また来たよ、標茶町。
たまたまつけたTVから「学者が選ぶ日本の列車旅ランキングベスト8」という番組が映し出された。既に6位の発表まで進んでいて、7位、8位はどこだったのかしら?と思うも、6位の紹介でそれはもはやどうでもいいことになりました。
(なので5位から1位の記憶がありません)
北海道の釧網本線(せんもうほんせん)
北海道というワードに敏感に反応するも、その後が聞いたことも無いワード。
と画面を注視したが、漢字だけ見れば「くしあみ」だ。
北海道網走市の網走駅と釧路市の東釧路駅を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線(地方交通線)である。
この説明でも「くしあみ」だ。なんなら「あみくし」だ。
頭の1字ずつとって付けられた路線名っていえば、仙台と山形を結ぶ仙山(せんざん)線、
仙台と石巻を結ぶ仙石(せんせき)線がある。
仙台の仙はそのまま「せん」だけど、山なのに「ざん」、石なのに「せき」と読むのか…
釧網本線なんて、両方とも読み方を変えて「せんもう」になってるし…(震え)
ニ
ホ
ン
ゴ
ム
ズ
カ
シ
イ
ネ
で、その釧網本線の列車旅っていうのが、
『列車でありながら、まるでジャングルクルーズの様な冒険が味わえる!』
という触れ込み。またまたぁ~、大袈裟に言うてるだけじゃないの?
ホンマじゃ。
日本最大の湿原である釧路湿原の中を突っ切って走っているのでまるでリアルジャングルクルーズ。釧路湿原縦断してるじゃん。
野生の鹿に加えて、特別天然記念物のタンチョウヅルに出会える可能性もあるんですってー。
ちなみに冬の時期だとオホーツク海の流氷が眺められる区間もあるんですってー。
\すごいな北海道/

(「すごいなビズリーチ」のこの顔がたまんなく好き)
行
か
な
きゃ損損。
旅程を決め終えたばかりでの、このTV情報。厚岸まで大好物の牡蠣を食べに行く予定を振り切ったし、チェックアウトを慌てちゃうかな?と思って、
宿泊先を変えちゃったんです。宿泊先は変えなくても充分行けたと思うの… ㌧だ、あわてんぼうだ。
Ahhhhhhhhhh!!!!!自分のAhooooooo!!
ノロッコに乗っとこ!!!!!!
ちなみにノロッコの名称は「ノロノロ走るトロッコ列車」が由来です。きゃわわ❤
トロッコ列車って久し振り。これも2度目の経験です。
備後落合駅(広島県)~木次駅(島根県)の木次線(きすきせん)で、標高の高い駅に向かう急勾配に対応するため、列車は進行方向を変えながらジグザグに上っていく三段式スイッチバックによる運行なんです。
26年間、JR木次線の顔として活躍してきた観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」が、車両の老朽化に伴い今季限りで引退となります。ラストランは11月23日です。
\ありがとう/

(16年前に乗りました&撮りました)
さて、ノロッコに乗るためにはどの駅からなの?乗車券は当日でも買えるよね?と調べたところ、指定席と自由席があるそうな。そして座席が大きく異なり、指定席はノロッコ号専用座席でちょっと特殊な造りらしい。
指定席の予約は、インターネットの予約システム「えきねっと」か「みどりの窓口」で予約できます。「えきねっと」の方が座席表を見ながら座席を指定できるので登録し、塘路駅から発着で予約することに決めました。
●ポイント①:乗るならボックスシート席の窓側
ノロッコ号の車両はベンチシート席とボックスシート席があります。
ベンチシート席は背もたれが可動式になっていて、ボックスシート席側を向くことが出来るようになっていますが、オススメはボックスシート席の窓側なんだそうです。なぜかと言うと、釧路湿原の見所の大半がボックスシート席側なんだとか。
昔は5号車まであったようですが、現在は4号車までとなっています。自由席は1号車、指定席は2号車・3号車・4号車となります。
行き(塘路→釧路)
進行方向を前にするのは奇数番号。狙うはボックスシート席の窓側A席。
17Aを取りたかったけど、18~9は予約開始スタートから既に埋まっていたので、あえての最後列を予約。乗車10日前にも確認したところ、向かい合う席は空席だった。いいぞ、いいぞ。
帰り(釧路→塘路)
進行方向を前にするのは偶数番号。狙うはボックスシート席の窓側A席。
18Aを取りたかったけど、こちらも18~6は予約開始スタートから既に埋まっていたので、あえての最後列を予約。乗車10日前にも確認したところ向かい合う席は空席だった。いいぞ、いいぞ。
●ポイント②:ノロッコ号の写真を撮るなら釧路駅よりも塘路駅
\ちなみに切符の券売機ないよ/
塘路駅の駅舎の中に喫茶店が入っていますが、撮影はNGです。訪れる人はノロッコ号を撮りたいので手にはカメラを持っているため、喫茶店の御主人はめっちゃ目を光らせ警戒されました。
(売り上げ悪くならないのかな?)
駅舎の左側には無料の駐車場があります。早めに到着したので駐車場はまだスカスカ。余裕で停められました。無人でもあるので怖さもありますが、周囲にはちょっとした店があったりするので、利用度は高いかもしれません。
ノロッコ号が停車する頃にはほぼ満車になってました。さすが無料!
話がそれましたが、軌道修正します。
釧路駅だとホームからしか撮れないんです。塘路駅はホームが無いので足回りまでちゃんと撮影できます。早めに到着すれば、ゆっくり撮影することができます。
4号車客車が先頭、ディーゼル機関車が最後尾から押して走行する形になります。
●ポイント③:ノロッコ号車内販売がなかなかいいぞ
\オリジナルの商品が色々あるよ/
但し、
・くじらすく
・ノロッコ号チョロQ
・初代ノロッコ号デザインマスキングテープ ←欲しかった…
は既に完売でした↷↷
ワタクシが購入したのは、
・ノロッコ号プリン
・くしろ霧サイダー
・ノロッコ号デザインクリアファイル ←裏表でデザイン違うからオススメ
・ノロッコ号デザインボールペン
車内販売は乗車中ずっとではなく、販売時間が限られています。ご注意ください。
●ポイント④:釧路⇔塘路の乗車で記念の乗車証明書が貰える
釧路→塘路と塘路→釧路ではデザインが違うんです。
己の雑さを物語るスタンプ向き…
それでは乗り込んでみませう。
熊の足跡…
鹿の足跡かな?
テンション爆上がりです↺↺
\発車しました/
列車の運行区間は、塘路駅(とうろえき:北海道標茶町)から釧路駅(北海道釧路市)の27.2㌔です。片道40分ちょっとかけて走ります。
釧路駅に近付くにつれ… 観光地っぽさが皆無です(苦笑)
釧路駅に着くと、向かいのホームには可愛い一両編成が。
乗り換えが30分しかないし、ここで駅弁を食べちゃうと夕食が美味しくいただけないので、ホーム内でウロウロしてました。
不審者が防犯カメラに映ってしまったかも(汗)
往路では2頭ほどしか見られなかったのですが、復路では…
鹿がすんごい居た。
慌てて撮ったので斜めってますが、本当は慌てなくてもいいんです。途中、川のすぐそばで、ゆっくりと走ったり停車したりしてくれるなどのサービスがあるんです。
楽しい時間ってあっと言う間。もう到着。
現在では14時17分着となっています。
釧路市の由来・起源
江戸初期に松前藩が「クスリ場所」として拠点を置いた地で、「クスリ(kusuri)」に由来する地名。音の似た「釧(くしろ)」の字が当てられ、明治に入って「釧路村」と命名された。クスリの意味は、アイヌ語の「クㇱル(kus-ru:通る・道)」や「クスリ(kusuri:温泉・薬)」「クッチャロ(kutcaro:のど)」など諸説あり。
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Posted at
2023/10/21 16:06:30