
どこかで買い物でも… と田中さんを走らせていたのですが、周囲には何もない。車を停めて休憩するコンビニなど何もないのです。
何が何でも買い物したいわけではないので諦めるか… と思った矢先に、「道の駅まで10㌔」の看板が出ていたので行ってみました。
\到着/
道の駅「横綱の里ふくしま」にはこれぞ!という物がなくショボかった。なので道の駅「しりうち」に期待していたのですが、外観を見てここも同じかも… と入る前から落胆していたの。(関係者の方、すみません。)
前言撤回。すんごいのがあった。
ひときわ目を引く「おっぱい饅頭」
これは、母乳不足に悩む女性がお参りしたところ、お乳が出るようになったという知内公園の姥杉(うばすぎ)伝説にちなんだ、知内の銘菓です。
美味しい美乳でした。(画像を期待された方、すみません。)
知内町は北島三郎さんの出身地。サブちゃんにちなんだ商品に、北海道一の生産量である「ニラ」を練りこんだソーセージなどもありました。
ワタクシは知内町限定酒の荒神(あらがみ)という日本酒を購入。
製造は青森…
やや甘口ですいすいと飲めちゃう酒でした。既に空瓶。
道の駅の横には「新幹線展望塔」が併設しており、
青函トンネル出入口が一望できます。また三線軌条という北海道新幹線と貨物列車の共用区間があり、貨物列車が待避する横を北海道新幹線が走行するシーンを見ることができるそうです。

※拾い画像(画像は以前のものなので、
こちらの新幹線の通過予定時刻も参考にしてください)
知らなかったこともあり新幹線が通るタイミングと合わなかったのですが、鉄道好きな方は時間をチェックして行くことをおすすめします。
補足ですが、
車中泊される方のバイブルになるのでは?と思ったので貼っておきます。また、
今でも発行してくれるのか不明ですが、こういうのも見つけました。お時間があればチャレンジしてみてください。
\到着/
北海道最古、開湯800年の宿なのでボロいかと思いきや、立派な建物です。
というわけで、本日の走行はここで終了です。Google Mapとカーナビとでは差異がありますが、田中さんによれば183㌔走ったとのことです。
今回の旅でハイドラをしようかと思ったけど、充電喰いアプリなのがネックで断念した。が、旅の途中から後悔しだした。そして今、痛烈に後悔している。
知内温泉旅館は新館18部屋、旧館7部屋があり、
ワタクシは新館でした。
予約した際に部屋タイプは新館(洋室)となっていたのですが、広い部屋で驚きました。W-iFi完備、トイレ、洗面台、各種アメニティも充実しており、TV、空気清浄機、金庫、冷蔵庫、クーラーもありました。
部屋から田中さん見えーる。
知内温泉旅館は3つの浴室があり、それぞれ離れています。チェックインの際に「今なら露天風呂空いてますよ」ってことでしたので、露天風呂へ行ってみませう。
予約制の貸切風呂になっていて、15時から0時までは30分刻み、0時から9時半までは1時間刻みで予約ができます。到着時も翌朝も利用させていただきました。
ワクワクしかないぜ☆
立ち寄り湯は30分1,000円のはず。でも15時までなんですね…
ワクワクしかないぜ☆
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
貸切なので、そりゃ、そうなんだけど。
下の湯・露天風呂
屋根付きの露天風呂で10人くらいは入れそうです。
庭園風で解放感があります。
湯口も浴槽の縁も、オーバーフローしている部分も析出物がびっしり。湯はほんのり茶色で貝汁のようにほんのり濁っています。湯温は熱い。浴槽温度は43度と記載されていますが、それよりもずっとずっと熱く感じました。熱ければ浴槽奥の蛇口から加水してOKだそうです。
ドバドバ注がれて、じゃんじゃん捨てられていく… なんて湯量が豊富なんだ…
よくよく見たら戸の隙間が意外とあるのでバスタオルを掛けたりしたほうがいいですね。
さて、お次は上の湯へ行ってみませう。
札の感じからして24時間になることもあるのでしょう。
女将の湯=O KA MI NO YU=お上の湯?
この暖簾の先で、男湯、女湯に分かれていました。
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
上の湯
浴槽の大きさは8人くらいは入れそうなサイズ。浴槽温度は43度と記載されていますが、実際には適温でした。茶褐色で濁っています。
浴槽を囲っている石垣は千軒石を積み上げているようです。ちなみに、看板の下にも千軒石があるんです。
その石の表面は温泉成分が付着して茶色くなっています。そして高いところから源泉が滝のように出ている湯口付近は温泉成分が固まっています。
床も温泉成分が固まって網の目のようになっています。これも相当の時間がかかって形成されたものと思われます。
翌朝は5時半ぴったりに行き、再び独泉で楽しみました。
露天風呂、上の湯に行ったら、下の湯です。
館主曰く、上から下へ行くのがオススメなのだそう。
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
下の湯
左の浴槽には6人くらい、右の浴槽は寝湯みたいになっていて中で3つに区切られてました。露天風呂同様、湯はほんのり茶色で貝汁のようにほんのり濁っています。
ここの雰囲気もとても渋く、何よりも目を引くのは床の析出アートです。
左の浴槽にだけ湯口があり、右の浴槽に流れていくようになってました。湯温は熱い。露天風呂ほどではないですが、熱い。体感的にドスンとくるパンチのある湯です。長湯は難しそう。
「飲用」の下側のスペースが気になりますが、コップもありますし… 恐る恐る飲んでみました。金気臭と塩辛さに炭酸のような刺激。ワオ
もちろん翌朝も。
わわわ。
わわわ。
素晴らしい湯をありがとうございます!
それでは夕食です。
ワ
ア
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ヽ\ //
∧∧ 。
゚ (゚∀゚)っ ゚
(っノ
`J
1Fの食堂へ向かいます。
18時半とお願いしていたようです。
(こんなにブログがノロノロだと細かいこと忘れちゃう。笑)
ワタクシは日本秘湯を守る会のサイトから予約したのですが、
松コース:毛蟹付き
竹コース:アワビのお刺身付き
梅コース:スタンダードな食事のみ
と選べます。他の宿で豪華な食事が出てくるので緩急をつけ一番お安い梅コースにしました。
なお、現在は日本秘湯を守る会のサイトを見ると梅コースがなくなっていますが、公式HPではありますのでご安心ください。
席は部屋ごとで決まっていて、着席すると少しずつ運ばれてきます。
事前予約時にJAF会員である旨を伝え、当日チェックイン時にJAF会員証を提示するとワンドリンクサービスとなります。夕食時に生中が提供されました↺↺
キンキンに冷えていて湯上がりの身体にキューーーっと染み渡る… プシュー
撮り忘れましたが、これに鍋もご飯もありました。温かい料理は時間を見計らって出来たてで提供されますし、梅コースのスタンダードな食事でも充分満足できます。
翌朝。たまには観光でも盛り込んでみるかと思い、天気予報を見たんです。
夏日の峠は越えたようだ。
チョ、待テヨ。
この日の6時はこの天気ですよ?ホントに雨が降るの?
ショックを受けてからの朝食です。
ワ
ア
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ァ
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ァ
ァ
ァ
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ァ
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∧∧ 。
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(っノ
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夕食と同じく1Fの食堂で同じ席です。
7時とお願いしていたのか、7時〜9時までだったのか。とにかく7時に行きました。
(こんなにブログがノロノロだと細かいこと忘れちゃう。笑)
ご飯と味噌汁はセルフ。お代わり自由。珈琲もありました。
道の駅「しりうち」で購入していたアイスのことを思い出し、部屋で食べました。
青空見えてるのにホントに雨が降るの?
知内町の由来・起源
アイヌ語で「鳥が・群居する・ところ」を意味する「チㇼオッイ(cir-ot-i)」に由来しています。知内は鷹の産地として有名で、松前藩が徳川将軍家に鷹狩り用に献上する15羽の鷹のうち、半数以上は知内で捕獲したものと言われています。