JZX100記　～マフラー選び～

チェイサーツアラーV　TRDスポーツに乗り換えて一番迷ったのがマフラーであった。
ツアラーSにはTRDハイレスポンスマフラーVer.Sを付けていたことがあり、コモリ音がいつも耳につきうるさいと家族の評価が低かったのも影響していた。
ところが、昨年夏ネッツプラザ安城で試乗車のツアラーVTRDスポーツに乗ったのをきっかけにそれまでの社外マフラーのイメージが変ることに・・・。
ターボエンジンは一度排気したガスがタービンを通るので、直接排気されるNAより（もちろんマフラーにもよるが）音は静かであるという結論であった。
この試乗車にはTRDハイレスポンスマフラーVer.Sが装着してあった。
その直後試乗したTOM’S　X540チェイサーにはバレルⅡが装着してあったが、このクルマも静かで高級セダンチェイサーにふさわしいマフラーであった。
しかし、TRDもTOM’Sも値段が高いのだ・・・。
ターボ用のTRDハイレスポンスマフラーVer.Sは10万円、TOM’SのバレルⅡは11万円もする。
しかも、フジツボなどと違ってほとんど値引きをしないというセミトヨタブランドである。

JZX100のパーツブックを見てはフジツボをはじめHKS、アぺックス、ブリッツの斜め出しマフラーも候補に上げてみたが、斜め出しはリヤアンダースポイラーに触れるためプラスチックが溶けてしまうのだ・・・。

結局、弟に頼んでヤフオクから中古のTRDハイレスポンスマフラーを落札してもらった。
落札値は20，500円だったと思うが、これはお値打ちであった。
ディーラーで取付けてもらったが、これが（当たり前だが・・）
TRDリヤアンダースポイラーとピッタシマッチする。
タイコの位置も高く設計してあり、バックで停めるのに輪止めに当てる心配も皆無である。
音も低速では6気筒特有の乾いたもので、室内のコモリ音はなく静粛そのもの。

先日パワーハウスアミューズへ行ったときECUを交換しても、このマフラーは抜けのよいマフラーに比べると10～20psパワーダウンすると聞いたが、パワー＜バランスの私にとってはこのマフラーはベストな選択だったといえる。