2月1日(土)晴れ♪
先週の1月26日(日)に自転車のオーバーホール第1段を終えたんだけど、早速ちょっとだけ遠乗りをしてみることに。
前後タイヤに空気を師匠から教わったとおりに充填し、ヘルメット・グローブ・サングラスの装備を整え、いざ出発!
オーバーホール直後の試走は、家の周りをほんのちょっとクルクル回っただけだったので、実感としては薄かったんだけど、実際に普通に走ってみると、すごく軽く走っているのを感じた。
そのお陰だと思うんだけど、巡航速度が確実に上がっている。
サイクルコンピュータを外してあるのでリアルタイム速度は分からないけど、体感的に5km/h程アップしているような気がする。
長年重いタイヤとホイールに慣れていたので、この軽さはやんばる的にとても驚愕!
タイヤが細くなったので、路面の凹凸がよーく分かるようになった。
35Cの太いタイヤでは気にしなかったけど、28Cになると路面状況は気にしすぎるほど気にしないと。
そうしないと、パンクという嫌なトラブルに見舞われてしまう。
でも、そればっかり気にしていては、楽しく乗ることなんか出来ないのも事実。
空気圧をしっかり管理していれば、パンクなんて起きないよと師匠の言葉を思い出す。
コーナリングは、そんなに速度を出さないからあんまり気にしないけど、タイヤが細くなった分設置面積が減っているので、ちょっとは気を遣わないとかな。
でも、グリップが心許ないということは全く無かった。
気分の良いまま、途中で休憩。
雪の無くなった田んぼの脇にて。
今年は雪が少ないから、水不足にならなきゃ良いけどなぁ~と、ぼんやり考えていた。
さて、自分のお気に入りのコースの途中に友人宅があるので、ちょっと立ち寄ってみようと思いつく。
友人宅に至るまでの道はあまり整っていなく、路肩の路面は細かい深い亀裂が延々と続いているので、スピードをスローダウンし後に警戒しつつ若干車道寄りを走ることにした。
しばらく走ると洗濯板のような荒い凹凸路面に遭遇し、リアタイヤがちょっと暴れる感触が・・・。
次の瞬間
パーーーーーーーーーン!
すかさず急ブレーキ!
降りてリアを確認すると、ものの見事にリアタイヤがパンク・・・。
あちゃー、やっちまったよ・・・orz
それにしても、新品のタイヤ&チューブなのになんで・・・orz
しばらく頭の中が真っ白になったが、次の瞬間冷や汗が背筋を・・・orz
交換用チューブ持ってこなかった!
パンク修理キットも無い!
ヤバいよヤバいよ、スゲーヤバイよ。
パニクるのはここまでにして、ここからは冷静に対処方法を考える。
自走は不可能なので、
1.自転車を押して歩いて帰宅する
2.自転車屋さんを探してパンク修理をしてもらう
3.クルマに載せて帰宅する
以上3つの選択肢がある。
1の自転車を押して歩いて・・・は、ちょっと距離がありすぎるけど、場合によっては選択。
2の自転車屋さんを探して・・・は、田舎過ぎて自転車屋さんなんか無いので選択肢から除外。
3のクルマに載せて帰宅するが、希望的観測込みで一番実現可能な方法かな。
3の場合、自分の家族に救援を依頼するのが普通なんだろうけど、悪いことは重なるようで、本日は車の免許を持っている者が誰も居ないのである。
うーん困った・・・orz
でも、唯一方法がある。
立ち寄る予定の友人に救援を求めること。
もし不在や都合が悪い場合、この方法はアウトなので一か八かの賭け。
友人宅に立ち寄る計画は、ノーアポなので在宅じゃなければ立ち寄らない計画だったんだけど、連絡してみることにした。
ダメ元で連絡してみると・・・電話でない・・・。
嗚呼、万事休す・・・orz
ホント今日はツイていないなぁ~。
仕方ない、気持ちを切り替えて頑張って自宅まで押して帰るか!
休憩しながら2,3時間も歩けば到着するだろう。
と歩き出してから数分後、友人から電話がかかってきた。
電話に出て事情を説明すると、すぐに迎えに来てくれるとのこと!
地獄に仏
とは正にこの事!
電話を切ってから15分位で救援車が到着!
前輪を外し、車内に傷が付かないように要所要所に毛布やクッションをあてがって、なんとか車載完了!
15~20分程で自宅到着。
家に招き入れ茶を飲みながら色々と話し込む。
いやぁ~、助かったよ!
当初電話に出なかったのは、まだ寝ていたそうだ。
これから出かける予定も無いということで、快く救援要請を引き受けてくれたとのこと。
お互い馬鹿話や冗談を言い合えるような気心の知れた仲だから、こういうのはお互い様だよと。
いやぁ~、友人がホントマジで神に見えてきた!
友人の帰宅後、パンクしたリアタイヤを観察してみる。
随分とキレイに裂けたもんだねー。
ひょっとしたらこれがパンクの原因のひとつである
リム打ち
ってやつかな?違うかな?
もしかしたら、空気圧が低すぎた?
出発前に十分空気を充填したんだけどなー。
英式バルブだから、どれくらいの圧で空気が入っているのか分からない。
やっぱり仏式バルブにしないとダメだな。
ということで、すぐさま新しいチューブを通販で注文したのは言うまでも無い。
師匠にパンクのことを伝えると、怪我や取り返しの付かない事故が起きなくて良かったとのこと。
自分が用意したパーツで何か起きたら、家族に合わせる顔がないとも言っていた。
自転車でパンクと聞くと、それほどたいしたトラブルでは無いというイメージがあるかもしれないけれど、場合によってはそんな気軽に考えるのは問題。
そこそこスピードが出るクロスバイクは歩道ではなく車道の端っこを走ることが多い。
もしパンクして歩道側ではなく、車道側に転倒していたと思うと、これ以上の説明が不要なくらいの最悪な状況となるのは間違いなし。
今回はたまたまスピードをかなり落としていた&クルマが走っていなかった、という好条件がそろっていたので何事も無かったけどね。
自転車の整備不足&整備不良は絶対にダメということを肝に銘じなくては!
ひとつしかない大切な命を預ける自転車だもんね。
今日はひとつ大きな事を気づかせてくれた非常に意義のある日だった。