今さらになってしまうけれど先月、激辛カップ焼きそばで有名なペヤングから発売されているアレを食べてみた。
ペヤングやきそば
獄激辛Final
巷ではメチャクチャ辛いという話なので、どれだけ辛いのか比較しやすくするために、獄激辛と獄激辛Finalの両方を用意した。
獄激辛は既に何度も実食済なので、コメントは割愛。
さて、獄激辛Finalを実食しようと、粛々と準備を始める。
まずは商品パッケージと対峙し、
次に化けの皮を剥いでやると言わんばかりに、包装フィルムをひっぺがす。
そして間髪入れず、中に入っている物を引きずり出してみた。
なんだ、単なるかやくじゃねぇか。
これが噂に聞きし、獄激辛Finalのソースか!
ほう~、なかなかいっちょ前な脅し文句がかいてあるじゃねぇか。
しかも、黒地に赤字というNervの様な警戒色!
じゃあ、そろそろ
『ヒー! もう堪忍してー!』
と言わせてやるくらいのガチンコなぶつかり合いを始めるぜ!
ということで、かやくを振りかけた麺に、熱湯を注ぐ。
3分間の熱湯責めの後、一気にお湯を捨て、すっかりふやけて柔らかくなったて大人しくなった麺とかやくに、獄激辛Finalソースをぶちまける!
ええかー?
ええのんかー?
最高かー?
これから始まる官能的な展開に、思わず心の声が出てしまう(笑)
ぶっかけられた様を見ると、ドーパミンが大量に分泌され、満足感というか征服感が沸々と・・・
ぶっかけられたソースを、これでもかと言わんばかりにグチャグチャに混ぜたら、次はいよいよその瞬間が・・・
一口食べてみる。
ん? さすが獄激辛の2倍辛いと言うだけあって辛いな。
次の瞬間、激痛を伴う辛味がやってきた!
うおおおおおおおっ!!!!
なんか一口食っただけで、脳天から首にかけての全毛穴が一気に開放した錯覚に襲われた。
すっげー、辛い!
でも、辛いのは最初の一撃だけと気を取り直し、やきそばを食べ続ける。
獄激辛Finalソースで和えられた麺とかやくは、容赦なくやんばるを責め続けた。
もう辞めたいという意識と、ここで辞めるわけにはいかないという意識が交互に何度も脳裏を駆け巡り、なんとも言えない感覚のせめぎ合いに襲われた。
ギリギリまで我慢し、遂に限界を迎える・・・
ああ、もうダメだ!
イクー!!!!!
と、中和という名目のマヨネーズを、思いっきりぶっかける!
嗚呼・・・大して食ってねぇじゃねえか・・・
なんかね、妄想が暴走して、大量に分泌されたドーパミンに過剰反応して暴発しちゃったって感じ。
えー?
もう?
もしかして初めてだったのぉ?
目の前のやきそばから、こんな嘲笑ともとれる台詞が聞こえてくるような気がした。
マヨネーズをぶっかけられたやきそばを見て、正直ショックだった。
だけど、次第にその感情は薄れ始め、ただ空しさを感じるだけに・・・
当初はマヨネーズなんかに頼らず、完全征服を掴む腹づもりだったけれどね・・・
と、賢者タイムにも似た時間をやり過ごすと、やきそばを完食するまで戦い続けることにした。
マヨネーズを追加でぶっかけ、更にブルドッグソース(ウスター)をぶっかけた。
ようやく普通の辛さ程度まで和らいだんだけけど、同時に大量の冷水も飲む。
通常なら決してやらない技を全て動員し、なんとか完食。
脳天と後頭部から大量の汗が噴き出したのが、戦いの激しさを物語っていた。
いや、ここまで手を加えると、もはやこれは戦いではなく、敗戦処理なのではないか?
いやぁ~、獄激辛の2倍の辛さって言うから、大したことないってタカをくくっていた、浅はかで愚かな自分に反省orz。
幸いなのか不幸なのかどうか最早分からないけれど、あと1個獄激辛Finalがストックされているので、まだリベンジのチャンスは残されている。
次は、完全勝利を目指してがんばる!
え?肝心の味の方はどうなんだって?
そりゃぁ、あーた、分かるわけ無いじゃん!
結論:美味いと感じるのは獄激辛or獄激辛カレーまでかな※当社比(笑)
Posted at 2022/04/17 07:54:59 | |
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