日本一の高石垣と現存12天守の中で日本一小さい
天主閣を持つ丸亀城を訪ねた。
<丸亀城に関するお話>
丸亀城、入場時に貰ったパンフレットに乗せられてた
逸話を転記しました。
■石垣にかかわる悲しい伝説
羽坂登三郎は、常に仕事をするときは裸になって一生懸命働くことから
「裸重三」と呼ばれ丸亀城の石垣を完成させた功労者です。
殿様は「さすがは重三の築いた石垣だけあって完璧だ。これでは空飛
ぶ鳥以外にこの城壁を乗り越えるものほあるまい。」とご満悦でした。
ところが、重三郎は「私に尺余りの鉄棒を下されば、容易に登ることが
できます。」と言って、鉄棒を使いすいすいと城壁を登ってしまいました。
殿様は、重三郎を生かしておけば来敵に通じた場合い恐ろしいことに
なると考え、城内の井戸の底を重三郎に探らせて、その際に石を投じて
殺してしまいました。その伝説の井戸が二の丸井戸です。
■丸亀城人柱伝説
シトシトと雨の降る夕暮れ一人の豆腐売りが作事場付近で豆腐を売り
つつ通行していました。これを待ち構えた入夫たちは、豆腐売りを捕ら
え、用意した穴に投げ込み、お城の人柱として、生き埋めにしてしまった
のです。
以来雨の降る夜は城の犠牲となった豆腐売りの怨霊がトーフトーフと
泣き続けるのだと言われています。
『丸亀城ものがたり』永田照雄より
Posted at 2013/06/06 08:14:52 | |
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城巡り | 日記