考えてみてください。
「川崎の泡の島にいきたい」と念じてそれが実現する状態って、どういう状態だかわかりますか。「泡の島に行きたい」という思いだけが実現するわけです。
ではどうすれば、いわゆる実現が可能になるのか。
余計な判断はせずに、既にそうなっているようにふるまうことです。

「え~、そんなの無理だよ」と思われる方。
それもわかります。
無理して願望なんて叶えなくていいんですよ。願望なんて手放した方がいいです。願望って未来に思い馳せることですよね。たったいま(just now)の人生はどうでもいいんですか。結局、たったいまの不満たらたらの人生がずっと続くだけというケースもあると思うんです。
だったら、今に生きてみたらどうですか。
ということが現代的な語り口で生じたのがマインドフルネスだと思います。

この日も居酒屋に零時くらいまでいて、なにぶんインプなので気付いたら埼玉まで来たのですが、眠くなってきたので、八潮で睡眠。目覚めたあとの明け方前の東京の夜景は愛おしくなるくらいに、自然体な美しさを醸し出しているように思えました。

来週はメロンか(笑)



Posted at 2022/06/20 23:56:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | クルマ
2022年06月19日 イイね!

スープバーでスープを飲みまくる女性【Jオフ】

スープバーでスープを飲みまくる女性【Jオフ】人間とは無数の経験をする生き物であり、その経験が折り重なって生が成立しているのだろう。そのことを自覚しているのが人間が人間たる証左ではないかと思う。

平々凡々に感じる経験もあるし、甘美な経験もあるし、苦い経験もある。
無数である。決して数え切れることはない。

が、私はいまだかつてファミレスのスープバーでこれだけのカップを並べて飲んでいる人を見たことがなく、これはカウントレスの経験の中でもかなり、鮮烈な印象を残してくれた。
椀に生卵をいれて七味唐辛子をかけて食べている某氏のことを思い出した。



※カップに向かって礼拝しています。店員さんもカップの彼女にとっての神々しいまでの神聖さに気づき、テーブルから下げることはしませんでした。
カップは神聖なるイコンになったわけです。

どうやら、ネタとして仕込んできたわけではなく、素でやったのだそうだ。もしくは、てっきり、俺に肉を食われないための防御策かと思っていた。
さすがは前方集中型人間だけある(謎)



今回は彼女のカムリを駐車場所から駐車場所に移しました(そんなことまでアウトソーシングさせるな・笑)
ふむふむ。バックするとミラーが下に下がるタイプなのかぁ。前回は気が付かなかった。設定で変更できるのかな。
リアビューミラーや助手席に手をガッと乗せてバックするタイプなので(汗)、
自動的にサイドビューミラーが下がると、「えっ!まてまえ」となるわけです。
モニターとかピーピーいう警告音とかも、動悸息切れによろしくないなとおもっています(笑)

ところで、トヨタの企業姿勢も好きですが、カムリなんかはまっとうな高級セダンだと思っています。後ろもフラットになっており、二人以上でタクシーに乗るとその良さがわかります。
腰痛なので、フロアトンネルが盛り上がっているだけでも億劫なんです。
運転感覚はトヨタかなという感じです。これって無個性の証左ではなく、トヨタ車的な感覚に我々が慣れ親しんでいるからだと思うんですよね。

翌日はダブルヘッターオフと称して向かうつもりでしたが、かなりの大雨予報だったので別方向に向かいました。
ごめんなさい。人を恨むよりも天を恨んでください。結局、雨は降らなかったのかな?

突発ゲリラ豪雨的に金曜日にJオフを開催しました。そこでも一幕でした。
2017年から続いている談笑を中心にした神奈川県のクルマ好きを中心としたオフ会(でも私は東京都民・笑)ですが、たまにクルマの試乗会もやったりします。
今回はウチのスイスポを貸与したり、助手席や後部座席に乗っていただいたりしました。
まあ、スイスポが面白くてもつまらなくてもどちらでもよくて、その経験が大事なのかなと思います。
個人の嗜好なんてバラバラですからね。
なお、試乗で通った旧道は前日も一人で走っていました(笑)
















最終的には午前様と相成りましたが、これもまた無数の経験のウチの一つ。人生の一断面の構成要素に過ぎません。




さて、スイスポについてです。
素晴らしい走りですね。峠でも高速道路でも。
ノーズも入るし、動作後の挙動も安定しています。FF特有の弱アンダーで安定させているというよりは、足回りがすごくいいのかなという気がします。
欧州車っぽい気がします。頭打ち感を感じません。
初代の日産プリメーラに似ていますが、プリメーラは今考えれば、前輪のマルチリンクがすごくよく、前を起点にして動いていた印象がありますが、スイスポは
後ろも相応に働いているような気がします。

スペックで推し量れないというのはこういうことを言うのかなと。
テンロクNAなんですけどね。
実際にルポGTI辺りが当時の想定ライバルだったりもしたので、小型でスペック上ではアンダーパワーだけれど、移動にはいかなるステージであっても、まったく不自由しないように設計されているのでしょう。
世界同時販売・生産・設計(日本・欧州・中国・インド)がなされた二代目スイフトですが、スイスポに関しては欧州車をターゲットにしていたという傍証のようなものが、当時の資料にも残されています。
中国にインドかあ。。
たぶん、テンロクNAだと都市部を除けば、当時では役柄的にはやや不足しているような気もしますが、この点は担々麺やインドカレーを食べにいくときに彼らに聞いてみましょう。

一か月で三千キロ走りましたが、だいたい昔からこれくらいのペースなんですよね。欧州の人は荷物を最小限に乗せて、車格に関わりなく数百キロの距離を移動するといいます。
鉄道の交通網こそ発達しているものの、各々がいわばローカル線のようなもので、新幹線のようなものがほとんどないことも一因かと思いましたが、それだけでも無いような気もします。鉄道には無い魅力を欧州人は見出していると思うんです)

翌日、某筑波山辺りで気付いたのですが、ボンネットをロックしている箇所が引っかかっているのか、数センチしか開かなくなったので、一か月点検でみていただくことにしますかね。エンジン鑑賞ができなくなると困るじゃないですか(爆)





※夕方から出撃(笑)
頭痛がしたので、自然を求めて出かけました(笑)
温泉と居酒屋(ソフトドリンクのみ)も堪能。
この辺りのことは、気が向いたら、後で記します。

さて、インプレッサの車検や整備が終わったとの連絡を受けました。
てことで、本日の未明に某所から帰宅したばかりですが、さっそく出撃です。
半月ぶりのドッカンターボ車です。愉しみでゴザイマス。

さてさて。
話がとびとびになりましたが、参加された皆様、ありがとうございます。
また事前にガンガンお誘いしますので、よろしくお付き合いください(笑)



Posted at 2022/06/19 09:53:26 | コメント(4) | トラックバック(0) | オフ会 | 日記
2022年06月16日 イイね!

多摩川を越えるときはおめかしをする 川崎・横浜漫遊

多摩川を越えるときはおめかしをする 川崎・横浜漫遊多摩川という大河川が東京と神奈川を隔てている(上流部は別)。
どうやらあながち都市伝説もないようだけれども、多摩川の南部、すなわち、川崎の人たちが多摩川を越えるときには独特の緊張感があり、おのぼりさん的におめかしをしちゃったりするらしい。
という話を昔、川崎在の女性から聞いたことがある。

ウチは川崎やその隣の横浜に行きやすいこともあり、そういう機敏については普段は考えたことがないけれども、川崎に行くのであればポールスミスを着て、横浜に行くのであれば、アニエスベーにするといったファッション的配慮をしたことはない。

ちょっとした用向きがあり、トヨタ車やダイハツ車がずらりと並ぶトレッサ横浜に向かった。世界的なイシューに合わせてEVも作りながら(日本には中国のバッテリーリソース寡占化や欧州のCAFEやLCAのような戦略があるのだろうか)、ハイブリッドや水素自動車、そして、スポーツカーもガンガン作ってしまうトヨタの姿勢に共感しているのだけれど、このままでは製造業はちょっと危ないと思う。少なくとも、企業は海外に移転してしまうと思うのだけれど、そんな中で、日本全体を考えていると見受けられるトヨタや他の国産自動車メーカーには大いに敬意を表するものである。
















さて、横浜というのは意外と山がちな地形であり、トレッサの駐車場からも山がいくつも見える。そのうちの一つが昔の山城だったんだろうなと思っていたところ、昔からの地主の屋敷(東北地方では肝煎、関西では庄屋と云うことが多い)がその山の麓にあり、無料開放されていることを知り、立ち寄ってみた。トレッサから歩いていけないこともない。横溝屋敷という。

昔ながらの地主の家という門構えで、幕末以降の日本は特に輸出品としての養蚕が盛んになったので、この家も養蚕を始めたという。養蚕のための小屋や息抜き穴も残されている。
たしかに、当時の貿易港といえば横浜港だけで、地の利はいいけれども、最終的には八王子や長後(藤沢市)に生糸生産を委ねていたという(記憶が曖昧)。
えっ、長後?だから昔から急行が停まるのかな、なんて思ったり(笑)









































※網野善彦がかつて指摘した如く、百姓というのは単なる農民ではないのだろう。当地の横溝家が農家だとしても、名主という封建制度においては下級の人間であっても(いわゆる士農工商という考え方も最近では疑義が挟まれているけれど)、教養が大いにあったと推測される。
また、この辺りは天領だったはずなので、行政も代官に代わり、移譲されていた可能性も高いと思う。







貿易構成比をみると、明治初年だとほぼ生糸で、あとは茶くらいのもの。非常に重要なものであった。が、生糸の輸出も(茶も同様)芳しくなくなり、やがて横溝家では養蚕と茶の生産をやめたという。

「川崎市平和館」という名前を道中に見つけてしまった。私がもっとも行かなそうな場所ではある。戦争の悲惨さを訴求して、「二度とこういうことがないようにしましょう」的な教訓に懐疑的だからである。
が、ここでは戦時中の貴重な資料があるほか、国際紛争や内戦、戦争報道の在り方、メディアのコントロールという点など、実に多角的に考察されており、歴史的に戦争と平和の在り方がどのように変化したかということも図示されており、この点が秀逸だった。
閉館間際でかなわなかったものの、図書の貸出も行なっているようで、駐車場の数が少ないと告知されていながらも(川崎なので公共交通機関で充分ともいえるが)、七台ほどのスペースがあったし、私のクルマしか停まっていなかったので、少なくとも平日にお勉強しにいくにはお勧めかもしれない。

















































やたらお腹が空く。「ああ、そういえば鶴見から少し離れた場所に昭和な商店街があったよな、あれどこだっけ」と思っていたら、そこに着いた(笑)
レアールつくの(鶴見区佃野町)という商店街である。
まずは神奈川だけれど、屋号が北関東なお店で駄菓子を少々購入し、アーケードをくぐる。この辺りは交通の便がいいとは思わないのだけれど、なぜに商店街までできているのだろう。
ちなみに、商店街の脇に地蔵菩薩の像が数体あり、加藤清正の家臣の揮毫が残されている。
































少し前まで昭和的なものはほぼなくなりかけていると思っていたけれども、多少の変化はあるにせよ、昭和的なものは案外と日本国中に息づいているなというのが最近の見解である。街の変化というのは思ったよりもダイナミックではないのかもしれない。そして、私はむしろそちらを好む。







午後八時には続々とシャッターが閉まっていく。首都圏とはいえ、昔はこんなものだったかなあ。日産の横浜工場(エンジン博物館や近くにニスモギャラリーもある)の辺りを通り、なんとなく大黒へ。神奈川の首都高で休憩するとなると実質的に大黒だけになるんだよね(大師PAは下りのみだし、五台くらいしか停められない)。
近頃はやたら閉鎖しようとするけれども(都内の主要PAは閉鎖だった。それと、閉鎖するなら首都高に入る前にわかるようにしてもらいたい)、昔みいたにじゃんじゃん入れた方がいいのではとも思う。音響組がメインで朝方まで賑わっていた頃の方が、なんとなく統制的ではない気がするし、それがたぶんにノスタルジックな心情によることは理解しているけれども。

オーナーの顔には見覚えのあるFDシビックが出現。ぺちゃくりタイムその他(笑)
思い返せば、昨年の今頃はNSR・ミニとインプの二台でどうのこうのとハプスブルクな話を」していたわけなので、一寸先は何が起きるかわからない。
私はといえば、スイスポどころかスイフト(スイスポと入れ替えたクルマ)すら買っていなかった。
ある意味で、今のご時世はありがたい。変に未来を患うこともなくなった。キリギリスな生き方がむしろアリ的な生き方だったりするパラドクスが眼前に出ている。そのことの僥倖をかみしめねば。

















で、久しぶりに午前様(笑)
都心経由で帰宅(まあ、家も都心といえば都心だし)。



Posted at 2022/06/16 12:12:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本を歩くシリーズ | クルマ
2022年06月14日 イイね!

ツーリング前夜 超音波温泉と土浦愛のある男性 

ツーリング前夜 超音波温泉と土浦愛のある男性 昨日の関東地方は久しぶりの天気どころか夕方までは暑かったですね。
作業依頼中に散策していたら、途中で頭が朦朧としてきました(笑)




さて、昨日は「小さな親切運動の日」でした。

【重要 小さな親切運動の日】筑波~北茨城ニュル~房総半島ツーリング(笑)

小さな親切ってなんなんでしょうね。結局、よくわかりませんでした。
さて、今日は川端康成の誕生日です。
彼の作品の中で「眠れる美女」という作品があります(ちなみに、小説はあまり読みません)。
薬を飲まされて(睡眠薬?)寝ている裸体の美女がとある宿におり、そこに主人公が訪問するわけです。なにをするわけでもなく、手を握ってみたりとソフトタッチだけして帰るというもので、宿の老婆(だったかな)もそれで一稼ぎしているというものです。口コミでその宿は知る人ぞ知るという宿なのだそうです。

ロータスの羊さん主体のツーリングに参加するために、前もって土浦まで来てみたんです。霞ヶ浦に注ぎ込む桜川という川があり、河口近くの市街地の一角に桜町という区画があります。伝統のある歓楽街であり、色街としても盛んです。
すぐに隣が桜川で土手から見る光景は実に爽快で、色街があるとは思えないのですが。
ここには眠れる美女どころか、起きている美女がたくさんいるものと思いますが、川端的な愉しみというのも変態性や奇異という言葉では括れないような気もしますし、もしも川端が桜川の色街に来ていたらどうしていたのかな、ということを考えました。





























この日は久しぶりに土曜日の都心部を走行。案外と空いていておススメです。
江戸というのは不思議な街で山手線の外側近隣辺り(山の手側に限る)や港区・目黒区辺りを頂点に外車率が非常に多い印象があります。
これって所得に余裕があるからなんでしょうかね。昔の雑誌を見ると、国産と外車の価格差の大きさに愕然としますが、今はそうでもないですよね。
現にRC-Fの中古車(ほぼ新車)が一千万で売っていましたし、走行6万キロほどのアウディA3が30万で売っていたりもしました。状態や年式等もあるのでしょうが、需要と供給の一致以外に垣間見られる秘密があるような気がして面白いですね。










What? For real?

その中でもアメリカのコルベットは至高・孤高の存在で、アメリカ人の魂であるどころか、別格の赴きがあります。しかしながら、コルベットは実はスズキが製作していたモデルもあったのですね(笑)かつてのスズキの大型車のグランドエスクードよりもシリンダーの数が多かったのでした(笑)

とある海外の人曰く、実際にアメリカ人は意識していないけれども、コルベットの部品等はほぼ海外製で、論理は飛躍していますが、翻って日本車のクオリティは素晴らしいというコメントをもらうのですが、単なる日本贔屓なのかもしれませんし、実際にクオリティが素晴らしいのかもしれません。
過日の英国出身のCR-Xオーナーとバーベキューしながら話をしていましたが、要はフィーリングが大事なんだと述べていました。もしも、フィーリング面でもささるものが国産にあるとすれば、それは強みですよね。

コメント
“Most Americans do not realize, that all cars use foreign parts. Mostly Japanese, because Japan makes the best parts and cars”.



私の好きな首都高二号線に乗り、辰己第一パーキングエリアで休憩。
ここもいっときよりは落ち着いてきたんですかね。昔は閑散としていましたし、
タワーマンションができる前から知っているので、変化の著しい地域ではあります。だいたい今のお台場に至るまでの埋立地が草野原でエ〇本が捨ててありました。






江戸を離れます。
そして、利根川を越えて、茨城県入り。
茨城は快走路が多くて羨ましい限りなのですが、まずは小貝川沿いをドライブしようと思い、福岡堰水門(江戸時代に灌漑のために造成)近くの河川敷にクルマを停め、対岸の酒屋さんへ。地元の人しか使っていないようなお店にふと入って地域の話などを聞いたりするのが好きなのです。
小貝川沿いを少し散策して、旧谷和原村側の焼きそばあきたに入店。
川崎大師のお札が見当たらないことが気になりましたが、プライベートな話題には立ち入らないようにしました。天皇即位の記事は今回は読みませんでした。





































つくば市街に入ります。ほほぉ、雨が降っていたんですね。
クルマのカタログや雑誌を販売しているお店に入店。
昔から期待されながらも売れなかったアルテッツァが気になっていたので、アルテッツァのデビュー時の特集本と若い男女向けに書かれたことが明確でゆえにこそ楽しい80スープラデビュー時くらいのホリデーオートを購入。
アルテッツァは乗ったことがありませんが、デビュー時はワクワクしていました。が、ちやほやされていたのも最初のうちでした。
のちに追加されたアルテッツァジータの2JZなんて知る人も少ないでしょうし、高騰している中古車相場でも案外と落ち着いているように見えます。後輪駆動なのに。なぜなのだろう?
210馬力がマックスとはいえ(グレードによりけり)、NAのみだったので、非力さを感じてしまったのかもしれません。3Sや1Gというエンジンがダメだったのでしょうか。M3の対抗馬にもなりえるとも謂われた初代レクサスISでもあるアルテッツァに対してはいろいろな意味で気になっています。
ギアが離れすぎていたという元オーナーさんのインプ乗りの方の意見も参考にしたいですが、やはり、走行性能という面を基準にして、批評された節があり、やはりそれはクルマの特性でもあり、時代ですよね。
17インチのホイールもかっこよかったのに。
Zエディションの空力等を意識した専用装備はかなり優れたものだと思うのに。







早々にチェックインして、土浦市街を散策。の前に宿のお風呂に一番で入浴。
火照った身体をどうしてくれようと思い、桜町界隈を散策。相変わらずネーミングセンスに優れたお店が多いですね。ユーモアがあります。






続いて、土浦超音波温泉へ。この日はお風呂を愉しみました(泡風呂を除く)。
「超音波ですと?行くしかねーべ」
人気のない場所の一隅にあり、入るのがためらわれます。いざ入ってみると電気も暗く、ご主人が片付けされているご様子。
トレーニング器具が重なり合うように置いてあるのも謎です。超音波に意識がやられたか?

一声掛け、営業していることがわかり、入湯。
あっ、ここいいですね。函南の畑毛温泉や甲府の太宰治ゆかりの銭湯などの冷泉が好み
になっていたのですが、ここはすっと身体全体が火照り(さっきも火照っていたような)、すぐに全身が浄化されるかのような爽快感があります。

B級感溢れる佇まいもいいですし、この辺りはほぼ土浦の中心部にも関わらず、お店もほとんどないような地域で、そうした疎外性ある地域というのもまたいいですね。ご主人も快く歓待してくださいました。再訪決定。













湯上りにたまにはということで、居酒屋に入りました。
ここも地元の人しか来ないところですね。まずはかつて東京の高井戸でも仕事をされ、土浦愛溢れる常連さんとお話をしました。年の頃は私より少し上くらいでしょうか。

「土浦には歴史があります」

私が桜町を散策したことをお伝えすると、

「桜町の歴史も古いんです。老舗のお店が今も残っているところが魅力です」
つくば市に対抗意識があるようで、

「たしかに、資産価値は向こうのほうがありますが、微々たる差です。
それに土浦には常磐線があります」

「土浦は人情があり暮らしやすいんです」

「土浦はモノがいつまでも大切に残されています」

みつびんさんを連れてくればよかった(笑)
お仕事かと思って遠慮をしていたのですが、引き連れてくればよかったです(笑)
私は「土浦はイギリスで、つくばはアメリカみたいですね」、と申し上げたのですが、これもまた土浦愛に結晶されえたようでよかったです。

予科練か何かのお話で阿見の話をしたところ、我が意を得たりというお顔をされ、「阿見で仕事をしております」とおっしゃって、名刺をいただきました。
その後はお店の人の一人とお話をしたり(茨城県西出身)しましたが、こういうのが旅の楽しみですね。
土浦なら半日旅行もできますし、ここも再訪決定。













愉しい土曜日でした。
翌日はツーリングです。お酒は基本的に飲まなくなったので(かなり飲めました)、それでもジョッキ三杯のビールは飲みました。
心地よいひとときを過ごしたわけです。

で、翌日は茨城ニュルで夕方には房総半島にいるのですから、人生ってわかりません(笑)































 





















Posted at 2022/06/14 08:52:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | 定例の宿泊旅 | クルマ

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「@ゴロンドリーナ この間はお会いできてよかったです。ホントにチバラギ界隈がご無沙汰でしたので。
本当に甘くて美味しいですね🍈」
何シテル?   06/14 23:38
帝都東京の地を根城とし、四方八方と旅する行動力の塊がワタクシ、ワルめーらでございます。 東京から大阪くらいまで(往復で1000キロ程度)なら日帰りで行き帰りす...

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