[CBR250Four] 新車購入後35年目の日常点検（近況報告と振り返り '21-01-16）

2021年01月時点での近況報告を兼ねた点検状況です。

昨年（2020年）はパーツレビューに記事を多くアップロードしたものの、整備手帳の更新はしていませんでした。メンテナンス自体はこれまでDIYで多々行っていたため、「整備履歴として残しておこう」と思い立ち、心機一転、記録が残っている2008年度分から順に記事としてアップロードを開始。
1日1件、古いメンテから順に毎日追加更新を続け、今回でついにリアルタイム（2021年度分のメンテ）に追いつきました。

その間、メンテとしては記事にしていない些細な点検やDIYなどもあるため、今回は「近況報告」という体裁を借りて記録化します。画像は、昨年になりますが毎回5年スパンで更新している「自賠責保険」のステッカーを貼り替えているシーンです。

こちらは、経年劣化で固着していたスピードメーターを再生修理（→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/6163347/note.aspx ）したあとも、指針のハンチングや回転軸からの異音発生もなく、日々無事に機能している状況になります。

画像は給油風景（＠2020年11月）です。
新車で購入した直後（1986年8月～10月頃）の燃費は、当時の知人のホンダVT250Fにも迫る約30km/L（＠満タン法）を記録していました。

その後、慣らし運転も終わってツーリングや峠などに走りに行くようになってから（≒パワーにも慣れてアクセルを開けるようになってから）は徐々に低下。約22～25km/Lでした。

近年は燃費不明（∵オドメーターが不作動だったため）でしたが、スピードメーターの再生修理成功によりオド＆トリップメーターも復活したので、直近の燃費は約22km/Lということが分かりました。
もちろん、乗り方だけでなくキャブセットの状況などによって燃費は変化しますが、今後は極端に低下しないかどうか（＝変調の兆候を見逃さないよう）、その推移も観察する予定。

こちらはサビ落とし後に耐熱塗装を施して（→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/6098079/note.aspx ）から、2年と3ヶ月が経過したエキパイです。

画像では泥ハネのせいで少々汚れてしまっていますが、表面性状の劣化の進行速度を遅めることができていると考えます。現状は集合部（4 into 1）付近に内部からの腐食によるピンホール発生兆候が見られるため、いずれ溶接で穴埋めが必要になる、と思っています。

こちらはオイルパンの油面確認シーンです（＠2020年11月）。

油面高サを確認する目的は、もちろん適正油量が確保されているかを確認する…という意味合いもありますが、「区間走行距離に対するオイル消費量が極端に悪化していないか？」を診るためです。
例えば、いつも同じ距離（給油タイミング毎だとすれば約200kmの走行スパン）ごとに油面高サを確認しておけば、もしも「極端に油面低下が発生した場合」は「ピストンリングに摩耗の兆候はないか」などの検出につなげることができるためです。

何事も「普段の正常な状態」を把握しておかないと、「異常発生時に異常だと気づけない」ことになりかねません。

こちらは、未塗装樹脂（リヤフェンダー）に信越シリコーンを塗布（→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/6178763/note.aspx ）してから約1ヶ月が経過したときの状態です。

全般的に黒ツヤ状態は保たれています。…まぁ、この時点ではまだ経過1ヶ月ですから、この程度で効果が薄れるようでは困りますが。
施工2日目では雨はじき状況（→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/6179584/note.aspx ）を記録化していますが、経過1ヶ月後（＠2020年11月）も現時点（＠2021年01月）でも、撥水状況は ほぼ変わっていません。

こちらは、上記と同じタイミングで観察したリヤフェンダーの左側の状態です。

実は個人的には「信越シリコーンの塗布後には、チリやホコリを吸着してしまうのではないか？」という疑問を持っていました。今のところ、施工無しの状態と比較して「極端に汚れが付着する」という状態は無い…と思っています。

ただ、画像にもある通り、チェーンカバー上面（ひさし部分）には乾燥した泥汚れの付着痕が見受けられますので、撥水により流れ去れば問題ないが 停滞したまま水分が蒸発してしまうようなシーンだと、汚れ成分は樹脂表面に残存してしまいます。時々、濡らしたクロスなどで汚れを軽く拭き取るメンテを入れた方が良いでしょう。その際には、（クロスが濡れているので）水はじき具合も同時に把握できることでしょう。

こちらは、燃焼室内のカーボン落とし効果を狙って投入しているワコーズのフューエルワンです（＠2021年01月）。3本をまとめ買いしており、まだ約1本半分が残っていますので、当面は継続投入します。その後は、スネークカメラで燃焼室内の様子を画像記録し、状態変化がありそうかどうか？を確認する予定。

なお、あくまで可能性としてですが、失火により点火プラグを交換（前回の整備手帳 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/6180454/note.aspx ）した際に、「電極へのカーボン付着が多め」と記述しています。
もしかすると、その現象はフューエルワン（カーボン落とし）と関係しているのか？ とも一瞬考えたのですが、因果関係は未確認です。本音を言うと、そもそも高温固化したカーボンデポジットが極短期間で易々（やすやす）と溶解遊離するとは考えにくいです（← 決めつけは厳禁ですけどね）。このへんは、「事実の深掘り」が必要なところですので、経緯観察を続けることになります。

奇しくも、今回の記事によって「過去に実施したメンテ」が「現実の時間軸」に追いついたタイミングで、「整備手帳」の累計アップ数がちょうど100件となりました。区切りが良いですね。以後は、何かメンテが発生したら、その時点で記事を都度更新します。

以上、新車購入から35年目の日常点検と振り返りでした。今後もよろしくお願いいたします。