昨晩(10月12日)の事なんだけど、明日は久しぶりに息抜きでチャリでも乗ろうかと、Google Mapを見ながら走るルートをあれこれ考えていると、TVから明日明後日(10月13,14日)は鉄道の日で、各地でイベントが開催されるとのアナウンスが聞こえてきた。
嗚呼、なんということだ!
鉄道をこよなく愛する者として、とっても大事な鉄道の日を忘れてしまうなんて!
言い訳する訳じゃないけどここ最近、公私共々忙しい忙しいとバタバタしていて、ホント『忙』字の如く、心を亡くす日々を送っていた様な気がする。
ってことで、チャリはまた今度にして、明日はどこか鉄道イベントをやっているところに行こう!
ということで、明日は【なおえつ鉄道まつり2018】に行く事に決定♪
さて、当日になりました。
夜明け前に自宅を出発し、直江津駅前の立ち食いそば屋が開店する時間に合わせて到着。
早速入店し、かき揚げそばをオーダー
特別に美味いっ!と言う訳じゃ無いけど、安心できる美味しさ。
直江津駅近くのコインパーキングにクルマを停め少し仮眠した後、いざ、なおえつ鉄道まつり2018に出陣!
なおえつ鉄道まつり2018は、直江津駅・駅前広場・駅前商店街そして直江津運転センターと、会場が広範囲にわたっていて色々催し物があり、どこも人でごった返していた。
もちろんやんばるは、こよなく鉄道を愛する者として絶対に外せない、直江津運転センターに直行。
15分ほど前に現着し、開場時間の10時にセンターに入場。
まずはお目当ての、運転センター見学ツアーに参加すべく、受付を済ませる。
やんばる受付後数人で定員いっぱいとなり、危うく参加できなくなるところだった(汗)
見学ツアー最初は、運転センター分庁舎内にある仮眠室へ。
ご存じの通り、日本の鉄道は定刻運行が当たり前なので、寝坊は絶対に許されない。
ということで、確実に起こす為の装置が各ベッドに仕込まれていて、それを実際に体験してみた。
実際に体験してみると、確かにコレじゃおちおち寝ていられない(笑)
鉄道マンは、寝起きが良い人じゃないと務まらなさそうだ。
さて次は、実際の運転予定表を元に、乗務員さんと助役さんのやり取りを見学。
乗務員が運転予定内容を口述、その内容に対して助役さんは注意事項を伝えるという下り。
その後アルコール検査があって、検知器に向かって息を吹き付ける。
お客さんを乗せて列車を走らせる訳だから、安全管理は徹底していないとね♪
次は交検線見学。車輌を整備する建屋に入る。
建屋内は整理整頓がきちんと(もちろんの事だけど)成されており、JRから経営分離される際に、新しく建てたの事。どおりでまだキレイな訳だ。まだ3年しか経っていない。
次は洗浄機見学。車輌を洗車する設備である。
分かりやすく言うと、ガソリンスタンドにあるクルマの洗車機をデカくした様なモノ。
装置の中にあるベージュ色した物がブラシで、コレが回転し薬剤と水が吹き付けられ、車輌側面をキレイにする。
車輌はゆっくりと徐行しながら、何回か往復して洗浄するとの事。
次は洗浄線見学。ココでは、洗浄機で洗えない車輌正面を人力で洗うとの事。
ガラスが多用されている【雪月花】は大変なんだろうなぁ~。
あ、雪月花というのは
コレです。
最後に転車台と扇形検修庫の見学。
転車台は現在強度不足の為、使用を中止しているとの事。
動く様子を見てみたかっただけにちょっと残念。
扇形検修庫(扇形車庫)は以前より小さくなってしまったとのことで、往年の様子をうかがい知る事はもう出来ない。
見学会はコレでおしまい。
分かりやすい説明をして頂いたトキ鉄の社員さんに、参加者みんなで拍手!
ありがとうございました!
次の目的はトキ鉄グッズの購入。
毎年購入しているカレンダーなんだけど、今回はこのイベントに合わせて先行販売。
昨年までは普通のカレンダーで予定が書き込めるB3版だったんだけど、今年のは見開きA3を半分に折ったモノに変更。
んー、やんばる的には今までのモノが良かったんだよなぁ。予定を書き込めるスペースがあるので。
なので、新たに登場した卓上カレンダーも同時購入。こちらに予定を書き込めそうだ。
他にも色々と見学し、最後に【第2回トキ鉄販売プロジェクト】が開催されている扇形車庫に向かう。
ここでは鉄道マニア向けの、所謂鉄道廃品即売会が行われている。
鉄な方以外はガラクタにしか思えないようなお宝アイテムが、お手頃価格からプレミア価格(入札制)までズラリと・・・と、思ったけど、やんばるが来た頃にはもう売れ残り商品感たっぷりのアイテムしか残っていなかった。
少ないお小遣いをなんとか遣り繰りしているので、高額商品は買えっこない(爆)
で、お手頃価格のモノばかりをいくつかチョイス。
文鎮化された架線と吊り金具 500円
※猫は鉄道廃品ではありません(笑)
文鎮化されたレール 500円
日本海ひすいラインの梶屋敷駅に掲示されていた時刻表 1,000円
実際に使われていたダイヤグラム 2,000円
2枚で1セットなんだけど、2枚目には高級リゾート列車【四季島】のダイヤも掲載。
長野方面から妙高はねうまラインを通って長岡方面に至るダイヤ。
通常ダイヤグラムは機密情報なんだけど、ダイヤが改正されたので、これは機密情報適用外と聞いて即購入。
以上ゲットしたお宝でした。
ルンルン気分で直江津運転センターを後にすると、今度は直江津駅へ向かう。
駅の自由通路には、地元会社や商店のブースが出店されていて、もちろんトキ鉄ブースも。
てか、もうトキ鉄グッズは十分買ったんで、今度はほくほく線グッズを購入。
毎年買っている来年のカレンダーをココでゲット。
いつもは十日町駅で買っているので、まさか直江津駅で手に入るとは♪
さて、そろそろクルマに戻って一休みと思ったら、改札口付近でトキ鉄の記念切符が販売されていた。
ファン泣かせだなぁこりゃぁもぅ!と思いつつ記念切符をゲット。
十分満喫したのでもう何も思い残す事はない!というより当初予定していた予算を完全に使い切ってしまったので、そろそろクルマに戻ろう(笑)
一休みした後、今度はくびき野レールパークへ向かおうと、直江津駅近くの格安コインパーキング(1時間100円 上限日中300円)から出発しようとした際、駐車場出口が深いV字に凹んでいるので、そーっと出ようと思ったら、不安的中案の定ケンスタリップが思いっきりヒット!
ズザザザッー!とすげーデカい音がして、明らかにアスファルトの上を擦っている!
向こうを歩いている人が、何事が起きたのかとこっちを振り向く!
うわぁ~!せっかく良い気分だったのにぃ!
行くのも地獄戻るのも地獄とは正にこのことで、仕方がないので慎重に最低限のダメージで済ませられるように額に脂汗、背中に冷や汗をかきながら、恥ずかしさで逃げるように脱出!
しばらく走った後、近くにあったスーパー駐車場に急遽ピットインし、ケンスタリップの状態確認。
幸いにも、正面から見た限りでは全くのノーダメージ。
リップ底面を擦っただけだった。ちょっとホッとした。
来月下旬には冬期仕様でリップを外すので、気休めに保護シートでも貼ろうかな・・・
さて、胸をなで下ろしたところで、改めてくびき野レールパークに向かう。
20分くらいで着いたかな。
元々ここには旧頸城鉄道の百間町駅があった所。
ここは当時走っていた車輌を復元し、実際に人を乗せて動態保存している。
いつかは行ってみようと思っていたんだけど、年に限られた日にしか公開していないので、せっかく直江津まで行ったんだし鉄道の日のイベントだし、今日が正にチャンス!
ナローゲージを走るマッチ箱のような車輌。
たくさんお客さんが乗っていました。
隅っこにコッペル号(蒸気機関車2号機)が。
いくつもの鉄道会社を経て、ここに戻ってきたようです。
やんばるは車輌の下回りや連結器がお気に入り♪
キレイにレストアされているよね♪
さて、次の発車は気動車ではなく客車。
今度はやんばる乗車体験してみます。
この青いシート、懐かしいよねぇ。
網棚の網は無くなっていました。
体験乗車を終えて下車したら、餅が振る舞われていました。
新潟は米が美味いから、餅も当然美味い。
つーか、なんじゃこのあんこのボリューム!!
餅にあんこをまぶしている係の人に
『あんこの量、ハンパねぇッスね♪』
と、言うと
『田舎の餅はこんななんですよ♪』
と嬉しい返事。
あんこをこぼさないように気をつけて食べなきゃいけなかったけど、あんこは甘すぎず丁度良い。
美味いあんころ餅だった。ごちそうさまでした♪
帰り道、予定は高速で一気に帰宅しようと思ったけど、鉄道お宝グッズ購入で予定以上に予算を使い切ってしまったので、仕方なく下道で帰宅。
久しぶりに、夜明け前から夕方までそれこそ丸一日遊び呆けてしまった。
でも大いに鉄分を補給したので、しばらくはニヤニヤしながらお宝鑑賞しながら過ごせそうです♪