今さらお盆の話になりますが、銚子電鉄が制作した映画『電車を止めるな!~のろいの6.4km~』を見に行ってきました。
上映する映画館は、上越市高田にある高田世界館。
映画館についての説明はオフィシャルサイトに任せるとして、以前から一度は訪れてみたい映画館での上映だったので、有無を言わさずネットにてチケットを購入。
高田は充分日帰り可能圏内だけど、折角だから1泊2日の乗り鉄で行こうと乗車計画を立案。
こんな感じで乗り鉄しようと決定。
最近始めた各種スタンプ収集等も併せて行うので、こんな駅で降りて何するの?
と思ってしまう駅にも降ります。
さて当日。
前日から降り続いた雨の影響で下記区間の運転見合わせが発生。
上越線 浦佐-水上
飯山線 十日町-森宮野原
あちゃー!乗車予定がことごとく狂っちゃうよ~!
ということで、どうやら今日は行き当たりばったり的な動きになりそう。
最初に乗る列車は、
7:27発 上越線飯山線直通 普通 十日町行
発車時刻は当初の予定通りだけど、行き先が十日町に変更。
車輌はキハ110系。最近では貴重な存在になりつつある気動車。
長岡から乗り換え無しで十日町まで直行する列車。
終点十日町に到着後JRの駅スタンプを押印。
奥に見える高架線は北越急行ほくほく線。
今度はほくほく線十日町駅に向かい、北越急行のスタンプとCS日テレプラス 鉄道発見伝のスタンプを押印。
鉄道発見伝のスタンプは、2人・3人・4人それぞれのバージョンを押印可能。
なんでそんなに人数が違うバージョンが存在するのかは、【#90 豪雪地帯を走る北越急行(新潟)】を見ると理由が分かります。
次は六日町へ向かうことにする。
8:52発 ほくほく線 快速 六日町行
これも本来は越後湯沢行きだったんだけど、上越線は浦佐-水上が運転見合わせなので、必然的に六日町止まりとなってしまう。
六日町まで列車で向かっても足止めとなってしまうので、乗客はほぼゼロ。
隣の車輌に1人乗っていたのを確認したくらい。
発車後、快速なので次の停車駅は終点六日町。
わずか11分で六日町に到着。
この日の六日町駅は、ほくほく線しか動いていないのでとても閑散としていた。
ここでは、JRと北越急行のスタンプを押印。
もし今が夕方ならば、駅前の酒屋やスーパーで酒と肴を購入して呑み鉄に興じるのが最早デフォなんだけど、朝9時の時点で飲むにはさすがにちょっと早すぎる。
ということで、お茶を飲みながら、ほくほく線を直江津方面へ向かうことにする。
次に乗る列車は、
9:30発 ほくほく線トキ鉄直通 超快速 スノーラビット 新井行
乗ってきた車輌がそのまま超快速となる。
列車に乗って待っていると、定刻通りに発車。
次の停車駅は十日町。
さっき立ち寄ったばかりの駅なんだけど、雪中庵で立ち食いそばを食べるか否かを悩んだけど、
結局終点新井まで乗車し、超快速スノーラビットを完乗♪
次に乗る列車が発車するまであと5分しか無いので、すぐにスタンプを押印し、
10:46発 トキ鉄妙高はねうまライン 普通 直江津行
に乗車。
直江津に到着すると、トキ鉄ご自慢の観光急行が発車を待っていた。
今回はケツがあるので残念ながら乗車は見送ったが、次回は是非乗車したい。
直江津駅のスタンプは既に押印済なので、ひとしきり455系の撮影を行ったら直江津庵へ向かう。
普段はかき揚げそばを食べるんだけど、今回はちょいと奮発して謙信そば。
岩海苔・玉子・する天がトッピングされている。
する天というのは上越辺りの郷土料理の一つで、一夜干したスルメイカの干物を天ぷら。
余分な水分を飛ばしたスルメイカは、旨味が凝縮されて美味~い♪
食べたこと無い人は、是非食べてみて欲しい!
さて、腹を満たしたので乗り鉄を再開。
12:26発 信越本線 普通 長岡行
に乗車し、二つ隣の犀潟まで向かう。
そーいえば本日最初のE129系だ。
犀潟には8分で到着。
雨も降っているし、駅前にはめぼしそうな物は無い。
JRと北越急行のスタンプを押したら待合室で待っても面白くないので、ホーム上で次の列車を待つことに。
それほど待つ事なく、
12:50発 ほくほく線 快速 直江津行
に乗車し再び直江津向かい、
13:33発 トキ鉄妙高はねうまライン 普通 妙高高原行
に乗り換え、上越妙高駅に向かう。
上越妙高駅到着後、JRとトキ鉄のスタンプを押印。
押印ミッション完了後、駅の中をブラブラしてみる。
新幹線の駅のなのに随分こぢんまりしているなぁと言う印象。
でも、必要にして十分じゃないかな。
宿に15時頃チェックインして少し休んだ後、同じホテルで合流したみん友さんと一緒に、
15:44発 トキ鉄妙高はねうまライン 普通 直江津行
に乗車し高田へ向かう。
雨が降っているのでタクシーに乗って高田世界館へ。
建物の中に入ると、なんとも懐かしい佇まいが広がっていた。
やがて時間になり、映画の上映が開始された。
詳しいことは言えないけれど、内容は予想していた以上に心温まるストーリーだった。
一度は見ておいた方が良いと思う。
上映後は、銚子電鉄の竹本社長、トキ鉄の鳥塚社長、映画に出演された女優の池上恵さんのトークショーが催された。
折しも翌日8月15日は、銚子電鉄とトキ鉄の姉妹提携の調印式が執り行われる日。
しかも、今年の8月15日は新潟県に初めての鉄道が敷かれてから135年という正にその日。
鳥塚社長が熱く語り、聴く側も熱心に耳を傾けていた。
大好評でトークショーを終え、銚子電鉄のグッズを少々購入し、高田駅まで今度は徒歩で向かう。
高田の町は雁木があるので、雨が降っていても傘いらずなのは嬉しい。
高田駅に到着し乗る列車を待っていると、社長を初めとする銚子電鉄のご一行様に遭遇し、ほんの少しだけ言葉を交わした。
19:27発 トキ鉄妙高はねうまライン 普通 新井行
に乗車し、晩酌をするために上越妙高駅前へ。
駅前の居酒屋で、みん友さんと一緒に会食。
生ビールで乾杯し、地元新潟らしい逸品を肴に杯を進めていく。
言うまでも無く、お互いに感染対策は怠らず、飲み食いするとき以外はマスク着用を徹底!
制約のある会食であったけれども、酒も肴も全て美味しく頂いた。
中でも、何の気無しに注文したコレが感動するほど美味かった!
塩味の牛すじ煮込み。
同席したみん友さんも全く同意見。
あまりの美味さに顔がにやけてしまうくらい。
宴もたけなわではあったけれど、2時間足らずでお開き。
みん友さんとはまたの再会を約束し分かれた。
ということで、前編はここまでです。